戦略





『Competitive Strategy: Techniques for Analyzing Industries and Competitors (1998)』

Michael E. Porter, 1st edition, Free Press.

Book used at Harvard.

マイケル・ポーターのような素晴らしい研究と指導を行っている教授は、片手で数えられるほどしかいない。1980年初版の『Competitor Strategy』 は、この分野のバイブル的な一冊である。経営コンサルティング会社で働くことをお考えであれば、本書の第一章で紹介される、業界内の競合企業、買い手の交渉力、売り手の交渉力、新規参入への障壁、代替品の脅威、から成る「5つの要因(Five Forces)」のフレームワークをマスターする必要がある。面接の際、必ず助けとなるはずだ。本書はそれぞれ、一般的な分析テクニック、一般的な産業環境、そして戦略的判断、を扱う3部で構成される。競合分析におけるポートフォリオ・テクニックや、産業分析の手法を説明する付録部分も見逃せない。
『Strategic Management (2005)』

Garth Saloner, Andrea Shepard, and Joel Podolny, Revised edition, Wiley & Sons.

Book used at MIT.

ガース・サローナー、アンドレア・シェパード、ジョエル・ポドルニーは皆スタンフォード大学経営大学院にて戦略的マネジメントを教えている。企業のゼネラル・マネジャーの視点から書かれた本テキストは、戦略をミッション、目的、価値観、そしてヴィジョンと関連づけて説明する。ハイテク分野からの用例が多いが、本書が扱う戦略上の概念は従来型の製造業にも応用できる。内容は明確な戦略表明、持続可能な競争上の優位性、内部組織構成と戦略との相性、価値創造と価値連鎖などに言及する。
『Economics of Strategy (2006)』

David Besanko, David Dranove, Mark Shanley, and Scott Schafer, 4th edition, Wiley & Sons.

Book is used at Kellogg.

経済戦略を、現実の経済のフレームワークの中に位置づける点で高く評価できる。本テキストは、マイケル・ポーターの概念、「5つの要因(Five Forces)」の応用法をはじめ、産業分析について非常によく網羅している。ポーターの『Competitive Strategy』と合わせて使うのに最適のテキストである。
MBA Books - The Strategy Concept and Process 『The Strategy Concept and Process: A Pragmatic Approach (2002)』

Arnoldo C. Hax and Nicolas S. Majluf, 2nd edition, Prentice Hall

Book used at MIT.

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本書はプロクター・アンド・ギャンブルのケースを用いながら、戦略策定について明解かつ総合的に説明し、その他の様々なケースを用いながらとりあげた概念を裏付けている。戦略プロセスを企業、事業、機能の三つの視点から説明する。
MBA Books - Judo Strategy 『Judo Strategy: Turning Your Competitors’ Strength to Your Advantage (2003)』

David B. Joffie, Mary Kwak, 1st edition, Harvard Business School Press.

Book used at Harvard.

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デイビッド・ヨフィーはハーバード大学にてマックス/ドリス・スターの名を冠した国際経営学の教授職についている。本書は競争優位を獲得する様々な方法について、柔道のたとえを使って説明する。理論を裏付ける用例として現実のビジネスケースを用いるが、そのほとんどはハイテク分野のものである。動き、バランス、レバレッジ(てこの作用)、柔道好きにとっては耳慣れたものだろう。著者達はアマゾン、デル、シスコ、インテル、マイクロソフトをはじめとする様々な例を通して、これらの原則がいかにして競争戦略にも適用されるか解説してくれる。
『Strategy and the Business Landscape (2005)』

Pankaj E Ghemawat, 2nd edition, Prentice Hall.

Book used at Wharton.

コンパクトで、高度に理論的なテキストだ。ハーバード大学の競争戦略のコースで教えられる主要な概念をカバーしている。戦略分野で紹介した他のテキスト何冊かの内容をふまえた上で取組むことをお進めする。
『Thinking Strategically: The Competitive Edge in Business, Politics, and Everyday Life (2004)』

Avinash K. Dixit and Barry J. Nalebuff, Paperback edition, W. W. Norton & Company.

Book used at Tuck.

私が読んだ中で、ゲーム理論を説明したもっとも親切なテキストの一つ。戦略に関る人間、つまり私達全員にとって必携書である。

弊社社長デバリエが第2部、3部を執筆『トップMBAの必読文献』(東洋経済新報社)より