いくつかの学校では、そもそもTWE/AWAスコアが高くない志願者ははなから高く評価しないでしょう。しかし、GMATの権利を所有する Graduate Management Admission Council (GMAC)は、AWA(Analytical Writing Assessment)のスコアの理解と使用に関するガイドラインを公にしており、30分間で書かれた最初のドラフトのライティングサンプルを評価して出されたAWAスコアは、十分に準備されてから出願校へ提出されるであろう出願エッセイとの比較対象にはならないとアドバイスしています。入学審査官はこのことを十分理解していますし、その中には自分自身でAWAを受験し、無制限に時間をかけて書くことに比べて、決められた時間内で書くというプレッシャーの下でのライティングの困難さを身をもって経験し、理解している人もいます。

逆に考えてもみてください。仮にあなたのTWEスコアが3.5、AWAスコアが3.0だとしましょう。とてもトップスクールが期待する点とは言い難い水準です。そんなあなたが出願エッセイも、その振るわなかったテスト・ライティングの水準にあわせて「B級品」に仕上げたものを提出したとしたら、どうでしょうか。合格の可能性はまず皆無になったということは火を見るよりも明らかです。

テスト・ライティングは30分(GREは45分もあり)という制限時間の中で、いきなりその場で与えられた課題について、今ある知識と考えでまとめるFirst Draft Writingの力を量るテストです。他方、アプリケーション・エッセイは、課題が公表されてから調査も推敲も必要なだけ十二分にできる時間が数週間、数ヶ月間単位で与えられた上で提出するものです。言い換えれば、アプリケーション・エッセイは、もともと最高レベルのものの提出のみが期待されているということです。くれぐれも低・中レベルのテスト・ライティングと同じ水準のエッセイで出願されることのないようにされるべきです。