出願先の”リスク・マネージメント”
以下の各校で、MBAコースがあるという以外に共通する点とは、いったい何だと思われますか。

Texas (Austin)
Maryland
UC (Irvine)
Illinois (Urbana-Champaign)
Purdue
Carnegie Mellon
Minnesota
Pennsylvania (Wharton)
USC
Virginia
場所でもなし、学校(=生徒の数)でもなし………やはり、おわかりになりませんか?

その答えは、雑誌「コンピュータ・ワールド」に掲載された”Techno-MBA”プログラムの上位25校にランクインしていることです。このランキングは、企業の採用担当者1000人に調査を行い、「技術に明るい企業指導者をいちばん上手に育て上げるスクールはどこか」を見つけ出そうとしたものです。

“Techno-MBA”プログラムでは、典型的なビジネス分野のコース(会計、財務、マーケティング、アントレプレナーシップなど)と共に、情報テクノロジー(IT)やエンジニアリングに特化したトレーニングも提供されます。技術系スペシャリストの経歴を持つ学生には、ビジネスに必要なコミュニケーション・スキルや戦略を教授し、それで考え方・振る舞いがより「ユーザーフレンドリー」になれるように、または反対に、舌の滑らかな話し上手な学生には、情報テクノロジーの専門的なスキルを授けてくれたりもします。どちらの場合にも、”Techno-MBA”専攻の学生は”ニューエコノミー”に属する企業の採用担当者たちから、いま熱い眼差しを注がれている。そのことは確かです。

いまや情報スーパーハイウェイは地球全体を覆いつつあります。テクノロジー系マネージメントに興味がある方なら、おそらくご自分の会社を立ち上げることも考えられているでしょう。それならば、出願予定校のリストのなかに、こうした”Techno-MBA”プログラムも含めてみることをお薦めします。ほんとうに頭の良い人というのは、いわゆる「名門校」だけを選択肢にして、ご自分の可能性を限定したりはしないものです。いくつか違った系統の優れたスクールのなかから、ご自分のニーズに合ったところを選んで、出願先の「リスク管理」をするように心がけてください。

W.J.デバリエ
(株)インターフェイス 社長