Chicago MBA 合格体験記

留学先:シカゴ (Chicago Booth MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.057






この文章はあくまでも、インターフェイスでカウンセリングコースを受講した感想を書いたつもりです。インターフェイスのためのPRではありません(笑)。特に、エッセイ作成やインタービューに関して、お役に立つと思うポイントについて述べたいと思います。

私はMBAの2000・2001年入学の私費出願者でした。一昨年は、自分なりにエッセイを書いて自己満足できるようなレベルのものを出しました。しかし、出願した大学はどこも不合格でした。そして、今回2度目の出願を、予備校を利用して試みました。

何人かの友人からインターフェイスの好評を聞いて、インターフェイスでエッセイカウンセリングコースを受講してみました。「プロのアドバイスに従い、かつ自信を持ってベストを尽くせば、最後に笑っているのは君であるはず」とカウンセラーに言われたときに、はっきり言って半信半疑でした(カウンセラーにインターフェーサーの成功例の話をされてもインターフェイスのPRにしか聞こえませんでした)。なぜなら、一回目の出願から実務経験が半年しか増えず、しかも TOEFLとGMATのスコアが以前と変わらなかったからです。でも、ここまできたからにはもう信じてやるしかないと思いました。

最初に、一昨年自分で作成したresumeを持って来て、どうのこうのとカウンセラーに言われたとき(ちょっとだけ)頭に来たが(笑)、色々と直してもらったら、resumeの印象が自分でもビックリするくらい良くなりました。トップの大学への出願者数が何千人ということですから、せっかく苦労して書いたエッセイを読んでもらうには、resume(=自分の成功「マップ」)の与える印象は良くなくてはなりません。良いresumeの作成はカウンセラーの力なしではなかなかできないと思います。

そこから、エッセイを作成することに取りかかりました。エッセイは「文法」より「内容」です。ポイントとしては文法のことは心配しないで、「心」を込めて言いたいことをとりあえず書いてみることです。そうするとエッセイのフィーリングが自然に出て来ます。そして、書きたいこと(特にアプリカント個人のバックグラウンド以外のテーマ)についてよく調査することです。私が今まで書いたレポートの中で、MBA出願エッセイほどよく調べたものがないぐらい、苦労をして仕上げました(ソースはBusinessWeek, Financial Times, The Economist などの経済誌や各ビジネススクールのwebsite等)。もう一つのポイントは、各エッセイの設問に答えるポイントやアイディアをカウンセラーに聞き、自分の疑問や主張をカウンセラーに積極的にぶつけることです(私はカウンセラーと喧嘩をしながらエッセイを書きました(笑))。
カウンセラーは、エッセイの構成を直してくれます。友人が自分に向かってその人の経験について語った手紙のような、「informalで堅くない」印象を読者に与えながら説得力のある文章に直してくれたのが何よりも印象的でした。これはプロにしかできない「技」と感じました(自分もそういうレベルを目指していますが)。エッセイは「契約」ではないので、こういったポイントは非常に大事だと思います。

そのほかに、インタービュー・トレーニングも必ず受けてください。私は、ある大学の模擬インタービューを担当カウンセラーから受けましたが、本番で出たほとんどの質問がトレーニング時に受けた質問だったことにもビックリしました。その大学にも合格してinternational scholarshipも獲得しました。

私の場合は、全ての出願が終わっていない内に(2001年1月半ばごろ)第一希望の大学(Chicago)から入学のオファーが来ました(お陰様で、その後他の大学からも合格の通知をもらいました)。今回の成功は、私の担当カウンセラーであるDevalierさんに感謝しています。

最後に、出願のタイミングも大事ですが「早いもの勝ち」ですから、よく計画を立てて早期出願を心掛けた方がいいと思います。出願頑張って下さい。





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Chicago BoothMBA(シカゴ ブースMBA) Class of 2003