留学先:シカゴ (Chicago Booth MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.489

プロフィール
27歳(出願時)、私費
国立大学経済学部卒
勤務先: 証券会社
TOEFL: 108 (R30/L28/S22/W28)
GMAT: 730 (V37/Q51)
進学先: Chicago Booth

受験スケジュール
2014年7月 将来的なMBA受験を目指しTOEFL受験開始(序盤は対策が不十分なままダラダラ受けてしまい、結局8回も受験)
2015年2月 予備校でTOEFL (Writingのみ), GMATの講座を開始
2015年5月 インターフェースにてEarly-Birdコースを開始。レジュメ、エッセイに取り掛かる
2015年7月 東海岸5校にビジット
2015年9月 仕事が多忙でGMAT受験にすら辿り着けず、1st Round出願を断念
2015年10月 GMAT 1回目: 650
2015年11月 GMAT 2回目: 650
2015年12月 GMAT 3回目: 680 / GMAT 4回目: 730 – GMAT受験終了。2nd Roundに8校出願
2016年1月 TOEFL 8回目: 108 – TOEFL受験終了。出願校にリスコア依頼
2016年2-3月 5校でインタビュー実施
2016年4-5月 2校から合格をもらうも結果に満足できず、悩んだ末に再受験を決断
2016年7月 インターフェースにて再びエッセイ作成開始
2016年8月 シカゴおよび西海岸にビジット
2016年9月 1st Roundで7校出願(うち4校が再出願)
2016年10-11月 6校でインタビュー実施
2016年12月 Chicago Boothを含む2校合格、2校ウェイトリスト。受験終了

TOEFL
英語のバックグラウンドが貧弱で、また当初は対策が非効率的だったこともありスコアメイクに時間が掛かってしまいました。GMATでも同じことが言えますが、エッセイ執筆に十分な時間を使うためにもなるべく早い段階でテストスコアを揃えることが望ましいです。英語能力を高めると言うよりはTOEFL/GMATという特殊なテストで高得点を取る勉強だと割り切ったうえでそれに特化した勉強を早くから進めておけばよかったのですが、私の場合はこれに手間取ってTOEFL, GMAT, エッセイに同時進行で取り組む羽目になりました。正直、長いMBA受験生活でこの時期が断トツに辛かったです。

TOEFLは基本独学でしたが、Writingのみ予備校の通信コースを受講してテンプレートを叩き込みました。教材はオフィシャルガイド、TOEFLテスト英単語3800(Rank 3までは完璧に。Rank 4はそこそこで)を使いましたが、後者についてはGMAT対策にも有効でした。

TOEFLの教材ではありませんが、自然科学系トピック対策としてScientific Americanの “60-Second Science”を聞いたり、面接での時事ネタ対策としてWall Street Journal, Economistを読んだりしていました。この辺りの押さえておくべき英語の情報ソースはデバリエさんのアドバイスを受けて色々と取り揃え、当初からフル活用していました。

また、小ネタですが、移動中などでは携帯アプリの「究極の英単語 Vol.4」をずっと見ていました。スキマ時間に使える単語アプリは色々探しましたが、フラッシュカード的に使えて、単語の難易度が相応に高く(というかかなりマニアック)、発音と意味を確認できるという点で個人的にかなり使えたアプリでした。

GMAT
Verbal, AW, IRは予備校で講座を受けてから問題演習を繰り返しました。Quantitativeは特に対策をしていません。

GMAT対策のほぼ100%の時間を費やしたのがVerbalです。最初は予備校や参考書で「GMATが嫌うワードや構文」を叩き込んでSCでの回答の取捨選択を高速化していき、CR, RCでは「解法」に頼るというよりは集中して速読する訓練を繰り返しました。時間制限が本当に厳しいテストですので、問題演習では設問にダラダラと取り組まずに、SCは1問1分30秒、CRは1問2分、RCは1大問8分と時間を測って1問解いては解説を確認、というルーティンを繰り返すのが有効でした。

問題演習は予備校の問題集2冊とオフィシャルガイド1冊、GMAP Prepを解きました。あまり多くの問題集に手を出しても要点を忘れてしまうので、良質の問題を繰り返し解いた方が良いように思います。GMAT Prepは使い勝手が非常に良いですがスコアが出過ぎる印象があるので、本番で700以上を目指す場合はPrepで720以上を連発できるくらいに仕上げておいた方がよいと思います。私の場合は無料の2つのExamに加えて有料のExam Pack 1/2も購入して、問題を覚えてしまわないように間を空けながら解きました。

エッセイ
MBA卒の会社の先輩からの薦めや各種合格体験記を見聞きして、当初からインターフェースでデバリエさんの指導を受けたいと考えていました。ビジネス経験豊富かつ多数のトップスクール合格者を輩出しているデバリエさんから、私の職務経験に基づくアピールポイントを効果的に引き出していただき、Why MBAやWhy this school, post-MBA goalといった質問に対する自分のストーリーを徹底的に作りこみました。ビジネス上の経験のみならず、学生時代の課外活動での経験等がどのように自らの価値観や人格に影響を与え、また、そこからどのようにMBAのコミュニティに貢献するのかという議論にまで昇華できたのは、一重にデバリエさんとの丁寧な議論があったからこそです。

毎週末のカウンセリングに向けてドラフトを準備しては推敲するという流れは、平日遅くまで仕事のある身には(TOEFL/GMAT受験と平行していたこともあり)当然タフでしたが、MBA受験を乗り切る有効なペースメーカーともなりました。仕事で疲れていて、ついつい他校のエッセイからのコピペ同然のドラフトを用意しては、「こんな手抜きドラフトはアドミッションに一瞬で見抜かれてゴミ箱行きだ。来週までにやり直し」とデバリエさんから厳しく指導されたのも今では良い思い出です。

インタビュー
インターフェースのグループ・インタビュー・トレーニングを受講し、その後何度か個人トレーニングをお願いしました。インタビューにおける効果的な回答や所作、こちらからの質問のリストアップなど、デバリエさんの豊富な指導経験に裏打ちされた戦略的な面接準備を進めることができました。また、他のMBA受験生とのネットワークを構築して切磋琢磨する良い機会にもなりました。

再出願
受験スケジュールにも書いたとおり、Class of 2018の2nd Roundを受けた後、Class of 2019を再受験しました。再出願者は不利であることを諸方面から聞いていましたが、自分の中ではMBA受験に不完全燃焼感があり、次の出願サイクルの1st Roundで再出願4校を含む7校に出願しました。TOEFL/GMATのスコアは一切変わっていなかったので書類で全て落とされることも覚悟していましたが、幸い再出願の4校全てからインタビューに呼ばれました(前年はそのうち3校が書類落ち)。こうした経験から「1st Roundと2nd Roundの難易度は同程度。再出願は不利」という巷の定説に私は懐疑的で、やはり1st Roundの方がインタビューの間口が広く、後述の通りReapplication Essayの内容が確りしていればテストスコアに改善がなくとも、再出願で合格を勝ち取ることも十分に可能と考えます。

再出願をする場合、どのスクールでも所謂Reapplicant Essayの提出が課され、applicantとして前回出願時からどのような進歩があったかを述べる必要があります。私の場合は通常のエッセイ作成の場合と同様、デバリエさんと綿密にネタ出しを行い、具体的には、業務での新規プロジェクトを通じてビジネス上の経験を積み上げてMBAへの関心を強めたこと、キャンパスビジットやオンラインコース(Coursera)修了を通じて学校への理解を深めたこと、ボランティアを含む種々のコミュニティ活動に携わったことなどを簡潔にアピールしました。再出願校のインタビューではReapplicant Essayの内容に言及されることもあり、個人としての成長、学校への継続的な関心を確り伝えられたと感じています。

最後に
インターフェースの皆様には当初から細やかな指導を通じて志望校合格をサポートいただき、大変お世話になりました。特に再受験時には愚痴混じりの相談に根気良く付き合っていただき大きな助けになりました。改めて御礼申し上げます。

大学院留学 合格体験記
Chicago BoothMBA(シカゴ ブースMBA) Class of 2019