留学先:アシュウセ (HEC MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策およびコーチングなど)
MBA合格体験記 No.397






はじめに

私が日本でMBA出願準備を開始したのは2010年の4月、ひと月前に海外の駐在先から帰国し、約7年勤務した日系メーカーを退職した直後でした。自分にとってはベストなタイミングであり、決断でしたが、世間一般の目から見ると、職業も肩書きもない一人の30代女性のゼロからの出発です。他社のコンサルタントからは、この経歴・年齢で、しかも私費では「MBA出願は無謀」と初対面で遠まわしにアドバイスされたこともありました。以前アメリカで卒業生のお話を聴いたり、他の志願者と話したりする機会から得た印象と比較しても、日本ではMBAに関する様々な固定観念が強いように思います。固定観念が脅迫的な呪文となり、挑戦することにすら躊躇してしまいそうなこともありました。

このような周囲の騒音から私の目を覚まし、常に私個人の潜在性を見出し、暖かくサポートしてくださったのがインターフェイスのデバリエ先生やスタッフの皆さまです。

一個人の人間的な魅力を引き出してくださるデバリエ先生のカウンセリングの効果は、MBAの出願準備期間のみならず、将来グローバルに活躍していく中で長期的にも通用するインパクトがあるのではないか思います。

お世話になりましたインターフェイスの皆さまへの感謝の意を込めて、以下、私のMBA出願・合格体験を、これからMBAを目指される方々と共有させて頂ければ幸いです。



インターフェイスに決めた理由-デバリエ先生との出会い

MBA出願準備を開始して早々、周囲の助言や通説に振り回されて不安に襲われていた折、インターフェイスのホームページで合格体験記を拝見し、直感的にデバリエ先生のカウンセリングに興味を持ちました。すぐにアポイントを取り、サービスの説明を受けました。表面的なデータのみで人を判断することはないインターフェイスの方針を熱心にお話されるスタッフの方に新鮮な刺激を受け、キャリアコンサルタントとして多くのプロフェッショナルを育成されているデバリエ先生の実績にも安心感を抱きました。そして、5月に単発でデバリエ先生と一対一の「MBTIパーソナル・コーチング」を申し込みました。

初めてデバリエ先生にお会いし、自分の現状でMBAに合格できる可能性があるかどうか等、不安を打ち明けた際、先生が「周囲の声に惑わされないように、自分の可能性を信じてポジティブに頑張るように」、とダイナミックに励ましてくださったのが印象的でした。また、直前の6年間海外を拠点に屈託なくモノを言い合える西洋人と仕事をしていた私にとって、「ホンネ・タテマエ」を気にせず自然に会話できる先生とは、安心して自分の心を開けるのではないか、と感じました。

この単発のコンサルティングのお陰で当初の迷いが消え、あとは前進あるのみで準備を進めることができました。その後、8月まではGMATの勉強に専念しましたが、この時既にエッセイの準備はデバリエ先生にお願いしようと決めていました。

[ コストのこと ]
確かにサービス料は決して安くはありませんが、MBA出願のエッセイは自分を深く深く分析し、志望校やリクルーターが受け入れたい人物像にマッチする要素を見出し、さらにその要素を最も魅力的に表現するストーリーを書く、という膨大な作業の繰り返しで、こんな「自分再発見事業」をじっくり実行する機会は一生の中でもそうそうないと思います。素人の限られた視野で将来に見切りをつけるか、それとも「先行投資」でプロの手を借りながら最高の自分のポテンシャルを再発見し、自分でもわくわくするような人生を発展させていくか、投資する費用の価値は考え方によって異なると思います。



合否

合格:HEC
途中辞退:ESADE (interviewのオファーあり)
不合格:Johnson (3rd round, interviewなし)



バックグラウンドなど

職務経験:外資系証券会社でのアシスタント業務などを経て、前職は日系アパレル
     機械メーカーに勤務。海外新規市場開拓、販売促進業務を担当し、
     ミラノ、ニューヨークにそれぞれ3年駐在。
TOEFL:Total 103 (R: 25 / L:27 / S:24 / W:27)
GMAT:Total 660 (V: 35 / Q: 47 / AWA: 5.0)
出身大学:私立大学外国語学部英語学科 (うち1年間は米国留学・単位取得) (GPA:3.8)






出願準備

TOEFL

MBAの出願準備を開始した時点のスコアが102点で、苦戦したGMATの勉強を最優先し、結局TOEFLの対策は殆ど行わずに終了。出願時に提出したスコアは、直前の12月に受験した103点。

GMAT

高校2年生から大学まで一貫して文系でしたので、数学は基礎からの勉強が必要でした。渋谷の予備校に通学し、Verbal, Math, AWAのセットを受講。同時に、数学基礎レベルの補講も通信教育で受講。予備校の講座が全て完了していた10月の時点でもスコアは600点に到達せず、かなり焦りました。デバリエ先生から、とにかく問題を解いて場数を踏む、オンラインのテストを繰り返し練習するようにアドバイスを頂き、インターフェイスでもCBT模試を2回受けました。

特に自分で手応えを感じたのは、Kaplanの問題集を購入するとアクセスが可能なウェブサイトを活用し、そこで利用できる豊富なオンライン・テストをとにかく解くことでした。実践的なリズムも体得できますし、解説も丁寧で分かりやすいです。



エッセイ・プレパレーション

当初の希望通り、8月末からデバリエ先生にお世話になりました。ほぼ全てのセッションを対面で行ったことが良かったと、自信を持って言えます。

できる限り積極的に先生とコミュニケーションを図ることで、或る事柄を複数の例を交えて具体的に伝える習慣がついていきます。内容が具体的であればあるほど説得力は増し、自分の考え方や人間性も浮き彫りになるので、完成度の高いユニークなエッセイが出来上がっていくのだと思います。

一方、強調するポイントがずれていたり、準備不足で考えがまとまっていないエッセイを提出した場合はストレートに指摘され、書き直しになることもあります。自分なりに苦労して作成したせっかくの文章を否定されることは残念ですが、今先生に指摘されなければ、問題に直面し改善するチャンスはどんどん後回しになり、結局恥ずかしい思いをするのは自分だと思うと素直に受け止めることができます。

また、デバリエ先生は日本、アメリカはもちろん、ヨーロッパの地域文化にも造詣が深く、セッションでの先生との会話を通じて、仕事以外の関心や視野も広がりました。こうして会話の幅を広げて社交の訓練をすることもMBA出願準備段階ではとても大切で、実際、即興のやり取りが試されるインタビューで、訓練が活かされたと感じる状況もありました。

以上のように、デバリエ先生のセッションの効果を最大化するには、自らの積極的な姿勢、考えが不可欠です。エッセイの作業は大変ですが、振り返るととてもやりがいのある時間です。私自身を効果的に表現する可能性の数々を引き出し、ご指導いただいたデバリエ先生に感謝しています。



インタビュー・トレーニング

1月のグループ・トレーニングに参加しました。頭で考えていることを実際に口答で端的に述べることは想像以上に難しく、トレーニングで人前で失敗し恥をかきながらコツを掴んでいくのが効果的な改善方法だというデバリエ先生の考えに共感しました。

HECのインタビューは、書類審査に通過後学校から紹介される卒業生(フランス人)2名と個別にアポイントを取り、事前に自分で準備するプレゼンテーション(10分)と質疑応答という形式で行われます。プレゼンの準備段階でも、デバリエ先生から綿密な内容のアドバイスを頂き、チェックも念入りにして頂きました。

直前にはプライベート・トレーニングでパフォーマンスのブラッシュ・アップを図りました。プレゼンテーションや質疑応答の擬似練習で、デバリエ先生のお手本を録音させて頂き、自宅で何度も聴き直しました。そこから、自分で少しアレンジを加え、再度、デバリエ先生に予行練習をチェックして頂きました。自宅では、スカイプで友人に面接の練習に付き合ってもらい、納得が行くまで練習しました。

面接官は2人とも重役レベルの方で、始まる前にはかなり緊張しましたが、事前にデバリエ先生からご指摘いただいた内容を念頭に置きながら、自信を持って遂行することができました。

お陰様で、両方の面接は終始穏やかな雰囲気でクリアし、晴れて第一志望校に合格することができました。



おわりに

私のMBA出願準備プロセスは、一貫してデバリエ先生にお世話になりました。本当に、不安で自信を失いかけていた頃にインターフェイスの皆さまと出会っていなければ、ここで今、合格体験記を書いている自分はいないかもしれません。改めて、デバリエ先生、小林さん、小貫さん、小粥さんとの温かいご縁に感謝致します。

また、これからMBAを目指される方々の成功をお祈りしております。





大学院留学 合格体験記
HEC MBA(アシュウセ MBA) Class of 2013