LBS MBA 合格体験記

留学先:ロンドンビジネススクール (London Business School LBS MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.260






TOEFL :280
GMAT :690

<はじめに>

長いMBA受験プロセスを振り返り、感じた一番大事な事は気合かもしれません。これまで仕事では精神論を唱えた事はありませんが、MBA受験は「根性比べ」です。あと、効率的な準備の進め方(時間を買うという意味でも)としては、自分にお金をたくさん投資する事だと思います。強い意志を持ってMBA受験に取り組んでいる受験者に気持ちに関するアドバイスをしてもあまり役に立たないので、それ以外に気がついた事を簡単に下記したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

<GMAT>

海外生活経験があったため、TOEFLは比較的順調(勝手に思い込んでいますが。。。)に終えたものの、GMATには本当に苦労しました。自分で納得できる点数を確保するまで、かなり時間を費やしました。高スコアを出していた他の受験仲間に比べて高い点数ではありませんが、自己ベストを出した時も全く手応えがありませんでした。未だにGMATという不思議なテストを理解できません。分かった事といえば、GMATは時間との戦いという事くらいです。練習問題を解く時も制限時間を設けてタイムプレッシャーに負けない基礎体力をつける事が重要です。あとは、練習問題を解いた後の答え合わせには十分時間をかけてください。正解した問題もしっかり見直し、なぜ他の選択肢ではないのか、一つずつ突き詰めていく事でGMATに慣れていきます。GMAT予備校では問題をパターン化して解くコツを教えてもらえるので、独学よりも効率的に勉強できるかもしれません。

<Essay>

出願書類の中で最も自分らしさをアピールできるのがEssayです。従って、私はEssayのプラニング・作成には相当時間と労力をかけて取り組む事を心がけました。毎年受験者のEssay着手のタイミングが早期化しているように思われるので、早い時期に信頼できるカウンセラーを見つける事が重要になってきます。私はGMATで苦戦したためEssayは少し遅れ気味のスタートになりましたが、9月からインターフェイスにてデバリエ氏にお世話になりました。

自分の経験を振り返り、キャリアプランを考える過程で、デバリエ氏の実績に裏付けされたストレートなアドバイスは自分の売りや今後のキャリアを具体化させる上で本当に参考になりました。また、デバリエ氏の豊富なビジネス経験はカウンセリングで大きな力を発揮します。ビジネスで直面した困難や日本独自の企業文化等、表現に苦労するポイントをEssayに落とし込む作業においては、素早く状況を理解し的確な表現方法やアピールポイントを指導してくれました。実績、相性に加え、豊富なビジネス経験を持ち、日本のビジネス習慣にも精通しているカウンセラーを見つける事も重要なポイントの一つだと思います。

<インタビュー>

12月からデバリエ氏によるインタビュークラスに参加しました。英語コミュニケーションにはあまり不自由しないと思っていたのですが、クラスに参加して自分のインタビュースキルの低さに驚きました。Essay作成のプロセスを通じて、色々と自分の経験やアピールポイントのアイデアは蓄積されるのですが、インタビューでは明確に答える事が全くできませんでした。伝えたい事がたくさんあるため、話が長くポイントが不明確になるといった失敗を繰り返しました。インタビュークラスは簡潔且つ明確に自分の考えを伝え、学校に自分を売り込む練習には欠かす事のできない場でした。 

当然の事ですが、インタビューでは、なぜその学校のMBAが自分のキャリアゴールを達成するために必須なのかをはっきり伝える必要があります。各MBAプログラムを熟知しているデバリエ氏はそれぞれの学校の特徴に合わせたインタビューのアドバイスをするため、インタビュー直前に個別セッションを設けて本番に挑んでいました。

<最後に>

受験プロセスは非常に苦しい時期もあります。情報共有するだけでなくお互い励まし合える受験仲間を見つけ、ともに苦難を乗り越えて合格を勝ち取ってください。

最後にデバリエ先生をはじめインターフェイスの皆様には本当にお世話になり、この場をお借りして心より御礼申し上げたいと思います。本当に有り難うございました。

以上





大学院留学 合格体験記
London Business School LBSMBA(ロンドンビジネススクールMBA) Class of 2008