MIT Sloan MBA 合格体験記

留学先:マサチューセッツ工科大学合格体験記 (MIT Sloan MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.263






その他受験結果:
 合格校:Kellogg (2nd), Tuck (Early), Cornell (Early),UC Berkeley (1st)[Waitlist後合格], UCLA (1st)[Waitlist後合格]
 不合格校: Stanford (3rd), Wharton (1st)[Waitlist後不合格],Michigan (1st)[Waitlist後辞退]



【Background】

1) 年齢:  留学時30歳
2) 学歴:  東京大学工学系大学院卒業(工学修士)
3) 勤務暦: 商社6年、営業
4) TOEFL: 1st出願時: 267(L26/S28(6.0)/R26)
     2nd出願時: 273(L28/S26(5.0)/R28)
5) GMAT: 700(V:31/Q:51/AWA:3.5)
 ※ AWAを上げるためその後も受験するも、700⇒660⇒640と撃沈。
6) 海外経験: なし(仕事もほぼ国内向け)



【テスト対策】

TOEFL・GMAT対策の塾には通わず。そのせいか共に苦戦し、TOEFLは11月まで、GMATも10月まで受験(700を1月に出していたにも拘らず)する羽目に陥った。今思えば効率よくScoreを上げるために塾に通っても良かったかとも思うが、費用対効果を考えると多少の疑問あり。TOEFLはよくある参考書、GMATは OfficialGuideで十分な気もする。Score makingは大事とも思うが、巷の噂(MITはVerbalで35無いと×、UCLAはAWAで4.0無いと×、等々)は、噂でしかない(Admissionが見落としただけかもしれないが)。必要以上にScore makingに拘らず、Essay、Interview対策に取り掛かることを薦める。



【Essay対策】

7月からMr.DevalierとEssay対策を開始。大学時代体育会ラグビー部に所属していたため、ありがちな筋肉志向なEssayを書くも敢え無く撃沈。氏曰く、ビジネススクールにはビジネスを学びに行くのであって、運動しに行くわけではない、ラグビーのことを書くスペースがあればビジネス経験を書け、どうしてもラグビーのことを書きたければスポーツの大学に行けとのこと(それでもラグビーのことは捨てきれず多少は残したが)。骨の髄まで日本人の僕にとって、何がアメリカ人に受けるかは最後まで理解しづらいものがあったが、結果だけみると、やはり氏の経験が正しかった、という結論に至る(当たり前の結論ではあるが)。



【Interview対策】

10月からMr.DevalierのInterview Training コースに参加。8人が受講するProgramで、自分のInterview Trainingに加え、他人の振り見て我が振り治すことに主眼を置いたコース。他の日本人が流暢に英語を話すのを見て刺激を受ける、また受験仲間を作る、という意味でも取ってよかったと思うコース。Interfaceのコースを取るかどうかは別にしても、Interview対策はProfessionalな人と一緒にTrainingすべき、と思う。



【Mr.Devalier】

氏については色々な噂が飛び交っているものの、個人的な感想は心温かい、ユーモアにとんだおじさんという印象。5ヶ月間一緒にEssay対策をしたが、一度も怒られたことなし。怒る気もしなかった、もしくは怒られたことに気づかなかったのかもしれないが。ただ、少なくとも理不尽な印象はなし。百聞は一見にしかず。筋トレマニアである氏と同じく筋トレ好きの僕は共通の趣味があったといえばそうかもしれないが、カウンセリングの時間中に筋トレをしたり、させられたりしたのは如何なものかと。。。ただ、筋トレしようがしまいが、同じQualityの仕事をしてくれたのは、やっぱりProfessionalというところか。



【感想】

業務をしながら受験するのは肉体的に厳しくはあったが、受験仲間との切磋琢磨、また高いCounseling feeを払っているのだから氏との時間を無駄にできないという切迫感(ほぼ毎週徹夜)、志望校に受かりたいという高いMotivation、等々、色々な要素のおかげで、期待以上の成果を収めるに至った。自分でも出来過ぎと思う。

Interfaceの合格体験記だからといって、特にInterfaceの宣伝をするつもりもないのだが、今振り返ってみると、(1) 受験のペースメーカーとしての存在(毎週決まった時間までにEssayを準備しなくてはいけない)、(2) 質の高い受験仲間、そして(3) Mr.Devalierの圧倒的な経験・存在感、は僕の受験活動になくてはならないもので、高いCounseling feeに十分見合っていたと思う。僕がも一度受験するとしても、やっぱりInterfaceを選ぶと思う。ただこればっかりは個人の好みではあるが。。。





大学院留学 合格体験記
MIT SloanMBA(MITスローンMBA) Class of 2008