留学先:ナバラ (IESE MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.502

留学先:IESE Business School

<出願時バックグラウンド>
男性・33歳・私費・証券会社
TOEFL: 105 (R28 L28 S26 W23)
GMAT: 660 (V31 Q49 IR8 AWA5.0)
大学GPA:3.0 (経営学)

<結果>
留学先:IESE (2nd)
辞退:McCombs(2nd), Kenan-Flagler (2nd), ESADE (2nd)
不合格:Haas (2nd), UCLA(2nd), Duke (2nd), LBS

<スケジュール>
2015年
1月 私費MBA受験を決意し、TOEIC900+で挑んだ1回目のTOEFLが72点で撃沈。
5月 デバリエ先生のEarly BirdコースでMBTI診断を受け、「Why MBA」に取り組む。
7月 TOEFLが98点に到達したところで、予備校にてGMATの学習を開始。
9月 1回目のGMATテストで600点。
10月 デバリエ先生の固定枠でエッセーの執筆開始。
11月 2回目のGMATで590点。焦りだす。
12月 2ndの締め切り目前に受けた3回目のGMATで620点しか出ず、2015年度の出願を断念。
2016年
1-2月:出願できなかったショックでしばらく放心状態。旅行などで気分転換。
3月:TOEFL 105点。以降、GMATに集中。
5月:GMATの予備校を変えて1か月の集中講座で猛特訓。
7月:GMAT 4回目640点とあまり大きな進展なく落ち込む。
10月:GMATのスコアメーキングの目処がたっていない一方で、デバリエ先生の固定枠コースを再開。
12月:GMAT 5回目 660点(目標700点)と絶望的な気持ちになる。
2017年
1月:IESE含む8校に、背水の陣で出願に臨みました。デバリエ先生のおかげでエッセーの出来に自信がありましたので、GMATのリスコアよりも面接対策に集中しようと気持ちを切り替えました。
4月:希望校のIESEから合格をいただき、ほかの学校を辞退。

<TOEFL>
ほぼ独学でしたが、Writingのみ予備校を利用しました。

(Reading)
TOEFLテスト英単語3800のRank3までを暗記し、英語の全般的なinputの速度を上げました。また、「Scientific American」というサイトを利用しました。TOEFLによく出てくる地質、生物、環境、天文などの分野に関する最新の研究やテクノロジーを取り上げるサイトで、サイエンス系の長文速読練習に非常に適しています。政治や経済系の速読練習はWSJとFTの記事を使いました。

(Listening)
一番利用したのはやはり「Scientific American」でした。このサイトに「60-Second Science」という、様々なサイエンスのトピックを1-2分の長さで聞ける無料の音声コンテンツがあります。日々の集中力の訓練やシャドーイングに最適です。毎日2、3個新しい音声がアップされるので、飽きることなく続けられました。それ以外はOGの問題を1.5倍速にして聞き込んだり、英語を聞くことへの興味を失わないようにするため、TED等を聞いたりしていました。

(Speaking)
「Toastmasters International」という英語のスピーチグラブを活用しました。週に一度自分の興味のあるテーマについて7分間のスピーチをすることで、英語を「自信を持って」話す能力を鍛えました。また、Toastmastersではスピーチの後にメンバー同士によるフィードバックが重視されています。緊張するとエラーしやすい文法や発音など、指摘してもらいながら、練習しました。やはりSpeakingの練習は聴衆がいる前といった緊張する環境で行うのが一番だと感じました。

(Writing)
Writingだけは予備校でコースを受講し、そこが提供しているテンプレートと添削サービスを利用し、語数を多く書くように練習をしました。

<GMAT>
GMATは最後まで苦労しました。かなりの時間を投資しましたが、なかなか思うような成果が得られず、目標点の700点に到達することができませんでした。一つ言えるのは、独学よりも予備校、時間かけてじっくりやるよりも短期集中、が一番効率のいい取り組み方と感じました。

(SC)
最も苦労したのがSCでした。「GMAT文法」で問われるのは、「正しい」かどうかではなく「最適」であるかどうかです。つまり、普段使っていて正しい文法でも、GMATの場合、簡潔ではないなどの理由で不正解になります。SCに必要なのは、文法力というよりも、いかに「GMAT文法」特有の癖に理解し瞬時に反応するひらめき力ではないかと感じました。

(CR)
通った2軒目の予備校で教わったCR対策がかなりしっくりきましたので、CRの正解率は安定的でした。また、問題の内容的にもロジカルな謎解きのようで楽しかったです。パターンをつかめば、それほど難しくないと個人的に感じました。

(RC)
RCで出てくる難しい長文はTOEFLのReadingと比べものにならないほど難解です。一方で、文書の論述ロジックにパターンがあり、難しい単語に圧倒されることなく文書全体の流れを把握することが大切だと感じました。また、米国で重視されている価値観(マイノリティ尊重など)をある程度理解しておけば、筆者が最終的に伝いたいことをある程度予想できる場合もあります。

(AWA)
予備校が提供しているテンプレートを活用し、添削サービスを数回使用しました。

(Quantitative)
数学に苦手意識があまりなかったため、対策としては特に予備校を通わず、OGに加えて、マスアカを3周しました。

(IR)
GMAT Prepを数回解き、問題のパターンを把握するにとどめました。

<エッセー>
デバリエ先生には2年間にわたってお世話になりました。デバリエ先生は各校の求める人材像を熟知し、アピールすべき強み・独自性を提案してくださり、非常に質の高いサービスを受けることができました。また、そのストレートで厳格なポリシーは私的に合っていたので、モチベーションを保つことができました。MBAを目指す理由、自分の強み/弱み、スクール別の特徴把握、などを様々な角度で鋭く指摘していただき、自分のなかで納得のいくエッセー・レジュメにしていきました。志望校の求める人材像と自分の強み・独自性を突き合わせることが非常に大事だと思いますので、志望校を研究される際にはこのような視点を持っていただければ幸いです。

<インタビュー>
Low GMAT+ Low GPAの自分にはほかの道がなく、インタビューで挽回するしかないと思い、インタビュー対策にかなり力を入れました。1月出願後、残った固定枠の時間を利用し、デバリエ先生と1対1のインタビュートレーニングを繰り返し行いました。以下はいくつか取り組んだことです。
1)Toastmastersでの定期的な英語スピーチの練習に加えて、普段の仕事でも英語を使う場面が多く、英語で話すことに特に抵抗はありませんでした。デバリエ先生とのセッションでは、いかにより洗練された表現方法で簡潔かつ面白く伝えるかにフォーカスしてみました。
2)前職の証券会社では、複雑な金融商品を取り扱う仕事をしていたので、それをわかりやすく面接官に説明するシミュレーションをデバリエ先生と一緒にやりました。それが的中し、IESEの面接では「How do you explain your professional responsibility to your classmate?」と聞かれ、落ち着いて対応できました。
3)自分のMBA後のキャリアプランや長期的に実現したい夢などを写真付きでA4の一枚にまとめ、kinkosでラミネート加工したうえで、面接の際に持参し活用しました。結構面接官に好評されました。
4)自分がアピールしたいエピソードを予め用意し、面接中にそれを全部語られるようにいかに面接官を誘導するかを研究し、繰り返し練習をしました。
デバリエ先生からの指摘は終始厳しかったのですが、それがあったからこそ、本番の面接で余裕さえ感じるようになりました。また、デバリエ先生には話す内容のみならず、話すときの体の姿勢、表情、さらに持ち物まで細かくアドバイスをいただけました。インタビュートレーニングのおかげで、平常心で本番に臨むことができ、面接官と自然な会話となり結果的に面接官に良い印象を与えられたと思います。

<最後に>
MBA受験は長く苦しいプロセスでしたが、同時に自分とは何者か、何をしたいのかを深く考える貴重な経験を積むことができました。最後の一点だけ加えると、どの学校も課外活動を非常に重視します。受験中はやることが山ほどあって、とても課外活動には時間を割けられないと感じるのは非常に理解できる一方で、課外活動こそが厳しい競争の中で差別化を図る最も有効的な手段ではないかと考えました。私の場合、受験中もToastmastersをずっと続けており、その結果、英語を「自信を持って」話す能力、ビジネス環境以外の組織運営の経験、そして励まし続けてくれる大切な仲間たちを得ることができました。欧米ではToastmastersは非常に有名な組織であるが故、面接の際に、Toastmastersの話題で大盛り上がりでした。皆さんにも積極的に課外活動に取り組むことをお勧めします。為虎添翼を狙いましょう!

Interfaceの皆さまの心強いサポートなしでは、志望校に合格できなかったと思います。
デバリエ先生初め、Interfaceの皆さまに心より感謝申し上げます。
本当に有難うございました。

以上

大学院留学 合格体験記
Navarra IESEMBA(ナバラMBA) Class of 2019