Chicago MBA 合格体験記

留学先:シカゴ (Chicago Booth MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.056






私は、1年目の受験に失敗し、不幸にも2年間の受験勉強を余儀なくされたRe-Applicantです。幸いInterfaceの指導の甲斐あって、 Chicago、Michigan (re-apply)、Carnegie Mellonの3校に合格することができました。

正直MBA受験を継続するかどうか、かなり悩みました。その際、Re-Applicantに関する情報があまりないという印象を受けたため、このコメントが Re-Applyを目指す、または悩まれている、皆様の少しでもお役に立てればと思い、これまでの経験等(あくまでも個人的意見)をまとめてみました。

【MBAを目指すに至った経緯】

MBA を取りたいと思ったきっかけは極めて単純です。入社4年目に所属したチームで素晴らしい上司・先輩と仕事をする機会に恵まれ、彼らが皆、留学経験者であったことでした。その後、数年を経て、自らの興味と会社の期待する自分との隔たりに悩むこととなり、自分のやりたい職をつかむための手段としてMBA がおぼろげなものから現実味を帯びたものへと変化していきました。そして1998年末に私費での受験を決心しました。

【1年目】

私は某業界大手予備校でTOEFL、GMATおよびエッセイ準備を行いました。スコアメイクは当初、着実と思われたのですが、夏ごろから全く伸びなくなり、これが焦りとなりました。ここでの一番の間違いは、とにかく点数さえ出せば、かなりの優位にたてる、という勘違いをしてしまったことです。結局、 1999/11にGMATが700付近に達し、Wharton、Columbia、Kellogg、Michigan、UCLA、UCB、DUKE、 Tuck というトップ校に対し慌ててEssay準備、同時に日本で行われるInterview対策をするという今考えればとんでもないスケジュールで臨むこととなってしまいました。そしてWaiting1校のみというMiserableな結果に終わってしまいました。Interviewに至っては、せっかく Invitationされながらも、「顔合わせ的なものにすぎない」というこれまたひどい勘違いで、チャンスを無駄にしてしまいました。

【Reapplyに悩む・・・】

1年目の結果が出揃いかなりへこんでいたときに、ちょうど魅力的な転職の誘いがあり、年齢的な問題もあって、もう一度チャレンジするか、それとも諦めて転職するかに関しては、夜も眠れぬほど悩みました。若干自分の興味とは道が違っても転職すべきか、それとも本当にやりたいことを目指すためMBAをめざすのか・・・。

Interfaceと出会ったのはちょうどこの頃でした。無料カウンセリングで話したカウンセラーは持ち前の穏やかさで、私のおかれている状況を第三者として客観的に分析し、常に中立な立場で対応してくれました。彼とのカウンセリングの中で、自己分析、Re-Apply の状況把握ができ、少しずつ、自分の考えがまとまり、Re-Applyする事を決心しました。

【準備始まる】

結局、悩んだ挙句、Essayカウンセリングに入ったのは8月からです。少し早すぎるかと思ったのですが、今思えば、あと1、2ヶ月早ければ良かったと思っています。InterfaceのEssayカウンセリングは、長期間かけて少しずつ進めていく体制をとっており、スコアメイク途中でも無理なく進められるペースだと思います。遅くとも9月頃にはEssayカウンセリングを開始するのがよいでしょう。

1年目は、某大手予備校で準備したのですが、時間的にかなり厳しかったとはいえ、振り返ればそのサービスはプロフェッショナルというには程遠いものでした。Interface のカウンセリングは、Resumeの作成から始まり、カウンセラーの指導のもとで、これまでの職歴を洗い直し、効果的に表現していきます。これが終わると、推薦状の準備に取り掛かりますが、これもまたアートのようで、細心の注意をはらい、効果的に出願者をアピールできるようバランスを取りながら構成するべく強い指導を受けました。(推薦状の準備は自己分析の一過程だと思います。)この2つの初期作業からして、某予備校とは大違いでした。

タイトなスケジュールと極度のプレッシャーのなかで準備を進めていかなければならない我々受験生にとっては悠長にも感じられるかもしれませんが、しっかりとした自己分析なくして、百戦錬磨のAdmissions Staffの印象に残るようなApplicationを仕上げることは困難です。当初、早くEssayに取り掛かりたいとヤキモキしましたが、十分自己分析が行えたこと、また、数ヶ月に渡り共同作業を行うカウンセラーに自分をよく理解してもらえたことが、EssayやInterviewの準備に大変役だったと感じています。また、この段階でRe-Applicantとしての自己分析ができたことも有意義でした。Re-ApplyがFirst Applyに比べ難しいといわれる所以は、1年間という短い期間の中で、どれだけ自分を改善できたかということを効果的にアピールしなければならない、ということにつきます。この点についても、カウンセリングの中で十分議論され、足りない部分については、手遅れになる前に補強ができました。

Resume、推薦状の準備が一通り完了すると、いよいよEssay準備に取り掛かります。ほとんどグラマーチェックに終わった某予備校でのカウンセリングと比較するとまさに絶品です。Interfaceのカウンセラー陣は、長年の指導経験やご自身の経験から、日本経済や業界トレンドに関しての知識も深く、特にキャリアゴールに関しては、有意義なカウンセリングを受けることができました。また、自分のキャリアゴールや所属業界・会社に関連する経済記事等 Essayの作成に有意義な情報を適宜紹介してくれる等きめ細かいサポートが印象的でした。

Essayの題材については、 Discussionしながら決定していくのですが、自分としてはそれほど面白くないと思う題材でも、切り口を変えるだけで、全く違ったものに仕上がるわけで、カウンセラーのSuggestionには何度も助けられました。また、作成者としてはEssayにあれもこれも織り込みたいという衝動に駆られるのですが、Admissions Staffに対し、いかに効果的に印象に残るように表現するかをポイントに、その構成や内容に関して指導を受けることにより、よりRefineされた Essayを作成することができたと思います。

【ポートフォリオ戦略】

「Re -Applyは難しい、しかし不可能ではない」というのが、受験校のポートフォリオ戦略策定に際して担当カウンセラーが最初に口にした言葉でした。この言葉を前にしてもTop校へのこだわりは捨てきれず、昨年失敗した5校プラス、未受験校5校で臨むことを主張しました。彼も当初は難色を示していましたが、 First Roundで出願する3、4校の中に、結果の早く出でるCarnegie Mellonを加え、その結果を見て、ポートフォリオ戦略の見直しを考えるということで、スタートすることにしました。結局、Carnegieから12月中旬に合格通知を受け、見直しを行わずに済みましたが、今考えれば、非常にリスキーだったと感じています。

Interfaceのカウンセラーは、時には耳の痛い指導をするかもしれませんが、基本的には生徒の要望を最大限かなえられるよう考えてくれていると思います。信頼して、自分はこうしたいという要望を相談し、議論することで納得いく答えが導き出せるはずです。

【Interview対策】

エッセイの土台が一通り出来上がった10月初にInterview対策を開始しましたが、実は、これがもう一つのInterfaceの売りではないでしょうか?

某予備校のInterview対策は、これまたMiserableで、Interfaceのそれとは比較にもならないものでした。Interfaceの Interview対策は、体系だっていて洗練されたものです。1時間のLessonで、基本的エチケットから、内容・表現方法・会話の主導的な操り方まで指導事項は驚くほど多岐にわたり、どれも的を得たもので、回を重ねるごとにレベルアップしていると実感できました。また、各校の特色を踏まえた指導も充実しています。各校のInterviewの前には、カウンセラーと一緒に資料をあさりながら、効果的な質問を考えました。

最初の InterviewとなったCarnegie Mellonでは、Interviewer (Director of Admissions)から驚くような好感触を得ました。こういうと、まるで私が英会話達者のような印象をもたれるかもしれませんが、私は海外経験もない、仕事でもろくに英語を使わないドメドメの日本人です。その私が、Interviewでこれほどの評価を受けられたのも、Admissions Staffの心のツボを知った上での指導のおかげです。

【よきパートナー】

MBA受験には、とかくトラブルがつきものです(こちらに全く非のないようなトラブルも起こります)。昨年の受験でいやというほど味わっていたため、今年は大丈夫だろうと思っていましたが、今年もやはりありました。なかには、Admissions Staffの手違いでInterviewが受けられなくなりそうになったり、昨年以上に焦ることも何回かありました。一人で取り組んでいたら、もしかしたら、熱くなって、取り返しのない対応をしてしまっていたかもしれません。そんなとき、Interfaceのカウンセラーは、冷静かつ的確にアドバイスしてくれました。時には、「しょうがない」と日本語で平静を促し、次善の策を一緒に考えました。E-Mailで愚痴も聞いてくれました。これらは、某大手予備校では考えられなかった内容です。これも少人数限定にサービスを行うInterfaceの長所の一つでしょう。

【値段(高い?)】

Interface のサービス料は確かに高いと感じられるかもしれません。正直、わたしも最初は高いと感じました。しかし、そのサービスは本物です。いいものが高いのはあたりまえでしょう。逆に、まやかしのようなサービスで、かなりの料金を取っているほうがひどいと思います。1年目の予備校では、定期的にカウンセラーとのアポイントが取れなかったり時にはカウンセラーを変えなければならず、非常に非効率でした。したがって、コストも当初想定をかなり上回ってしまいました。

【最後に】

渡米を前に、新しい生活、新しい価値観との出会いに期待で胸がいっぱいです。これまでの道のりは長く、特に2年目は精神的にも大変苦しい毎日でした。それだけに喜びはひとしおです。不安があるのも事実です。私費の場合、2年間の学費および滞在費プラス2年間の機会損失を計算すると、安いマンションなら買えてしまう値段になります。卒業後数年に亘ってこれを回収しなければならないわけですから、MBA受験はまさに長期プロジェクトといえるでしょう。しかし、今後2年間で得られるもの、感じられるもの、そしてそれらを土台としてその後の人生において得られる経験は、その投資を上回るものだと思えるし、そうしなければならないと考えています。反面、所詮MBAも資格のひとつに過ぎないのも事実です。それゆえ、受験に際しては、ご自身の価値観や状況を考慮して(特に Re- Applicantの方は)判断すべきです。しかしながら、少しでもチャレンジしたいという気持ちを持っているならば、一度Interfaceの門をたたいてみることをお奨めします。

長々と述べてしまいましたが、最後に、よきパートナーとしてお世話になったカウンセラーそして数々のサポートをしていただいたInterfaceのスタッフの皆様に御礼申し上げるとともに、現在InterfaceでMBAを目指されている皆様のご検討を心からお祈り申し上げます。





大学院留学 合格体験記
Chicago BoothMBA(シカゴ ブースMBA) Class of 2003