Chicago MBA 合格体験記

留学先:シカゴ (Chicago Booth MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.189






私は理系大学院卒業後、金融業界でアシスタントとして2年間働きました。2年目が終わろうとする頃には、専門性の高さゆえに業務の大部分をマスターしてしまっていたため、次のステップに進むために何か新しいチャンスが必要だと感じていました。漠然とそうした機会を模索する過程でMBAの存在を知った私は、会社の留学プログラムに応募しました。そして、海外経験はないものの英語を独学で続けていたことが奏功し、運良く社費派遣候補生として選ばれました。

当時、企業派遣制度が減少しつつある環境下、社費で留学できるという幸せにかなり興奮しましたが、同時に書籍等でMBA取得までのハードルの高さを知り、戦慄を覚えました。その後も経験年数の少なさ、英語力の稚拙さをどう解決していくかが非常に重いテーマとしてのしかかり、業務中も頭を離れませんでした。

そんな重い気持ちのまま6月にかけてTOEFL/GMAT受験を行い、スコア面である程度の手応えを得たのち、迷える子羊がごとくインターフェイスの門をたたきました。最初に訪問したとき、私は実は大変な誤解をしており、高額なカウンセリング料はカウンセラーが全てのエッセイを作文してくれるからだと思いこんでいました。そして実際には自分がドラフトを書かない限り何も進まないことを知り、ややショックを受けました。

結局楽して合格する方法は無いのだと痛感しその場で考えを改めたのですが、実績とネイティブによる十分なサポートが期待できたのでエッセイカウンセリングはインターフェイスにお願いすることにしました。事前にカウンセラーの指定はできませんでしたが、その点を私は全く問題視していませんでした。アセスメントミーティングを通じてプロとしてのデバリエ氏を信頼に値する人物だと思えたことが最大の理由です。

私の担当カウンセラーが決まり、彼の助言を受けてアプリケーションを完成させていきました。土曜日の昼に時間枠をとったので、カウンセリングが始まってからは毎週金曜日に徹夜してドラフトを書くだけの規則正しい(?)スケジュールでした。彼のカウンセリングで私がプロフェッショナリズムを感じたのは、エッセイの語数を常に語数制限ちょうどに合わせてチェックしていた点でした。大して意味はないでしょうが、どの大学のどのエッセイについてもこのルールを守った点には脱帽でした。彼はまた、とても気配り上手なカウンセラーで、自分がどんなに疲れていても第一に私のことを気遣ってくれました。エッセイに関してはさらに気配り上手で、志望校の好みに合わせた内容をそろえるように指導してくれました。例えばあるエッセイについて阪神ネタを使うかどうかの議論になりました。いくらお互い阪神ファンだからと言ってもさすがに阪神ネタを使うことには半信半疑でしたが、彼の助言に従ってそのままアプリケーションを提出することにしたところ、見事それがパスしました。これには自分で提出しておきながら驚きましたが、このようにツボを押さえた指導により、結局提出した五校(Columbia, Duke, NYU, Wharton, Chicago)全てからインタビューオファーを受けることができました。彼は私にとって最高のカウンセラーでした。

次に、海外経験のない私にとってエッセイと同等以上に頭痛の種だったのがインタビューでした。対策としてインターフェイスではSPEAKING総合60時間コースで週一回のグループレッスンを受けました。英会話スクールにすら行ったことのない私にとって貴重な練習となりましたし、リーダーシップといったビジネススクールのクラスディスカッションで扱うテーマを用いていた点が良かったです。また、直前にはインタビュートレーニングも数回受けました。そのうちの1つのインタビュートレーニングは傑作で、その軍隊ばりの指導を受けた後には不思議と恐怖感はなくなりました。あれは一種のショック療法だったのだと理解していますが、とにかくアドミッション、アラムナイを含めて、この時以上に精神的にタフなインタビューはありませんでした。

インタビューを通じた日本人出願者に対する英語力チェックはかなり厳しいようで、アラムナイインタビューも多くの場合全て英語で行わなければなりませんでした。英語でのコミュニケーションに自信がなかった私ですが、それでも不断の努力とプロによるサポートによって2つのトップ校から合格をいただくことができました。MBA受験は得意分野でしか勝負したことがない自分にとってはまさに挑戦だったわけですが、その甲斐あってこの一年で大きく成長することができたと思います。

一年前、インターフェイスには不安に満ちた表情で半分ぐらいしか理解できないデバリエ氏の説明を聞き、ジョークに反応できずに隣人に合わせて笑う自分がいました。しかし今、合格者飲み会で希望に満ちた仲間と英語で歓談し、ちょっと気の利いたことも言える自分を見つけることができます。一ヶ月後にはいよいよ渡米ですが、これまでの人生で今ほど将来が楽しみな時はありません。インターフェイスの皆様、本当にありがとうございました。そして、これから受験される方にも幸福がおとずれることを祈ります。





大学院留学 合格体験記
Chicago BoothMBA(シカゴ ブースMBA) Class of 2006