Columbia MBA 合格体験記

留学先:コロンビア (Columbia MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.295






1. バックグラウンド

  進学校: Columbia (Early Decision)
  途中辞退: Wharton (1st), Kellogg (1st), UCLA (1st), Duke (1st), Cornell (2nd)
  職歴: 都銀8年(コーポレートファイナンス業務6年、M&A2年半)
  海外経験: 米国拠点勤務3年
  社費/私費: 社費
  GPA: 3.6(国立大学、経済学部)
  GMAT: 710 (V35, M50, AWA5.5)
  TOEFL: CBT280 (L29, S26, R29, TWE4.5)






2. スケジュール

   2006年
      3月:TOEFL(CBT)受験(280点)
   2007年
      2月末:社内選抜合格
      4月下旬:GMAT受験(710点)、GMAT終了
      5月下旬:インターフェイスを訪問
      6月〜10月末:インターフェイスにてエッセイ・推薦状の準備、9月上旬より
               合計6校に出願
      10月2日:Columbia面接
      11月8日:Columbia合格、他校は辞退し受験プロセス終了






3. 受験対策

(1) テスト対策
   1) TOEFL
    IBTは受験していませんが、周りの受験生の方を見るとやはりスピーキングに
    非常に苦労されているようです。以前はTOEFLを終えてから、GMATに取り組む
    というのが定番のアプローチだったようですが、今後はIBTの勉強と並行してGMAT、
    エッセイを進めるのが一般的になるかもしれません。先にTOEFLを完了することに
    拘り過ぎて、GMAT・エッセイの着手が遅れないように留意することが必要だと思います。

   2) GMAT
    GMATはアプローチ方法を誤ると非常に苦労するテストかもしれませんが、実は、
    要求されている能力は極めてシンプルだと思います。その能力とは、一定の
    英文読解スピード、論理的な思考力、基礎的な数学力だと思います。高度な読解法や
    テクニックの習得は必要無く、基礎英語力の向上がスコアアップへの近道では
    ないかと感じました。

    私自身、最初は予備校に通い、GMAT用のテクニックを身に着けることが必須であると
    勘違いしていました。しかし、予備校に通うべきかどうか迷っていた際、公式問題集を
    購入して試しに解いてみたところ、自分の知らない単語・表現が多く含まれており、
    まず予備校に通う前に重点的に単語力・熟語の学習を行なう必要性があると思いました。
    つまり、問題文の英単語が分からなければ、GMATの真の難易度が分からないと
    考えたわけです。

     3月一杯英単語の勉強に専念した後、4月初旬に市販の問題集(V/M一冊ずつ)をやり、
    試しにPowerPrepをやってみたところ、予想以上の手応えがあったことから、その後
    公式問題集を一通り解いて本番に臨み、幸いにも目標点を突破することができました。

    VのSCやCRはテクニックが必須であるように言われていますが、複雑なテクニックは
    不要であると確信しています、逆に、テクニックに頼り過ぎると結果的に運頼みになり、
    いくら勉強してもスコアが安定せず、ずるずると続けることになるリスクが高い
    と思います。また、公式問題集を何回も解くというのが、GMAT対策方法の定番として
    有名ですが、個人的には既に解法を覚えた問題を繰り返し解くことが有意義とは
    思えません。ただ、公式問題集に出てくる単語や表現を暗記することは有効だと
    思います。他には、英文雑誌や新聞等を読み、常に新しい英文に触れることが
    読解力を磨く上で有効でした。



(2) エッセイ対策
   エッセイ作成は、適切なカウンセラーのもとで早めにスタートし、十分に時間を
   かけて準備することが非常に重要であると思います。私は、カウンセラー選びで
   冒険をしたくなかったので、最大手であるインターフェイスを利用しました。
   私のカウンセラーはデバリエ氏でしたが、結果的に非常に満足のいくサービスを
   受けることができたと感じています。

   デバリエ氏の良いところは、日本人・日本企業の特徴をよく把握していること、
   各スクールの特徴を熟知していること、Admissionの要求レベルを正確に把握しており、
   どのレベルのエッセイを出せば突破できるかという目線がしっかりしていることだと
   思います。やや威圧的なところもありますが(?)、人間的な魅力にもあふれている方
   であり、非常に頼りになると感じました。

   なお、エッセイトピックの中では圧倒的にキャリアゴールが重要だと思います。
   キャリアゴールは単に大きなことを言えば良いのではなく、そのキャリアゴールを
   持つに至った経緯、過去のキャリアとの整合性(つまり客観的な実現可能性)に加え、
   そのキャリアゴールを達成するためにMBAが何故必要なのかを明確に論ずる
   必要があると感じました。



(3) Interview対策
   学校により程度の差はあると思いますが、合否の判定において、Interviewの重要度は
   非常に高いと思います。デバリエ氏は、よく「GMAT・TOEFLのスコアをクリアして
   ようやくバッターボックスに立つことができる、実際にヒットを打てるかどうかはエッセイと
   Interviewにかかっている」とおっしゃっていました。

   Interview対策としては、インターフェイスでグループトレーニングと個別トレーニングを
   取りました。グループトレーニングは、他の受講生の目の前でデバリエ氏を相手に
   模擬Interviewを行い、散々恥を晒すことになるのですが、他の皆が同じくインタビューに
   苦労していることが分かり、変な焦りが無くなったこと、またトレーニングを通じて
   他の受講生と仲良くなり、様々な情報交換が出来たことは非常に有益でした。
   これに加え、Columbiaの面接本番直前には個別トレーニングを取ったのですが、
   「You are ready !」と言われて、非常に心強かったことを覚えています。






4. Columbia受験プロセス

受験準備の開始当初は、留学後に米人環境に溶け込めることを重視し、「小規模で
チームワークに定評がある学校」を志望していました。Columbiaの一般的な
イメージはこの正反対にあると思います。しかし、デバリエ氏に志望校を相談した際、
ほぼすべてのトップスクールがチームワークを重視していること、私のキャリアゴールから
すればColumbiaは選択肢として検討すべきだというアドバイスを頂戴し、
考え直した経緯にあります。その後、エッセイを書き進める過程でColumbiaに関する
研究を進め、また米国出張の際にキャンパスに訪問する機会があったのですが、
そのような過程を経てColumbiaへの志望が固まった経緯にあります。

Columbiaのエッセイは比較的スタンダードな内容であり、スムーズに書き終えることが
できましたので、Columbiaは早期出願が有利というデバリエ氏の言葉を信じ、9月上旬に
出願しました。9月下旬にInterviewの招待が届いたときには、まずは自分のエッセイが
通用したことに安堵したのを記憶しています。ColumbiaのInterviewは、
日本人Alumniのリストを与えられて、その中から自分で選びコンタクトする仕組みです。
私の場合は、リストアップされたAlumniのバックグラウンドを出来る限り調べ、
自分に最もフィットしそうなInterviewerを選びました。

Interview後、毎日何度もWebのStatusを確認したのですが、1ヶ月経っても
何の音沙汰も無く、また、10月中に日本人にも合格が出始めたことを知り、半分諦めて
いた11月6日朝に突然Admissionから電話があり、「Early Decisionであり、合格したら
入学をコミットする必要があることを理解しているか」「一両日中には最終結果を
お知らせする」という電話をもらい、合格を確信。11月8日朝、Web上で合格を
確認し、受験プロセスを終了しました。






5. 終わりに

MBAの受験プロセスは、日本の大学受験等とは異なり偏差値等の一定の尺度が
無いことから、自分の合格可能性が分かりにくく、一校も受からないのでは
ないかという不安との戦いでしたが、その中でインターフェイスという心強い味方を
得たことが非常に大きかったと実感しています。また、受験プロセスは辛いものでしたが、
デバリエ氏やインタビュートレーニングの仲間、社費の受験仲間等の多くの
新しい出会いがあり、MBAへのチャレンジプロセス自体が自分の世界を広げること
につながったと思います。

皆様におかれましても、悔いのない受験プロセスを経て、志望校に合格されることを
お祈りしております。





大学院留学 合格体験記
Columbia (コロンビア MBA) Class of 2010