Cornell MBA 合格体験記

留学先:コーネル (Cornell Johnson MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.109





1. 再挑戦

昨年、私は、誰もが知っている超難関5校に出願し、インタビューが事前予約制である1校を除いてはインタビューにさえ呼ばれず、悉く失敗しました。原因は、自分のBackgroundを過信しており、近年のMBA入学競争の厳しさを全く認識していなかったことです。テストスコアも揃っておらず、エッセイも未熟なまま早期出願という名のもと焦って出願を試み(実際にはだいぶ遅い出願だった)、今思えばなんとも無謀で失敗して当然という状況だったと思います。

今年もまた挑戦すべきかどうかは、相当悩みました。考えた末、ここで諦めてなるものか、やはりもう一度やってみようと思い立ってインターフェイスの門を叩いたのはエッセイ・カウンセリング申込締切りの前日。実際の申し込みは当日というタイミングでした(ちなみにインターフェイスのエッセイ・カウンセリングの締切りは突然やってきますのでご注意を。私のようにうだうだ悩んでいると、取り返しのつかないことになります)。

私は、昨年、別の予備校に行って失敗しました。最初にDevalier氏との面接でそのことを話すと、「なぜうちに最初に来なかったのか?」と言われました。「いや、単に知らなかっただけです。知っていたら間違いなく来ていました。」と答えました。

私が、カウンセリングに期待することは、プロとしてのアドバイスです。出来ることはできる、出来ないことは出来ない、といってくれた方が私にとっては非常にやりやすいのですが、この点に関して昨年の学校は非常に不満がありました。私が、インターフェイスを最初から知っていたら間違いなく最初に来ていたというのは、ある理由からDevalier氏のプロとしてのカウンセリングの質を容易に想像できたからなのですが、それは最初の面接から納得できるものでした。最初の面接の時、Devalier氏は「正直言おう。昨年受けた学校に合格する確率は非常に少ない。特に、この2校は、 No Chanceだ。私だったら、これらの学校に対する出願はやめ、1年延期するようあなたにアドバイスしただろう。」と言われました。結局、私は彼の意見を聞き、No Chanceだと言われた学校については今年、願書提出を諦めました。

MBA入学競争が非常に加熱しているなか、特にBackgroundに自信がある人ほど、慎重に出願計画を立てる必要があります。1度出したら2度目は極めて厳しくなる、としっかり認識しておいた方が良いと思います。

それでは、多少なりとも皆さんのお役に立てる様、MBA出願で私が感じたことを書いていきたいと思います。

2. テスト

誠に申し訳ありませんが、TOELFとGMATのインターフェイスの授業についてはコメントする立場にありませんので、私がこれらテストについて感じたことを簡単にまとめておきます。

(1) TOEFL

気合を入れて取り組みましたし、またそうすべきです。一般的な参考書(「TOEFL英単語3800」等)とともに名著「ビジュアル英文解釈」を読みました。結果、英文が相当早く読めるようになりました。TOEFLの勉強は、TOEFLのみならず、 GMAT、エッセイ、引いてはインタビューまで日本人がMBAを目指す際の基本になるテストだと思います。

(2) GMAT

GMAT(特にVerbal)は英語が母国語ではない日本人にとって非常に難関だと思います。ましてや回数制限となると極めて厳しい戦いが予想されます。私が役に立ったと思う方法で、他の人がやっていない(もしくは指摘していない)方法はOfficial Guideを読み込むとことです。私はOfficial GuideのVerbalの問題を解いた後、正解した/しないに関わらず、その問題の解説を読むことをし、これを2回繰り返しました。正解したんだからその解説なんて読んでも意味がないと考えがちですが、結局これが、WordyだとかVagueだとかいう英語の感覚を得るのに役立ったと思います。

3. エッセイ

実は、昨年のエッセイをちょっと変更すれば簡単に出来上がるのではないかと思っていました。そのような甘い考えは、一番初めのエッセイ作成過程で見事に砕け散ることになります。実は、最初のWhy MBA等のエッセイはアメリカ出張中にホテルの部屋で明け方までかかって書き上げたものでしたが、そのエッセイに対するDevalier氏のコメントは “Skimpy!”でした。さすがにちょっとカッとなりましたが、よく考えてみれば、彼のコメントは適切なものばかりでした。特に、”I am writing this essay in a hotel room in アメリカの都市”.と加えるべきだとの指摘は、実際にそうであったため、エッセイのみならず私のApplication全体をより説得力あるものにしてくれました。

私はインターフェイスのエッセイ・カウンセリングの強みは、何を書くべきなのか、どう書くべきなのか、何を書くべきでないのか、を十分に把握していることだと思います。私の場合、書くネタ自体はさほど困りませんでしたが、何を書くべきなのかという点に関して非常に適切なアドバイスを貰いました。時には厳しい(しかし適格な)意見もありました。例えば私のExtra Curricular Activityは、(Comparatively) Weakという指摘であり、そのため、それを特に重視する学校の出願は見送りました。

また、書き方1つでこうもエッセイが輝いて見えるのかとの驚きの連続でした。ちゃっかり盗ませていただいた結果、仕事上の英文ビジネスレター・レポート作成能力が飛躍的に向上しました。

4. インタビュー

実はあまりインタビュー・トレーニングは受けませんでした。というか、してもらえませんでした。カウンセリング担当のDevalier氏には最初に30分ほどトレーニング(というかイントロダクション)を受けて「貝」のようだ。「履歴書を読んでいるようだ」とコメントされて以来、事ある毎に「インタビュー・トレーニングをしてくれ」、とリクエストしても彼は聞いてくれませんでした。余りにも心配になったので他のカウンセラーで2時間ほどトレーニングしました。単に追加カウンセリングをさせたかったのか、とも疑いましたが、Devalier氏曰く、”Your English is certainly good enough.”とのことでした。

5. Time Management

最初に出願校の希望をDevalier氏に伝えた後、どこをいつ出願するのか、については完全に任せました。また彼のアドバイスに従って、当初出願を予定していなかった学校にも出願しました。出願校については、希望を伝えた後は担当カウンセラーに完全に任せることを薦めます。あとは与えられた課題を精一杯こなしていけば効率的ですし、余計なことを考えなくてもよいです。また、実際には、与えられた課題をこなすだけで手一杯でしょう。

私は、2回目の挑戦であるにも関わらず、仕事と両立させるのは、正直、かなり厳しかったです(仕事の負荷が非常に重くなったため)。ほとんど寝ない日、カウンセリング開始 1時間前に送ったエッセイドラフト数知れず。家族に本当に負担を掛けました。支えてくれたから乗り切れたのだと思います。本当に感謝しています。

また、Devalier氏と信頼関係を築けたことも厳しいスケジュール管理(というか単なる肉体及び精神酷使)を乗り切れた1つの要因だと思います。こちらも本当に感謝しています。

今は合格の喜び以上に、安堵というのが正直な気持ちです。

以上





大学院留学 合格体験記
Cornell JohnsonMBA(コーネル ジョンソンMBA) Class of 2004