Duke MBA 合格体験記

留学先:デューク合格体験記 (Fuqua MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.465





留学先: Duke University’s Fuqua School of Business

0. はじめに

学生時代から博士課程の留学を検討していたため,20代からコツコツ英語の勉強を進めていました.しかし,留学資金の準備とキャリアプラン明確化に時間がかかり,34歳になって私費でMBAという選択をすることになりました.これから留学される方々にとって,少しでも参考となれば幸いです.

1. 出願結果

合格: Duke(1st→2nd WL繰り上がり)
不合格: Michigan(1st, interviewあり), CMU(1st, interviewあり), Chicago(1st, interviewなし), Stanford(2nd, interviewなし), Berkeley(2nd, interviewなし), MIT(2nd, interviewなし)

2. 出願時点のプロフィール

男性、34歳、私費
職務経験: メーカー 研究/商品開発 (9年)
海外経験: なし
TOEFL: 106 (R:29, L:28, S:22, W:27)
GMAT: 700 (V:32, Q:51, AWA:5.5, IR:5.0)
GPA:
> 国立大学工学部: 3.0
> 国立大学工学研究科: 3.6

3. スケジュール

2012年1月〜: GMAT受験スタート
> 2012年11月: 5回目で700点獲得
2013年1月〜: TOEFL受験スタート
> 2013年4月: TOEFL 104点 → 業務多忙により更なるスコアUP断念
2013年夏〜: Essay
> 2013年8月: InterfaceのEssay Preparationコースに申し込み、ルクレア氏に担当いただく
> 2013年11月: Interfaceのグループインタビュートレーニング
> 2013年12月: 業務多忙により留学どころではなくなり出願を断念
2014年1月〜: 英語の勉強は地道に続ける
> 2013年4月: TOEFL 106点 → 最終スコア
2014年8月〜: Essay Preparationコース再開
> 2014年10月: Michigan, Duke, Chicago, CMU出願
> 2014年11月: CMUインタビュー
> 2014年12月: CMU, Chicago不合格,Michigan, Duke WL
> 2015年 1月: Berkeley, Stanford, MIT出願
> 2015年 2月: Michigan, Duke WLからの2nd繰り上がりでInterview
> 2015年 3月: Duke合格,Michigan, Stanford, MIT, Berkeley不合格

4. TOEFL/GMAT

多くの純ドメの方々と同様に苦労しました.私の受験エネルギーの大部分をつぎ込んだパートになります.努力しても向上が見えず,勉強方法をが本当にこれでよいのかと自問自答する日々が続きました.そこからスコアアップには繋がりませんでしたが,自分自身の勉強スタイルを見つめ直す良い機会となり,MBAの授業を乗り切る自信になった気がします.以下,私の感じたことを記します.

● Reading/Listening

私には『英単語力』『読解力』『背景知識』の3つが欠けていることに気がつきました.まず単語力は当然必要です.次に,単語を知っていても,読解力なくして英文を理解することはできません.私は高校時代から国語が大の苦手でした.文章を読んでいるが頭に入りません.読みながら別のことを考えてしまったり,ページが終わる頃に先頭の内容を忘れてしまうような症状です.これを学生時代に放置してしまったことが仇となり,英単語は覚えたがスコアが上がらないという状態に陥ってました.そして最後に,背景知識がなければ時間内に問題は解けません.日本の大学受験は,国数英理社以外を軽視する傾向にあります.高校時代,勉強時間があまり確保できなかった私は,芸術・哲学・地学・生物など,大学受験に必要ない知識を切り捨てています.しかしながら,TOEFLやGMATでは満遍なく幅広い分野をテーマに出題されます.これまで生きてきた中で聞いたことも見たこともないような芸術分野の概念を文章から瞬時に理解し,時間内に設問に答える創造力は私にはありませんでした.逆に,GMATの数学に関しては,どこかで経験したことのある概念範囲内の問題しか出題されなため,私にとって容易でした.結局,これらの3つを地道に頑張った結果が私のTOEFL/GMATの最終スコアだと思いますが,元々これらの能力が高い方,時間をもっとかけることのできる方は,更なる飛躍が可能だと思います.

● Writing/Speaking

スポーツや楽器のようなものだと考え,初めからこだわってトレーニングを進めました.ひたすら素振りをするのではなく,決まった曲を練習して覚え,一曲マスターしたら次の曲を覚える,といったようにパターンをどんどん増やしていきました.多くの曲やフレーズを自分のものにすることで,シチュエーションごとの感覚が身につき,アドリブ演奏が可能となります.ただ,TOEFL Writingは27,28点で停滞しスコアアップする方法が分からなくなり,Speakingは発音が改善せず22,23点以上を獲得するのが難しかったです.特にSpeakingは,たまに4点がもらえるけど,なぜだかよく分からない,3点と4点の違いが理解できないという状態でした.たぶん,Writingで30点,Speaking各セクションで4点がもらえる人は,レベルが数段上にいるのだと思います.私の場合はそこまで至ることができず終了しました.

5. 学校選定

自分自身のバックグラウンドと将来の方向性から出願校を決めました.住んでいる場所が東京から遠かったため学校説明会に一つも参加できず,業務都合がつかずキャンパスビジットはできませんでしたが,在校生にコンタクトをとってSkypeでお話を伺うなどして情報を得ました.惨敗が多かったので,もっとたくさん受けても良かったと思います.

6. Essay

洋書のサンプルエッセイをたくさん読み込み,自分なりに研究して,エッセイの良し悪しを理解していたつもりでした.しかし,自分のことを客観視し,良いエッセイを作り上げるのは至難の業であることが分かったので,Interfaceにお願いすることとなりました.ルクレア氏が担当してくれました.私の場合は2年かかっているので,多くのアイデアを出し,たくさんのエッセイを書きました.最終的に提出しなかったストーリーもたくさんありましたが,自分自身の人生を振り返る良い機会となりました.これらのエッセイを,独力で作り上げることは難しかったと思います.プロの客観的なアドバイスと,週一回決められた時間に決められた分量を提出するというInterface手法のおかげだったと思います.これらのストーリーは,MBA卒業後の就職活動においても役に立つことを考えると,リーズナブルな投資だったように思います.

7. Interview

グループインタビュートレーニングに参加しました.少人数でありながらレベルの高い人が集まっており,ほとんどの人がトップスクールに合格しています.彼らと一緒にトレーニングをできたことは本当に素晴らしかったです.私は1年目の出願を見送ったので,2年目は先に合格した方々にたくさんサポートをしてもらいました.また,いまだに就職活動のことなどを深く話できる友人たちでもあり,ここで得た貴重なネットワークは留学後も続きます.しかし,肝心のインタビューは1勝2敗.反省点を以下に残します.

● Skype interview

CMUはSkypeでのインタビューを選択しましたが,これは間違いだったと思います.通信状態が悪くドタバタする,誠意が伝わりにくい,などデメリットが多いです.確かに仕事を休むのは難しかったのですが,本気で行きたいのなら,キャンパスまで押しかけて生の自分を見てもらいたかったと後悔しました.質問には的確に答えたと思いますが,相手の表情や態度などから,インタビュー後に良い手応えはなく,予想通り落ちてしまいました.

● 任意のGroup interview

CMUでの反省を生かし,誠意を伝えるためにミシガンのGroup interviewを受けにソウルまで行きました.土曜日は会社で仕事をし,日曜日に地方から羽田に移動し,氷点下のソウルで面接を受けました.月曜日は地方に戻り,同僚や上司には何気ないフリをして仕事です.疲れました.しかし,ディスカッションにて,インド人が早口で私の苦手なマーケティング用語を連発する中,ほとんど有効な発言ができず,審査官に悪い印象を与えてしまいました.日本人は私を含めて2人しか参加していませんでしたし,参加せずに合格された方もいると思います.英語でのディスカッションが苦手な場合,任意のGroup interviewにわざわざ参加してマイナス点をもらうリスクがあります.一方,メリットもありました.Interviewに呼ばれるのはレベルの高いアジア人ばかりです.GMATの得点は私が断トツで最低点でしたし,ほとんどの方がミシガンに合格し,他のトップ校にも合格しています.彼らと仲良くなって受験後に再び会ったり,入学後も交流できるのは非常に良かったです.任意のGroup interviewはメリット,デメリットを考えて参加したほうが良いと思います.

8. 最後に

長い長い受験を無事に終えることができました.これも全て家族,仲間,そしてInterfaceのデバリエ氏,ルクレア氏,小貫さん含めスタッフの方々のサポートあってのおかげです.これから厳しい授業や就職活動が始まりますが,この年でチャレンジができる境遇を幸せに思います.一度限りの人生を力強く生きます.ありがとうございました.





大学院留学 合格体験記
Duke FuquaMBA(フークアMBA) Class of 2017