Georgetown MS 合格体験記

留学先:ジョージタウン (Edmund A. Walsh School of Foreign Service MS in Foreign Service)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MS合格体験記 No.015






米国大学院留学準備への体験談

私費での留学を志していた私にとっての最大の不安は、希望校に入るためにはいったい 1) 何を、2) いつまでに、3) どれだけ、やればいいのかが分からない、あるいははっきりと見えないという点にありました。この点をまずクリアにできれば、自分なりの考え、進め方、スタイルが見えてくるのではないでしょうか。この点を踏まえて私費留学生の立場からこの問題を振り返ってみたいと思います。

1. Standard Test (TOEFL/GMAT) について

Standard Test は足切りにしかすぎないとかTOEFL、GMATの合計が1,200点を越えなければトップ10は難しいとか、さまざまなところでさまざまな情報が飛び交うのを目の当りにしてきましたが、もし大学院側が「日本人受験者は誰でも同じ」と思っているのならば、客観的基準となるStandard Testで高得点を取ることは、他の受験者との比較の観点から選考の段階で非常に有利になると私は考えます。私の場合、GMATで600点をクリアすることができず、合格通知を受け取る瞬間まで不安な日々が続きました。従って、これから受験をされる皆さんは、何が何でも両テストともに600点をクリアするという意気込みでチャレンジしてください。必ず達成できるはずです。

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・留学先:Edmund A. Walsh School of Foreign Service, Georgetown University
・Degree:Master of Science in Foreign Service (MSFS)
・勤続年数:1年
・TOEFL:653 (64, 68, 64)
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TOEFL

TOEFL には3つのセクションがありますが、まずは自分にとって比較的相性の良いほうの2つのセクションを集中的に勉強することをお薦めします。何故ならば600 点をクリアするのに何も全セクション同じようにできる必要がないからです。2つの得意なセクション、そして1つのそこそこのセクションで充分600点をクリアすることは可狽ナす。一般的に、まず配分の高いセクション2を完璧にしてから、他のセクションに進んだ方がいいように思います。また、現段階でセクション1のHearingが不得意でなければ、この部分を伸ばすのが高得点への近道でしょう。いずれにしてもTOEFLはGMATのように減点方式ではないので、「時間内に必ず全問解く」という厳しい姿勢で望み、常にguessをする勇気を持てば必ず高得点につながるはずです。 時期的には、7月TOEFLで600点以上の点数が取れているとapplication作成時に気分的に楽だと思います(エッセイ作成時に余分なことに気を取られずに済みます)。

GMAT

トップのビジネススクールを狙うには、やはりGMATで600点以上を確保することが必要でしょう。実際のところ、日本人はmathで点を稼ぎ、結果、総合で高い得点を取っているようです。私自身は、他の大部分の日本人受験者が稼ぎ所とするmathで思うように点数が伸びずに苦しみましたが、大部分の日本人受験者にとってはmathは稼ぎ所となるので、あとはverbalの sentence correctionで稼げるようになっていければ、必ず600点をクリアできるはずです。また、GMATは減点方式なので全く歯が立たない問題を切り捨てる勇気を持つことで点数は更に伸びるでしょう。時期的には6月GMATで600点を越えていれば気分的にかなり有利だと思います。実際には大部分の人たちは10月のGMATで高得点を修めているようです。

2. エッセイについて

Standard Testの結果にもよりますが、エッセイ作成には結構時間を要すると思います。私は小さなノートを持ち歩き、いつ何時でもちょっとした閃きや思いつきなどを書き記せるよう心掛けていましたが、これが思いもよらずかなりの量に達し、エッセイ作成時に大変役に立ったと思います。

International Relations (IR)の場合は、設問内容はどこも似たり寄ったりで、Georgetownでは500字のPersonal Statementです。ここでは:
1. 学部時代のAchievement
2. International Experiences、International Interests
3. Professional Goals、Objectives
などについて述べることになります。

大学卒業後の経験や実績を特に重視するMBAと比べ、IRの場合はむしろ国際業務への強い関心、学部時代のCareerや海外経験、語学(TOEFL)等を重視する傾向にあるように見えます。従って、職歴が短くても、今後とも何らかの形で国際業務に携わっていくべく強固な意志、ビジョンがあるならば、MBA 志願者であっても積極的にIRに出願していただきたいと思います。実際には、多くの科目がMBAとリンクしているのも事実です。

いずれにしても、エッセイ作成は自分の内面を見つめ直し、自問自答を繰り返すことによってのみ完成されるものです。もちろん、時には何時間も考え、悩み、苦しみ抜いた挙句One Sentenceすら書けないこともあるでしょう。しかし、そうした状況下であっても、インターフェイスのカウンセラーとのやり取りの中で次第に道筋が開け、全く思いもよらなかった一面を導き出されることにしばしば驚きを感じるはずです。

3. 学校選びについて

Georgetown のMSFSプログラムは、米国内で最も古い歴史を持ち、かつ最大の規模を誇っている国際業務教育の学部となっています。卒業生の大部分が連邦政府機関(国務省へは全米第1位)、国際ビジネス業、銀行、コンサルティング分野等に就職しています。就職先だけを見てみると政府機関などを除けばMBA卒業生の就職先と大差ないように見えます。

では、一体何が違うのか。

MBAの場合、アプローチの仕方はともあれ、恐らくどこの学校もGeneralにビジネススキル全般を習得する、つまりAccounting、Finance、Marketing、Organizational Behaviorなどについて勉強をするでしょう。したがって、ビジネススクールではYaleやNorthwesternなどの一部の学校を除き、卒業時には一般的にどこでもMaster of Business Administration (MBA)のDegreeが付与されるわけです。しかし、International Relationsの場合には学校によって与えられるDegreeが異なってきます。つまり、ある特定分野におけるSpecialistの養成を目的にしているのです。

例えば、GeorgetownはMaster of Science in Foreign Service (MSFS)、TuftsはMaster of Arts in Law and Deplomacy (MALD)、ColumbiaはMaster ofInternational Affairs (MIA)といった具合です。したがって、IRを目指される方は出願する学校が何に特化し、また私費留学生であれば卒業後にどういう方面に進みたいのかを検討した上で出願されれば、なお良いと思います。ちなみに、一般的にはビジネススクール以外の大学院を受験する場合、GREを受けなければなりませんが、トップのIRの何校かは外国人にGREを課していません。私の知る限りそれらの学校は、Georgetown、Columbia、Tufts、Johns Hopkinsなどです。

3. 最後に

1. Standard Test 2. Essay 3.Resume 4.Recommendation 5.Interview(大学にもよる)とあらゆるハードルを要領よく、計画的にクリアしていかなくてはならない米国の大学院受験は、確かに厳しく、チャレンジングな経験だと思います。私の場合、チャンスを少しでも広げようと30分のインタビューのため米国にも行きました。こうした出願過程において絶えず適切な情報とアドバイスで私をサポートして下さったインターフェイスのスタッフ全員にこの場をおかりして深く感謝をしたいと思います。また、これから留学を目指される方々全員にとってインターフェイスが希望大学への確実な橋渡しとなることを強く確信し、素晴らしい春を迎えられることを心よりお祈りいたします。





大学院留学 合格体験記
Georgetown MSFS(ジョージタウン 外交学部修士課程) Class of 1999