Harvard MBA 合格体験記

留学先:ハーバード (Harvard HBS MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.224






[ バックグラウンド ]

職務経験:商社7年、社費派遣
TOEFL:283(L27、S28、R30、W5.5)
GMAT:710(Q50、V35、AWA5.0)
海外経験:NY6年(仕事:1年、5〜10歳:5年)



[ 総括 ]

長い長い受験生活を予想もしなかった出願校全勝という最高の結果で終わることが出来たのは、デバリエ先生をはじめ、インターフェイスのスタッフの皆様の御指導があってこそと痛感しており、この場をお借りして心より御礼申し上げたいと思います。また、受験の過程でお会いし親切にして頂いた沢山の方々や、協力を頂いた上司、先輩、後輩、友人、家族には感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

常に気持ち先行型でアウトプットが下手な私にとって、考えていることの整理に始まり、米国人のパースペクティブを意識したエッセーの書き方、話し方まで、6ヶ月に渡りデバリエ先生に御指導頂いたことは、受験用のテクニックだけではなく留学生としても必要なスキルであり、今後も生かされる財産になったものと渡米を控えた今実感しております。100人いれば100通りの受験の仕方があるわけで、どの予備校に通うかは(予備校を利用すること自体も含めて)合格のデファイニングファクターではないかもしれません。しかし、私がもう一度MBA受験をするとしても、再びデバリエ教に入信します。インターフェイスの助け無しには無理でした。デバリエ尊師はファイナンスのキャリアもお持ちでスポーツ好き、個人的にはフィット感があり(勝手に思っている)、毎週のセッションはチャレンジングでありながら、刺激的で非常に楽しいものになりました。

MBA受験には偏差値のような客観的に実力を測る指標は無い為、どうしたら受かるかも最後まで良く分からず、色々な情報が錯綜している中を手探りで進めた印象があります。勝因を1つだけ挙げるとすれば、MBAに行きたいという強い気持ちを(理由は何であれ)忘れないことと、その気持ちを行動に移し、自分が納得できるまで頑張る気合と根性かと思います。私の体験記が少しでも皆様の参考になれば幸いです。



[ スケジュール ]

2002年 12月 TOEFL257点(1回目)
2003年 1月 GMAT640点(1回目)
2003年 2月 社内選考落選
2003年 4月 TOEFL 283点(3回目)
2003年 6月 部署異動の為、MBA受験の1年先送りを決意
2004年 1月 GMAT 710点(3回目)
2004年 3月 社内選考合格、社費派遣内定
2004年 6月 エッセーカウンセリング開始
2004年 10月 Columbia合格
2004年 10月 1週間掛けてキャンパスビジット(全米4都市6校)
2004年 12月 Wharton合格
2005年 3月 Harvard、Stanford合格



[ エッセーカウンセリング ]

Stanfordに合格した会社の同僚に薦められ、デバリエ教入信は心の中で決まっていましたが、フィット感を確かめる為、他の予備校にも話を聞きに行きました。社費派遣が内定しており、GMATの点数がそれなりに出ていた為か心地良い話をしてくれる予備校が多かった中で、同僚の予言通り、デバリエ尊師にだけは「自信過剰になるな」(英語で)等の厳しい言葉を浴びせられ、むしろプロフェショナリティーを感じたことを覚えています。

出願準備は、生まれてから今迄の自分の人生を振り返り、洗いざらい整理して1つの格好良いパッケージに仕上げる作業でした。それだけに、6月初旬にエッセーカウンセリングを始めてから暫くは思うようなエッセーを書くことが出来ず、デバリエ先生の独特のユーモアにやられて精神的な屈辱も度々味わいました。受験プロセス終盤のインタビュートレーニングでも毎回ダメ出しを食らって最後の最後まで怒られてばかりでした。しかしながら、当初は憂鬱でどちらがクライアントか分からなかった土曜14時(毎週のカウンセリング時間)も、次第にデバリエ先生のペースや考え方が分かり、自分らしさを引き出してもらい、様々な発見がある非常に楽しい時間になりました。

エッセーカウンセリングを受けた7ヶ月間の内、3ヶ月近くは断続的に海外出張が入り、HarvardとStanfordのエッセーの半分以上を出張中に書きました(出張中はオンラインカウンセリング)。その為、仕事にかまけて土曜14時にドラフトが間に合わず、カウンセリング料を無駄にしてしまったことも度々ありました。デバリエ道場は毎週決まった時間を買う形式になっており、「どんなに忙しくても時間をうまくマネージするのがリーダーの条件だ」(英語で)というデバリエ先生の考え方も反映し、大変な時も自己都合でカウンセリングをスキップすることは掟破りです。但し、時間が足りなくなってしまった際の追加エッセーカウンセリングや急なインタビューインビテーションには対応して頂き、納得がいくまで準備をすることが出来ました。



[ 受験メイツ ]

勝因をもう1つあげるならば、同じ志を持った受験メイツの存在です。大学からの友人2名を中心にデバリエ道場の門下生とは常に情報交換をしながら受験生活を送っていました。身内で牽制しあっても、ライバルは自分の知らないところにいます。へこたれそうな時にも励まし合い、メイツが頑張っているのを見てパワーをもらいました。また、各学校のアドミッション・在校生・卒業生の方々がいらっしゃるセミナーやキャンパスビジットでも複数人数で押し掛けてお話を聞かせて頂くことで、得られる情報も2倍、3倍になり、エッセーのネタも充実しました。チームワークの重要性を改めて確認した受験生活でした。



[ TOEFL、GMAT ]

中途半端な帰国子女の私はGMATのVerbalで人並みに苦労しました。暫くは飲み会などの誘いも断っていたら友達も減りました。ただ、会社の社費選考にTOEFLとGMATの足切りがあり、社費選考に照準を合わせて勉強した為、結果的にテスト勉強を全て終了してからエッセーに取り組めたことが非常に幸運でした。また、テスト勉強はモメンタムが大切だと思います。仕事の多忙を理由に勉強を中断してしまうのは簡単ですが、GMATのことが頭から離れない(でも勉強はしてない)時間は精神衛生上も良くありません。最後は短期間に集中してオフィシャルガイドを繰り返し解いて、2ヶ月連続で受けたら納得のいく点数が出たのでそこで終了しました。



[ 最後に ]

巷を飛び交うMBA受験情報は何が正しいか良く分かりませんでした。手探り状態の中で全幅の信頼を置いたのは、インターフェイスの経験と実績に裏打ちされたカウンセリングと妥協を許さない受験メイツから得られたレベルの高い相場観です。GMATの点数は高い方が良いに決まっているし、海外経験もあった方が良いに決まっています。しかし、テストに時間を掛け過ぎてしまったり、自分の点数や経験に満足して油断していたら違う結果になっていたと思います。終わってみれば、どんな定説も十分条件でも必要条件でもないことを痛切に感じています。謙虚になれて、最大限自分の力を引き出すことが出来る環境が大切だったのだと思います。インターフェイスで過ごした時間を通じて、確かな成長と今後一生の付き合いになるであろう友人が出来たことが大きな財産となりました。

キャンパスビジットの珍道中などを思い出し、私のMBA受験は苦しいことよりも確実に楽しいことの方が多かったと振り返ってみて感じています。一方で、今まで培ってきた経験や能力に加え、カネや時間など、持てる全てのリソースを注ぎ込む過酷な複合競技だったとも言えます。もっと賢いやり方があったのかもしれません。インターフェイスのカウンセリング料も決して安いものではありません。しかしながら、強い気持ちを忘れずに、納得がいくまで頑張れる気合と根性があれば、皆様も必ずや世界自己アピール選手権で良い結果を修めることが出来ると信じております。是非やっちゃってください。

以上





大学院留学 合格体験記
Harvard HBSMBA(ハーバードMBA) Class of 2007