Harvard MBA 合格体験記

留学先:ハーバード (Harvard HBS MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.337






1) 合否結果

合格: HBS (2nd), Stanford (1st), Wharton (1st), MIT (1st)



2) 経歴

出願時年齢: 27歳
職務経験: 経営コンサルティング2.5年、プライベートエクイティ2.5年(出願時)
海外経験: 米国ロサンゼルス8ヶ月(大学時代)



3) スコア
TOEFL: 110 (R:29, L:30, W:28, S:23)
GMAT: 730 (Q 50, V 40, AWA 5.5)
GPA: 3.3 (国立大学工学部)



4) Why MBA?

「日本の製造業の持つポテンシャルの最大化」をPE/VCという立場から一生かけて取り組みたいと昔から思っていたのですが、
そのゴールに向け、1) 今の会社の中でグローバルディールチームをリードするポジションになる前に、多様な価値観・バックグラウンドを持つ優秀な人と交流し自分の価値観を広げたい、2)実務で関わりのあった戦略・コーポレートファイナンスの論点は深く理解することができたが、一歩引いて全体像・枠組みを勉強しなおして培った経験を咀嚼したい、という2点を強く感じていました。そして、MBAにいくことで随分解決できるのではないか、と思ったことがMBA留学を思い立ったきっかけです。



5) 受験戦略

5)-1 TOEFL/GMAT:「単語力」

帰国子女ではない私はTOEFL iBTでHBSの足きりの109点を越すのはなかなか大変でした。Speakingでは(仕事でそれなりに
英語を使っているですが…)25点をこえることは不可能と判断し、他の3つのセクションでほぼ満点、Speakingで23点を取れるようにターゲットをセットして勉強しました。R/Lで満点に近い点を取るための一番の鍵は単語力だと思います。GMATは単に受験勉強と割り切り、何らかの教材を入手してパターンをひたすら覚え、Official Guideでほぼ全問回答プロセスがすぐに思い浮かぶようになれば必要十分と考えました。また、Verbal35以上を目指す場合、単語の意味を取れないと最終判断できない選択肢が多数ありますので、十分単語力をつけておく必要があります。まだどちらも準備開始していない方は、(1)単語力増強、(2)GMAT及び(点がのびるのに時間のかかる)TOEFL Speakingのトレーニングを開始、(3)GMATの点が出てからTOEFLに完全移行、というプロセスが一番効率的・低リスクではないでしょうか。

5)-2 エッセイ:「差別化」

「求められている人物像を把握」し「自分の戦っている集団の中で差別化を図る」ことをゴールにしました。いずれの点でも、デバリエ先生のアドバイスは大変参考になりました。まず、「求められている人物像の把握」のために、各校のHPを読み込み、在校生・卒業生やデバリエ先生の意見を聞きました。特に、Stanfordは求めている人物像を詳細にHPに記載しているので、参考になりました。

次に、「差別化」ですが、大学側が多様性を確保するため同一の集団の中で限られた人しか合格させない中、そもそも自分がどのような集団の中で戦っているのかを把握する必要があります。私の場合は、「アジア人」「戦略コンサルティング出身者」「PE出身者」という集団に加え、同じトップMBA校を受験する「会社の同僚」(欧米拠点を含めると20人以上)
という集団がありました。それぞれの集団の中で、「何か差別化要素になるのか?」という点を考え、エッセイにちりばめるようにしました。

以上のポイントを自分なりに織り込んだエッセイをデバリエ先生に見ていただいたことで、70点のエッセイを90点以上にしていただくことはできたかと思います。特に、今まで多数の合格者のエッセイを見ている事から、学校側の求められている人物像がどのようなものか、貴重なアドバイスをいただきました。ただし、さすがに20点のエッセイを持っていって90点以上にしてもらうのは不可能なので、自分で十分考えたものをカウンセラーに見せるのは当然のこと、そして一番大切なのは見てもらった後でも自分が納得するまで最後もきちんと推敲しつづけることだと思います。提出した4校は直前まで何度も推敲して「これなら落ちても後悔はない」と思えてから提出しました。

5)-3 推薦状:「念押し」

さまざまな意見があるかと思いますが、私は推薦状では「エッセイで書いたキーの差別化要素を他の人の視点から補強してもらう」ことをお願いしました。

5)-4 インタビュー

インターフェースのグループトレーニング1回と個別トレーニングを若干Wharton・HBSの面接の直前に受けました。グループトレーニングでは他の受験生のレベル感・典型的な注意点を把握することができ、個別トレーニングで詳細な答え方をデバリエ先生等に修正してもらい、回答をファインチューンしました。HBS以外は典型的な質問(Why MBA?Why this school? Leadership experience?など)で9割方カバーできると思います。HBSも典型的な質問が基本でしたが、「私を驚かしてみて」など奇抜な質問やこちらの返答に突込みを何度も入れてくることが複数あり、即答できる思考力・英語力を見ているのだと感じました。

最後に、全校合格できたのも、担当していただいたデバリエ先生・小貫様をはじめとするインターフェースの方々のサポートあってのおかげです。どうもありがとうございました。





大学院留学 合格体験記
Harvard HBSMBA(ハーバードMBA) Class of 2011