HKUST MBA 合格体験記

留学先:香港科技大学 (HKUST MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.431






*****自己紹介*****
性別:男
出願時年齢:31歳
大学:国内理系私大院卒(機械工学専攻)
職務経験:国内輸送機器メーカー(製品設計及び品質業務)
留学形態:社費留学
海外経験:なし(出張及び旅行程度)
受講講座:インターフェースのエッセイプリパレーションコース、インタビュートレーニング

*****受験結果*****
略称     名称      合否
HKUST 香港科学技術大学 合格 進学先
CUHK 香港中文大学 合格
HKU 香港大学 合格
(コロンビア大学交換留学)
NUS シンガポール国立大学 合格
NTU 南洋理工大学 面接辞退

*****最終スコア*****
GMAT:640 (Q:50 V:25) AWA 4.0 IR 3
IELTS:overall 7.0 (L:6.0 R:8.5 W7.0 S:7.0)
GPA:大学院 3.9 大学 3.2

*****Why MBA?*****
大学・大学院・会社での業務全てにおいて、ずっと技術畑を歩んできて、2011年ごろから企画系業務への興味が湧き出しました。技術系から企画業務への転身において、ビジネス基礎知識の習得、マーケット理解、リーダーシップを養うには、MBAが最適であると考えました。

*****スケジュール*****

*****IELTS*****
志望校がTOEFL/IELTSどちらでもOKでした。ネット上で調べたところ、TOEFLよりも得点を取るのが、簡単そうという印象からIELTSを選択しました。また、Speakingセッションでは、対人面接である為、留学先の会話に近い環境と思った点もIELTSを選んだ理由の一つです。
IELTSとTOEFLの試験内容の違いについては、リンク参照ください。

■スコア履歴■

■対策■
—Reading–
単語力改善の為、TOEFL3800をPart4の途中まで覚えました。ただし、IELTSでは難しい単語は出ないので、Part3くらいまでで十分だと思います。
模擬/本番テストでは、問題の先読みを実施し、大体の設問を頭に入れてから、本文を読みました。比較的点数の取りやすいパートだと思います。

—Listening–
特に対策はせず、オンライン英会話を毎日実施しました。
但し、手書きテストの為、スペルミスがNGになります。聞きとれていても、スペルミスや複数形sの付け忘れで得点減となってしまうので、十分に注意が必要です。必ず1~2箇所はスペルミス、sの付け忘れがありました。

—Writing–
全く英文を書いたことがなかったので、苦手パートでした。最初は、模範解答を写すことから始め、表現方法を学びました。その後は、 公式問題集参考書をひたすら解いて、オンライン英会話の先生に添削をお願いしました。
上記方法では、6.0で頭打ちになったので、Task2用のテンプレートを作成し、回答しました。それにより、7.0まで向上しました。
ただ、何回IELTSを受けても、採点基準が判らなかったので、多少なりとも採点官の当たり外れもあると思います。

—Speaking–
外国人とほとんど話したことが無く、ListeningやReadingの勉強が主だったので、最も苦手なパートでした。
英会話に慣れる為、毎日30分~1時間オンライン英会話で会話の練習をしました。最初は、翻訳サイトで翻訳しながら、会話し、徐々に翻訳サイトに頼らなくても大丈夫なレベルになりました。ただ、会話に慣れるには最低数カ月の地道なトレーニングが必要になりますので、なるべく早めに会話に慣れるトレーニングをスタートした方が良いと思います。
試験対策としては、オンライン英会話の先生に試験官役になってもらい、Part2の想定質問を質問してもらい、私が答えて、私の回答に対し、添削を行って頂き、それをストックしました。勉強初期段階では、暗記ベースの勉強法でしたが、その内、回答のキーワードだけを考え、それを会話しながら繋げていくことができました。いくら質問を想定しても、それ以外から出題されることが多々ありますので、臨機応変さが重要になります。

—その他—
IELTSは、試験会場と試験日が少なく、また、試験は1日目にListening, Reading, Writingを行い、2日目にSpeakingを実施するという日程で行われます。そして、認知度が低い為、参考書が少ないです。
確かにTOEFLよりも点数は取りやすいと思いますが、このようなデメリットもありますので、十分に理解し、IELTSを選択した方が良いと思います。

*****GMAT*****
最も苦戦したテストです。勉強量と点数が比例する訳でもなく、運と相性があると思います。更に1年に5回までしか受けられないという回数制限がある為、受験計画をしっかり立てることが必要です。

■スコア履歴■

■対策■
—Quantitive—
SPIの数学と似たようなレベルです。GMAT official Guideは簡単過ぎるので、
Manhattan GMAT Prepマスアカ で数学用語の暗記と練習を実施しました。
難易度のイメージとしては、
[難] Manhattan Prep>マスアカ>GMAT本番=GMAT Prep>GMAT Official guide [易]
なので、理系であれば、Manhattanとマスアカを一通りやれば、49~50は獲得できると思います。

—Verbal—
GMAT Official guideを一通り解いても、点数が伸びなかったので、京都のA塾で勉強をしました。A塾の学習スタイルは、事前にオリジナル問題と解答を紙で受け取り、予習した後、Skype上で解法の解説(任意)というものです。この授業により、SCやCRの基本的な解法は学べます。但し、本番のPC上での解答とは異なり、紙ベースの勉強なので、注意が必要です。私はこの差に苦労しました。

—AWA—
GMAT answersという書籍を購入し、2~3問眺めながら、自分でテンプレートを作成しました。毎回テスト前には、1~2問を解いて、本番に臨みました。
特にしっかりとした対策は不要だと思います。

—IR—
特に対策はしていません。GMAT Prepを行った程度です。

—テスト対策—
紙ベースで勉強して、ある程度の正答率を確保しても、実際のテストとなると、ガクンと点数が下がります。この点に非常に苦労しました。
Verbalの解法がわかってきた時点で、実際のテストと同様に、PC上でテスト練習することをお勧めします。

PC上で練習できるソフト
<GMAT Prep>
GMACが提供するオフィシャル無料ソフトです。基本的にはこのソフトを何回もやり込むことが必要です。恐らく20回位は模擬テストを受けました。
但し、問題数が少ない為、問題数を増やすアップグレード($30程度)して、練習することをお勧めします。
<Manhattan Prep>
Manhattan GMATの参考書をどれか1冊買うと6回受験できます。本物のテストとフォーマットが若干異なりますが、点数も算出してくれますので、利用しました。但し、本物のVerbalに比べ、簡単であり、本物のQuantitiveよりも難しいので、あくまでも練習という位置付けで使用しました。
<GMAT KING>
有料ソフトウェア(2万円弱)です。GMAT official Guide本を本物のテストと同じインターフェースで解答できるソフトウェアです。点数は算出できないものの、本物のテスト形式に慣れる為に、使用しました。

*****ESSAY*****
インターフェース のessay preparation コースを利用しました。
このコースは、essay添削だけでなく、CVの作成、推薦状の添削、オンラインアプリケーションのチェック、インタビュートレーニング、出願戦略など受験に関わる全てをサポートしてくれます。このコースを利用し、受験勉強を進めることを強くオススメします。

9月終わりから12月末までの間、毎週土曜日20時から22時で、ルクレアさんのカウンセリング(Skype)を受けました。毎週宿題(1〜2トピックについて、草案を作成)をして、カウンセリング中にルクレアさんが添削するというスタイルです。カウンセリング中は次回の宿題をやりながら、ルクレアさんの質問に答えていました。
毎週決まった時間ということで、生活や勉強のリズムを作ることができ、非常に良かったです。また、添削内容としても、ルクレアさんのアドバイスは的確であり、トピックのアイデア出しから一緒に考えて、議論でき、非常に有意義でした。
essayの着手については、出願校の数にもよりますが、8〜9月くらいから始めた方が良いかと思います。

*****推薦状*****
元上司二人、同僚一人に書いて頂きました。
10月終わりに推薦者の方へ推薦状を書いて頂きました。
*****INTERVIEW*****
最も得意だったパートです。というか、低スコア(IELTS6.5 GMAT550)で出願した為、面接でアピールするしかありませんでした。
■対策■
1. 足切り回避、押しかけインタビュー(ルクレアさんアイデア)
いついつキャンパスビジッッドするから、その時に面接させて欲しいと学校に依頼。
了承してくれた学校:HKU、CUHK
了承してくれなかった学校:HKUST、NUS、NTU

face-to-faceの面接にこだわりました。熱意をアピールし易く、物を見せながら話せる、など多くのメリットがあります。HKUSTは当初、Skypeインタビューの案内でしたが、face-to-faceに変更してもらい、HKUSTキャンパスで実施しました。
Face-to-faceインタビュー:HKU,CUHK,HKUST
Skypeインタビュー:NUS

2. 小道具を使う。
物を使って説明した方がインパクトがあり、印象に残り易いと思い、以下の物を使いました。
自分が設計した部品・・お土産に使用
自分の業界をマクロ分析したグラフ(自作)・・Why MBAに使用
思い出の写真・・話題が出たら使用
 中でも、部品とグラフは非常に好評でした。

3. ひたすら練習
デバリエさんのグループインタビュートレーニングを12月〜1月で受講しました。デバリエさんの変化球的な質問の練習だけでなく、他の受講生の受け答えを見て、自分にフィードバックすることができます。
その後、1月頃にルクレアさんのインタビュートレーニングを数回受講しました。ルクレアさんのアドバイスは的確であり、とても参考になります。

また、同時期に、オンライン英会話を受講し、毎日1時間オンライン英会話講師に想定質問を質問してもらい、それに答えるというトレーニングを実施しました。
想定質問
Walk me through your resume, Career Plan ~short/long term~, Why MBA, Why school, Contribution, Achievement, Strength, Weakness, Teamwork, Leadership, Failure, Ethical dilemma, Question from me

4. 自分の業界や時事問題について考えておく。
面接において必ずと言っていいほど、聞かれた質問が「ライバル社との違いは?」です。その他にも「日本の政権交代(安倍政権)はあなたの会社にとって良い?」などを聞かれました。
面接で聞かれる質問を全て予測し、その回答を用意するのは不可能です。
想定質問以外の質問がきても、臨機応変に対応できる様、日頃から考えておくことが必要だと思います。

*****CAMPUS VISIT*****
2012年夏頃にデバリエさんにキャンパスビジットについて聞いたところ、「点数が低すぎるから、スコアアップに注力しろ。」と言われ、また、英語力にも自信が無かった為、キャンパスビジットをしない方向で考えていました。
しかし、2013年2月にCUHKとHKUの面接をしに香港に行った際に、CUHK、HKU、HKUSTのキャンパスを見に行きました。
HKUSTについては、在校生のGr.ディスカッションに混ぜてもらい、学校の中身を深く知ることができ、その情報を面接でもアピールすることができました。
振り返ってみると、在校生とつながりを持つことが出来たり、施設を見学できたり、ESSAYや面接にフィードバックできる為、なるべくキャンパスビジットはした方が良いと思います。

*****終わりに*****
留学経験や海外で過ごした経験が無く、2年前までTOEIC600点代であった自分が第1志望に合格できたことを素直に嬉しく思います。
受験を総合的にアドバイスしてくださったインターフェースのデバリエさん、ルクレアさん、小貫さん、小林さん、小粥さんのサポートが無かったら、絶対に合格出来なかったと思います。心より感謝致します。

以上





大学院留学 合格体験記
HKUST MBA (香港科技大学 MBA) Class of 2015