IMD MBA 合格体験記

留学先:IMD Business School(スイス)合格体験記 (IMD MBA)

大学院出願準備記(インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.276






最後の引継ぎのために出張中の中国はシンセンのホテルにて、1月前に終了したばかりのMBA受験体験を記しています。受験校がIMD1校、出願準備を8月に始め、9月に出願、10月末にInterviewを経て合格、12月には現地に赴き、1月には授業がスタートするという極短期間のプロセスのため、それ自体は一般的なものではなく、参考にならないと思います。それでも、この体験記を書く理由は、二つあります。

  1.統計的には合格が難しいかもしれない状況に、今、置かれている方に、最後まで
   諦めずやり通すことの励みになればと思うこと。

  2.MBA受験プロセスに於いて適当なアドバイザーの存在が如何に重要で、Interfaceが
   如何にその役割を果たしてくれたかを記すことは、最大の恩返しとなりうる、
   と考えたこと。

1.まず、MBA受験に於いて最も重要なことは、自分を信じること、これに尽きると僕は考えます。

自分を信じることさえ出来れば、プロセスの最後まで諦めることなく遣り通すことが出来ると考えるからです。例え、自分が置かれた状況が統計的にはあり得ない状況にあったとしても、そこには必ず例外があります。自分を信じることさえ出来れば、自分は例外足りうることを信じることができ、遣り通すことが出来ます。遣り通すことが唯一、自分の意志によってコントロール出来ることです。ベストを尽くす、ということはそういうことではないでしょうか。

8月中旬にIMDの2007年1月スタートのクラスの最終ラウンドの締め切りが9月1日であることを知りました。7月頃から’07/9スタートのMBA受験を考えていたため、GMATの準備、Interfaceへのfirst contactは済ませていましたが、その時点でessayは手付かず、GMATも未受験でした。年内には現在の業務に一折の目処が立つことがはっきりしていたため、1月スタートのMBAは、30歳という年齢もあり、ブランクの無いスケジュールが組める理想的なものでした。無理は承知で、逆立ちして何とか出願を終え、そこから初めてMGSCを開始、インタビューの招待が来てからは、インタビューレッスンを兎に角取れ、という指示従い、約1ヶ月半の間に4回取りました。

インタビューレッスンのトレーナーからは、『お前は夢でも見てるのじゃないか?時間の無駄だから他の学校の受験準備をした方が良い。』と断言されました。それほどGMATのスコアが悪かったのです。自覚もありました。それでも、『インタビューに呼ばれている以上、可能性がゼロではないはず。諦めません。』と、突っぱねました。

無茶は、初めから承知でした。海外駐在で事業会社を任されるポジション、月の半分以上が海外出張という現実、年齢、家族、将来の希望のバランスを最大限に勘案すれば、これはニッチをうまくすり抜ける以外に、BESTの解を得ることは難しい、と言うのが自分なりの結論でした。つまり、最初から例外になろうという意識を持ち、リスクを取っての受験でした(最終ラウンドのIMD受験は、07/9入学の学校の出願プロセスを後回しにするスケジュールを余儀なくされます)。

MBA受験に際し各受験者が置かれる事情は、所謂大学受験のそれとは大きく違います。従い、大多数の受験生が必ずしも理想的ではないスケジュールで受験を余儀なくされていると思います。現実と理想の折り合いの中で、最大公約数的な解を見つけること、それは極めてslimなchanceに賭けるプロセスになるかもしれません。それでも以降で述べるInterfaceというrisk managementのtoolを得ることで、十二分にトライに値するチャレンジになるのではないかと思います。

2.極短期間で最大限の効果を上げることが出来たのは、間違いなくInterfaceの価値でした。

情報に溺れがちなMBA受験に於いて適切なアドバイザーをつけることは、効率的な受験を志向する受験生にとってはMUSTだと思います。

 海外でのMBA受験だったこともあり、客観的意見には餓えていました。その意味で、前述のトレーナーの意見を含め、率直な意見は非常に有益でした。MBA受験には色んな情報が世間に溢れかえっています。情報の取捨選択だけでも相当の時間とエネルギーを無為に費やしかねません。

自身の受験方針については、MGSCを通じてRisk managementの観点を含めプロセスの戦略論を日々、デバリエさんと議論しました(返信の速さにはいつも驚かされましたが)。これまであまり人に相談をしない性質だったのですが、インターフェースの門を叩く時点で、心に決めていたことが一つあります。

     『このプロセスばかりは、プロのアドバイスに愚直に従おう。』

初めてお電話で小林さんとお話させて頂いた時点でプロフェッショナリズムと安心感を得ることが出来たことがこの結論に至らせました。限られた時間、スリムなチャンスに滑り込もうとしている立場を考えれば、プロのアドバイス以上に時間を縮減してくれるものはありません。その結論は、正しかった。迷うことなくIMD受験に全リソースを注ぐというデバリエさんと出した戦略が、何よりの成功の鍵だったと思います(’07/9入学のその他多くの学校の受験を後回しにするという意味では大いなる賭けでしたが)。

インタビュートレーニングがメインでしたが、その過程では小貫さん・小粥さんに色々とスケジュールのご無理をお願いしました。このスケジューリングなしには、IMDのアドミッションをして” I’m so impressed about your interview. ” というfeed backは得られなかったでしょう。

技術論については、インタビュートレーナー達のご指導の賜物です。

中には厳しくいトレーナーがいて、本当に心底、僕は嫌でした。が、ためになりました。嫌なレッスンは大概、ためになると言うことを過去の体験から肌で理解していたので何とか乗り切りましたが、それでも、あれは、気分が明るくなるプロセスではありませんでしたね。正直いって(笑)。それと、『このプロセスばかりは、プロのアドバイスに愚直に従おう。』と決めていたので、自分の約束を守る意味でもこれを通しました。

“何を”、“どのように”伝える必要があるのか。先方は、何を聞きたがっているのか。一見当たり前ですが、日本人である私達は、外国人のインタビュアーが何を求めているのか、どういう順番で伝えて欲しいのかを理解していないことも多い。ただ、これはルールなので、一度、頭で理解をしてしまえば、後は、本当に自分が伝えたいことをその方法に従って伝えればよかった。結果、admissionからの好印象と今回の合格を勝ち得るに至ったことは間違いないと思います。特にIMDのインタビューは、終日で、presentationや他候補者とのcase studyもあり、極めてハードなインタビューで知られていますので、このレッスン無しでは通過しえなかったと思います。

無論、Interfaceはアドバイザーであって、最終意思決定者ではありません。個性の強いインストラクターばかりですので、ついつい押され気味なことは確かですが、当たり前ながら判断は自分が行うものです。意見がどうしても合わなければ自分の結論を信じたらよいと思います。1.で触れたとおり、トレーナーには『夢でも見てるのか?』といわれ、デバリエさんにはMGSCで『自信過剰病』という診断も受けました。それでも、最後は自分を信じるしかありません。

繰り返しになりますが、自分を信じること、そして、諦めずにアプリケーションを出すこと。それが自分に出来る全てのことであり、唯一最大の成功の鍵だと思います。

皆様のご健闘をお祈りします。

        (注)『MBA&大学院留学準備コンサルティング(MGSC)・コース』
                             及び、『インタビュー・トレーニング』ご利用者





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IMD Business School MBA(IMD MBA) Class of 2009