INSEAD MBA 合格体験記

留学先:インシアード (INSEAD MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.162






私の点数等を見て、皆さんに安心して欲しくは無いのですが、私の弱みや低い点数(INSEADのAdmissionスタッフに会った際も「INSEADの学生のGMAT80%Rangeを知っているか?引き続きGMATを受け続けたほうが良いよ。」と言われました。)で、どのように合格したのかを感じ取って頂ければと思います。たとえ、80%Rangeに入っていなくとも、合格して卒業できればそれで良いのです。

1. 弱み

(1) TOEFL 267点
(2) GMAT 640点
(3) GPAは非常に悪い(日本の国立大学卒、法学部)

私はETSのテストがあわないのか(特にGMATのSC)、かなり勉強したのですが、どうしても点数は伸びませんでした。そのおかげで相当苦労しました。私が言うのもなんですが、有名校に合格するには、最低でも650は無いとかなり苦しいと思います。テスト関連で私の話は参考にならないと思いますので、省略します。

2. 強み

(1) 海外生活10年(1歳からオランダ5年、フランス5年)

オランダ語は全く覚えておらず、フランス語もほとんど話せません。もちろんそんなことはエッセーに書きませんでしたが。 フランスや海外での生活に全く問題無いこと、西洋人が考える「ステレオタイプの日本人」と異なることを強調しました。

(2) 大学在学中、休学し米国の州立大学に通常の学生(Junior)として転校(交換留学プログラム等は、一切使わず)。

国際関係学専攻。1年後帰国、復学。留学中1年間のGPAは、そこそこ。(日本の大学のGPAよりは、はるかに良い。) 成績証を添付し、英語での授業や、海外の大学で生活することに問題が無いことを強調しました。

(3) 大学在学中にバックパックで30カ国程度旅行
(最長は、北米シアトルから南米チリサンチアゴまで4ヶ月放浪)

様々な国の生活や文化を、これらの旅行を通して見てきたことを強調。

(4) 某銀行勤務歴4年(28歳)

財務部、中近東・東欧担当融資部門、及びアジア等出資担当部門(海外出張多数)幅広い業務経験(扱ってきたIssueが多いこと)を強調しました。

(5) 企業派遣1年

多数の応募者の中から唯一人、MBA派遣に会社から選抜されたと伝えたところAdmission Staffからは、「是非それをエッセーには書け」と好感触でした。

(6) その他

Cambridgeは2次面接を現地で行うため、それにあわせて1週間休みを取り、Oxford(1次通過し、2次面接を現地で行うも不合格)、INSEADを訪ねて、面接及びAdmissionと話をして、熱意をアピールしました。

直接的には影響ないでしょうが(合否判断は教授陣からなるCommitteeで通常行うため)、エッセー等に「Campus Visitで思いを強くした」、「授業を傍聴し、議論に参加したくなった」等書けば、好印象だと思います。

また、どれほど効果があったかは不明ですが、第一志望のINSEADは特に力を入れ、2つの推薦状が必須であるところ、Additional Recommendationとして、2つの推薦状やエッセーに触れられていない直近のアピール点を、最近異動してきた上司に書いてもらいました。

3. (参考)1年MBA

1年MBAを探すこと自体大変ですので、他にも沢山あるとは思いますが、1年MBAを探されている方のご参考までに列挙しておきます。

私が実際に受験したのは、下記6校です。(○合格、●不合格)
○INSEAD
○Cambridge
○Katz (Pittsburgh)
●USC−IBEAR
●IMD
●Oxford
Cranfield
Warwick
Nyenrode
Concord (Arthur D. Little)
Thunderbird
Monterey Institute
(16ヶ月)HEC
(13ヶ月)Bocconi
(15ヶ月)Rotterdam

4. カウンセラー

インフォメーションカウンセラーはデヴァリエさん。エッセイカウンセラーはルクレアさんでした。ルクレアさんには、私の持っている強みをどのようにエッセーや推薦状に埋め込んで行くか、そもそもどの人に推薦状を書いてもらうべきか、等々細かいところまで総合的にアドバイスをもらいました。

出願書類の内容のことで何かあるとルクレアさんに質問しておりましたが、やはり何時でも専門家に質問できるという体制は、私にとって非常に大きな利点でした。 インターフェイスは、他の予備校に比べてコストがかかると言われており、私も実際にかかったと思います。私は、企業派遣ながら、準備については特別な支援は無く自腹であったため、コストが高いことに抵抗はありましたが、受験勉強中気になることは沢山出てきますので、何時でも聞けるという安心感は何にも変えがたいと思います。

また、Admissionに出すEmailから、書類の送付状まで、自分から外部に出すものを何から何まで全部チェックしてもらえるということも素晴らしいと思います。(写真までチェックされ、もっと笑った写真にしろとコメントされたこともありました。)

例えばあなたがAdmissionであったら、エッセーを適切な英語で書いている受験生から「書類を遅らさせてもらわせていだたきますでしょう。」といった可笑しなカバーレターを受け取ったら、「この人本当に大丈夫かな?」と疑念を持つのではないでしょうか。そういったことも考えると、このフルサポート体制は私にとっては非常に大きな安心材料でした。

5. インタビュー

私は留学していたこともあり、インタビューには自信があった(思い込みであったが)ため、インタビュートレーニングをギリギリまで行いませんでしたが、今振り返ってみると、例え自信があっても早めに1回受けることをお奨めします。恐らく最初は予想以上にうまく行かないで、がっくりくるはずです。インタビューは、英語のスピーキング+α(説明ロジックや話題の誘導等)であり、実はαの方がよほど重要で、難しいです。

何回かトレーニングを重ねれば、段々慣れてきますので、さらに色々なカウンセラーとインタビュー対策を行い、対応力をつけた方が良いと思います。

INSEADの2次面接は、Alumniから、外国人1人、日本人1人の合計2回と聞いていましたが、私のGMATが低いせいか、両方とも外国人でした。インタビューでは用意していた話題を出して、予定通り興味を引いたり、笑いを取れたり、うまく話題を操れたと思います。

6. 最後に

たとえGMATが下の10%Rangeに入っていたとしても、受かる可能性はゼロではありません。今回のMBA受験は、仕事が忙しかったことなどもあり、久しぶりに体力的にも精神的にも本当に追い詰められて、命を削った感じがしましたが、第一志望に受かることが出来ました。最後まで可能性を信じて、自分のできる限り、考えられる限り、全て手を尽くして、諦めずに精一杯走りつづけることが一番大事だと思います。

私も以前インターフェイスのHPにある体験記を読んで、参考にしましたが、私の体験記が皆さんの何かの参考になれば嬉しいです。頑張ってください。





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INSEAD MBA(インシアードMBA) Class of 2005