INSEAD MBA 合格体験記

留学先:インシアード (INSEAD MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.380






1. 出願結果

合格: INSEAD他

2. 経歴

年齢: 33歳
学歴: 東京工業大学 理工学研究科(工学修士)
職歴: 資産運用会社 8年
海外経験: 4ヶ月程度の長期出張/研修のみ
社費/私費: 私費

3. テストスコア等

TOEFL: 101(R:28、L:26、S:22、W:25)
TOEIC: 980(Listening:495、Reading:485)
GMAT: 680(Verbal:32、Quantitative:49、AWA:4.5)

4. 受験対策

1年前に5校に出願し全滅したことからインターフェースの門を叩きました。TOEFL、GMATのスコアが不十分であったことが不合格の大きな要因だと思いますが、以前に受講していた大手予備校のエッセイ・カウンセリングに疑問を感じていたため、エッセイ対策についても打開策の必要性を感じていたためです。不合格となったエッセイについてデバリエ氏からセカンド・オピニオンをもらうため訪問したところ、前評判どおり厳しいフィードバックを得ました。デバリエ氏は遠慮なく厳しい意見を提示しますが、それは目指す目標の高さに起因するものだと思います。トップ・スクールへの合格を目指していた自分にとっては、まさに求めていたサービスでした。

4-1. エッセイ・カウンセリング

エッセイ・カウンセラーは最終的にルクレア氏を指名しました。会社の先輩が以前にお世話になっており、その評判を聞いていたためです。ルクレア氏は前向きな発言の多いポジティブな性格の方ですから相談し易く、楽しくカウンセリングを受けることができると思います。厳しいフィードバックもありますが、その内容が的確であるため、全般的に明るい雰囲気を維持しながら長期間のカウンセリングを受けることができました。今年の受験では、途中、体調を崩し10日程度の入院を経験するなど多くの障害がありましたが、なんとか最後まで受験を続けることができたのは、ルクレア氏の暖かいサポートがあったことも一因ではないかと思います。

加えて、私がインターフェースに求めていたのは、各校の特徴や求める学生像などの情報提供ですが、これに関しては申し分のないものが得られたと考えています。デバリエ氏やルクレア氏はこれまでの長期にわたる経験の中で各校のアドミッション・ディレクターとも面識がありますので、彼らの人柄など、通常は得られないレベルの情報についても情報提供を期待することができます。

4-2. TOEFL対策

今年の受験ではGMAT対策に多くの時間を優先して割いてしまったため、結果としてTOEFL対策がおろそかになってしまいました。2008年に記録した101点を超えることなく受験に望みましたが、トップ・スクールへの合格を考えるのであれば、やはり105点程度は必要だと思われます。TOEICを受け付けてくれる学校からの相対的に好意的な態度を考えるにつけ、TOEFLの点数の低さが不合格の大きな要因になっていると推測します。また、今年は多くの学校からWaitlistedの評価を得ましたが、これもTOEFLの低得点が原因であると思われます。Waitlistedの場合、追加インタビューや学校訪問は受け付けてくれない学校が多いものの、GMATおよびTOEFLの点数更新については、ほとんどの学校が受け付けてくれます。TOEFLの点数が昨年度合格者の上位80%以内に入れば合格させるよ、というサインだったと思っています。2008年に101点を記録した際は、通常22点は取れているSpeakingが17点程度しか取れなかったにも関わらず最高点を記録しました。通常通りのSpeakingの点数が取れれば、いつかは105点を越えると考えTOEFL対策をやめてしまいましたが、結果としてListeningやWritingの点数が下がることとなり表記の点数に留まることになりました。

4-3. GMAT対策

以前に通っていた予備校ではTOEFLが一定の点数を超えてからGMATの勉強を始めることを勧めていましたが、インターフェースでは先にGMAT対策を進めることを推奨されることが多かった印象を持っています。IBTへの移行後は、SpeakingやWritingの対策に時間がかかることからGMATを先に進めることが有効だと考えます。

5. 奨学金

最後に、ここでは私がインターフェースのサポートにより獲得したロータリー国際親善奨学金について記したいと思います。当奨学金についてはインターネットで情報を得ることもできますが、的確な情報を得ることに私自身が苦労したためです。例えば、ビジネス・スクール受験者の多くは英語圏への留学を希望すると思われますが、香港やシンガポールなども英語圏として申請できることを知っている方は少ないのではないでしょうか。ロータリー・クラブはクラブメンバーの寄付金により運営される自主的な「集まり」であるため、会社組織のように効率的な情報開示の仕組みを持ちません。日本のロータリー・クラブは事務所を設け、事務員を雇用しているケースが多々ありますが、これは世界的に見れば極めて稀なことであり通常は、フルタイムの仕事を持っているクラブメンバーが仕事の合間を見つけ対外的な情報提供を行っています。まずは、積極的に近くのロータリー・クラブに直接コンタクトを取ることを勧めます。他方、ロータリー・クラブは学校や会社に比べてインフォーマルな組織であるため柔軟性が高く相談の余地が多分にあります。奨学金付与の条件なども例外規程が多数ありますし、直接交渉することが重要です。ただし、その際に最も重要なのは、ロータリーの理念から外れないことです。ロータリーの第一の目的は、地域社会への貢献であり『奉仕の機会として知り合いを広めること』にあります。この理念に沿って奨学金を申請し、自らの留学に懸ける思いを語ることで多くのロータリアンから支持を得ることができると思われます。

6. 最後に

帰国子女などのバックグランドを持たず、ビジネス・スクール受験を迷っている方、MBAの価値を疑いながらも憧れを捨て切れない方、まずは英語の勉強を始めることを勧めます。最終的に留学を選択しなくとも英語は必ずどこかで必要になりますし、無駄になるものではありません。私自身は会社の先輩からの同様のアドバイスによって軽やかな気持ちでビジネス・スクール受験を開始することができました。TOEFLはIBTとなり大きく改善されていますので、その受験対策を的確に行えば、確実に実社会でも通用する英語力が身につくと思われます。





大学院留学 合格体験記
INSEAD MBA(インシアードMBA) Class of 2012