LBS MBA 合格体験記

留学先:ロンドンビジネススクール (London Business School LBS MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.164






この度、ドリーム校の1つであるLondon Business School(LBS)から早々に合格通知をもらうことができました。以下では、昨今の受験情勢を踏まえつつ、自らの受験過程を振り返ってみたいと思います。本稿が海外留学を目指す皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。

1.今年度の受験情勢

ビジネススクール受験事情は厳しくなっているといわれますが、今年度はその傾向が急激に強まったとみられます。まず他のアジア諸国からの出願増に伴い、トップスクールにおける日本人合格者数が急減しています。次に、準トップスクールでの競争激化が指摘されます。昨今の受験情勢やGMATスコアの低迷を受けて、志望校を落とす受験者が激増したことが原因と考えられます。

2.ストラテジー策定の重要性

上述の傾向は今後一段と強まっていく可能性があります。斯かる情勢下、受験準備を始めるに際しては、まず自己分析を十分に行い、その上で合格に向けたストラテジー(スケジューリングと受験校選択)をしっかりと描いておくことが重要と考えられます。

さて私の描いたストラテジーですが、ストロングポイント強化に軸足を置きました。一般的に合否判断材料はa. テストスコア、b. エッセイに大別されますが、私はこれらをウィークポイント(a)とストロングポイント(b)に分類し、その上でスケジューリングについては、bに十分な時間を割り振りました。一般的に受験準備は、ウィークポイントの補強という観点から、a、bという順序で進められることが多いのですが、この場合、aに時間を要するとスケジュールが全体的に後ろ倒しになり、bが不十分なまま出願してしまうというリスクがあります。私はaについては当初より長期戦を覚悟し、その状況がどうであれ、bについては早期に開始させることにしました。

次に受験校の選択です。志望度にプライオリティを置くことは大切ですが、何かしらのウィークポイントを抱えているのであれば、なおさら客観的な目で受験校を選択することの有効性は高いと考えました。私の場合、各校ブローシャー、ガイドブック(インターフェイス監修)などを基に、1)合否判断においてbを重視する(かつ自身が書こうと思っている内容が嵌りやすい)、2)反面、aに対しては比較的柔軟であると思われるスクールを上位から下位まで十数校ピックアップしました。

3.具体的な受験準備

1) GMATについて

GMATに対する「土地」勘を養う上で予備校の各種コースに参加することは有意義だと思います。しかしながら、ハイスコアを得るには、「絶対的な速読力と読解力」を身に付けることが不可欠だと思われます。私は当初この作業を怠りテスト勉強だけに時間を費やしたため、運良く1回目でそれなりのスコアが出たものの、2回目以降は勉強してもむしろスコアが低下するという状態に陥りました。そのため、ある時期よりEconomistやBusiness Weekを毎日数時間かけて読むとともに、ボキャブラリービルディングに努めました。その間GMATの問題にはまったく触れず、本試験直前になって模擬試験(インターフェイス実施)を受けるというパターンに切り替えました。こうした地道な作業が速読力や読解力の向上につながり、最終的なスコア改善につながったと思います。

2) エッセイについて

エッセイはインターフェイスを利用しました。「ストロングポイント強化」という目的を実現するには、最も質の高いサービスを受ける必要があると考えたからです。実際、カウンセラーの質は評判通り高く、内容は大変満足のいくものでした。

エッセイでは「受験者のアイデンティティ」が最も問われます。しかしだからといって「私はこういう人間です。どうぞ見てください」といった受動的な(日本人的な)内容では勝てません。勝つためには、スクールにとって強力にAppealingな内容である必要があります(ビジネススクールには個性的な欧米人の中でも際立って個性的な人たちが集まってくると考えた方が良い)。幸いなことに、私には職務の普遍性かつ希少性(他の日本人受験者との差別化をはかることができる)というアドバンテージがありました。担当カウンセラーはMBAホルダーで、かつコンサルティング会社に勤務した経験を持ち、私の業界に精通しておりました。エッセイは毎週火曜日が提出期限となっており、前日は徹夜となることもしばしばありましたが、原稿、カウンセラーとの議論、推敲、カウンセラーとの議論という流れを繰り返し、「勝てるエッセイ」に仕上げていきました。

3) インタビューについて

インターフェイスのインタビューセミナー(無料)で概要を掴んだ上で、模擬トレーニングを1度だけお願いしました。インタビュー対策の有無は人によって様々な捉え方があると思います。「Why MBA?」など想定可能な質問に対しては事前暗記(但し、丸暗記ではなく)によってクリアできると思いますが、インタビューの目的は単に答えることではなく、会話を通じたpersonalityのチェックに重点が置かれているとみられます。その意味では、普段からspeakingに慣れ、自分らしさを伝えることができるようにトレーニングしておくことの有効性は高いように思われます。

4.最後に

振り返ってみますと、この1年間は大変に苦しくかつ充実した時間でした。そうした時間を経て、スタート地点に立てたことに深い感慨を覚えます。最後に、こうした素晴らしい機会を与えて頂きました担当カウンセラー並びにインターフェイスの皆様に厚く御礼申し上げます。

以上





大学院留学 合格体験記
London Business School LBSMBA(ロンドンビジネススクールMBA) Class of 2005