Michigan MBA 合格体験記

留学先:ミシガン (Michigan Ross MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.393






【受験データ】
留学先:Michigan Ross School of Business
合格先:Michigan, Georgetown
不合格:Wharton (Second Round, Interview 無し), UCLA (First Round, Interview無し), Columbia ( Early Round, Interview無し) Waitlist:NYU(Interview 無し)
Withdraw: Cornell (Interview Invitation → Withdraw), Tuck(Campus Interviewに行ってないのに行っていることになってしまったので放置)
出身大学:一橋大学
勤務先:日系都市銀行(約3年)、日系投資銀行(約5年)
TOEFL:105 (R:30 L:28 S:22 W:25)、 初回MBA受験時は100
GMAT:700 (V:37 Q:49 W:4.0) GPA: 2.95

【自己紹介】
私は、受験時30歳、私費、日系銀行・日系証券(IB)というありふれたバックグラウンド、仕事も含めて現在まで全く海外経験が無く、おまけに2.95という超低GPAの体育会出身のアプリカントです。情報不足からMBA受験を2回することになりました。インターフェースの大先輩が「ゼロからのMBA」という名著を書かれていますが、私の場合はマイナス100くらいからのスタートだったと思います。 私もアプリカント時代は、先代のインタフェーサー達の合格体験記を繰り返し読み、モチベーションを高め、ときには勇気付けられたことを思い出します。そのときに自分が合格体験記を書かせてもらう立場になったら、少しでも後のアプリカントの役に立てるよう、可能な限り事実を忠実に公開しようと決めておりました。この体験記が皆様のお役に少しでも立てれば幸甚です。

【1回目の受験】
既述の通り、私はMBA受験を2回しております(進学先のMichigan Rossは初受験合格でした)。1回目の受験においても1校から合格をいただくも、MBA受験の内容や過程自体に納得がいかなかったので2回目にチャレンジすることにしました。2009年12月14日に2回目のGMATを受験し700点を獲得し、そこからレジュメ・推薦状の準備に入りました。当時の私は3Roundでの受験は実質合格不可能という誤った考えがあったため、全校2Roundで受験しました。即ち、12月14日から翌年初までに約10校分のエッセイその他を用意したことになります。その際にはインターフェースとは別のとある有名なMBAプレップスクールに特別にお願いし、僅か3週間足らずの間に大量のエッセイ等を急ごしらえしました。この件に関してはインタフェース入門の際に、デバリエ氏からも『Crazy!』、ルクレア氏からも『そんな恥知らずな真似はよせ』と評されました。今思えば当時の自分の無知さ無謀さが誇らしいくらいです。 1回目の受験時はMBAプレップスクールのプロの目を通ったエッセイということで、時間も無かったことから、完成したエッセイをろくに自分でレビューもせずにそのまま全校提出しました。インタビュートレーニングについては皆無でした。それでも最終的に5校インタビューインビテーションをいただき、1校合格という結果でした。ある学校のオンキャンパスインタビューで運良く非常にうまくいき、インタビュアーから激賞され『あなたのTOEFLとGMATの点数ならば問題無い、別の担当者の判断になるがエッセイ等が特に問題無ければ合格です。サマースクールのパンフレットを読んで合格通知を待っていて下さい。』と言われました。その学校に進学するつもりで合格通知を待っていましたが、来たのは不合格通知でした。改めて エッセイを見直すと、その学校の「Why MBA now?」の質問に「一生懸命働いてMBAに行くお金が貯まったから」と回答 していました。さすがに素人目に見てもあんまりな回答であり、自分を納得させるためもう一年頑張ることにしました。

【2回目の受験】
1回目の受験活動の問題点であったエッセイに注力しようと思い、完全燃焼するため業界最高峰の誉れ高いインターフェースの門を叩きました。デバリエ氏からは『GMATは許容範囲だがTOEFLが低過ぎる(当時は100点)、110点程度まで上げるべき』と指摘を受けました。私の周囲でも(インターフェース以外でも)TOP10クラスに合格しているアプリカントのほとんどが110点程度以上を取っていました。私は最終的に105点という低スコアで受験を終える形になってしまい、唯一後悔を残す点となりました。3、4年前はTOP10でも「105点が目安のライン」と言われていた時代もあったようですが、少なくとも今は110点という水準が目安になると思います。 正直、当初はMichigan Rossという学校を知らず、取り敢えずTOP10の学校を目指すという感じで再開しました。8月くらいにMichigan Rossの説明会のメールをインターフェース経由でいただき、デバリエ氏からも『Very good school』と受験を勧められました。今思えば、この一言が私の人生を大きく変えたことになります。その後10月頭にMichigan RossのFirst Roundにアプライし10月中旬にインビテー ション、11月中旬にインタビュー、1月11日に電話で合格通知を貰うという形になりました。

【デバリエ氏とカウンセリングについて】
デバリエ氏は業界の第一人者であり、超有名人です。他のプレップスクールに通っているアプリカント達と話す際にもカウンセラーがデバリエ氏であることを告げると驚かれ、色々と質問されます。デバリエ氏のカウンセリングは軍隊式で厳しいという評価もあります、否定はしません。しかし、それはそういう対応をされるアプリカントもいるということに過ぎません。デバリエ氏はプロのカウンセラーであり、クライアントによって対応を変えることは当然です。私は体育会出身であり、英語の能力も高くなかったため、かなり(というか凄く)厳しい口調で厳しいアドバイスを何度もいただきました。初期のミーティングで『あなたのバックグラウンドと英語の能力を考えるとStanfordとHarvardに合格する確率は0に近い』というフィードバックをいただきました。その2校は当初から受験する気は全くありませんでしたが、こういう発言からも私の(というか一般的なアプリカント全員の)MBA受験における最終ゴールである “自分の能力で合格できる最高レベルのMBAプログラムに入る”というものへ深くコミットしてくれている姿勢を感じたものです。業界ではデバリエ氏に対して賛否両論があることも事実の様ですが、私の体験・インターフェースの合格実績から言える事実は“デバリエ氏は間違いなくMBA受験指導のプロフェッショナルである”ということです。

【インタビュー対策】
インタビュー対策が合否において重要であることは疑う余地はありません。私はインタビュー対策としてインターフェースのインタビュートレーニングコースを主軸として、補足的に “ネイティブと会話する機会を増やしておく”という意味あいで会社の近くの格安の英会話学校を利用しました。発言内容や基本的なストラテジー等の根本的な部分はインターフェースのトレーニング講座で確りと準備できます。 先代のインターフェーサー達も口を揃えて言っていますが、インタフェースのインタビュートレーニング講座の大きな目的の一つには“アプリカント同士のネットワーキング”があります。これを軽く考えては勿体無いです(とは言うものの、私も参加する前は特段重要視していませんでしたが・・・)。日本人アプリカントの多くが企業による社費派遣であり、そもそもスタート地点から厳しい競争を勝ち抜かれて留学生の資格を獲得された方々が多く、当然のことながら日本のMBA市場は優秀な方たちで溢れています。その中でもインターフェースのインタビュートレーニング講座にいらっしゃる方はStanford、Harvard等の超TOP校を目標としており、また実際に合格される様な”極端に優秀”な方々が集まります(私については稀な例外 とお考え下さい)。そういう方々と交流できるということだけでも参加した価値が大いにあったと確信しております。

【最後に】
MBA受験プロセスにおいての絶対的な評価水準としては大きくTOEFLとGMATが挙げられます。然しながら、振り返ってみればTOP校になればなるほど本質的な英語運用能力が問われる面が大きくなるというのが真実の様な気がしています。あまりにも当然のことですが、留学後も考慮して“コミュニケーションの土台としての英語”を身に付けるべく刻苦勉励することが王道だと思います。 私の座右の銘の一つに“その覚悟は必ず試される”というものがあります。この約2年はまさにそうであったと感じています。本当に良い経験をさせていただきました、家族を始め色々な方々に感謝しても感謝しきれません、有難うございました。MBAを通じて得られる学びは私個人だけのものではないと考え、少しでも世の中のお役に立てるように今後のキャリアを歩んで行く所存です。





大学院留学 合格体験記
Michigan RossMBA(ロスMBA) Class of 2013