MIT Sloan MBA / MS 合格体験記

留学先:マサチューセッツ工科大学合格体験記 (MIT Sloan MBA / MS in Real Estate Development)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA/MS合格体験記 No.025






勤務先:不動産(コンサルタント)
TOEFL: 627 / GMAT: 700 (AWA: 4.5)



1.はじめに

会社派遣が決定したのが、1998年12月。留学予定栄が2000年9月。確かに相当時間があるなと感じていましたが、留学準備として何をしていいのかさっぱりわかっていなかった自分にとっては、それが自分にとって十分な期間なのか不十分なのかもわからないような状況で、「独学でMBA」という選択肢は私にはなくPace-Makerとして予備校を考える必要は絶対的にありました。

そのなかでInterfaceは、当社留学生の先輩が通っていた予備校であり、かつ一見”ごつい”Mr. Devalierと最初meetingした時に彼がすでにMBAを保有しており、かつBusiness経験を相当に持っていることがわかり、単にMBA受験のStrategy提供にとどまらず、その後のBusinessに関する知見も得られると思い、参加することに決めました(この視点はEssay Counselingを進めていく中で自分の選択は間違っていなかったことがわかりました)。

以下に自分がたどってきた Processと、考えたこと、悩んだこと等を述べます。無論これは「私の場合はこうであった」というものであり、人それぞれの戦術があるかと思います(現状、目標像、予算上の制約等)。当然、これからMBAを目指される皆様各自の戦術でお考えなられるべきだと思いますが、少しでも私の経験がご参考になれば幸いです。



2.MBAとは自分にとって何なのか?

これは企業派遣生であったこともあり、この点について比較的最初の段階で考えました。当然ですが、MBA自体に何ら価値のあるものでなく(せいぜい名刺程度と思うのですが・・・)、B-Schoolsから提供される Resourceをどのように使いたいのかそのstanceを決める必要があります。

自分の場合は、Backgroundが不動産であること、かつUndergraduateもGraduateもEngineer(Civil Engineering)でBusiness関連、特にStrategic Management系、について集中して勉強したことがないこと(ほとんど独学と経験と勘であったため全く体系というものがなかった)、さらに学生時代から関心のあったUrban PlanningとNon Profit Organizationとの関連について勉強したかったことで以下の学校群を選択いたしました。

(a) General Management, Finance, Accounting, Marketing,といったいわゆるCore的科目が比較的充実しているところ

(b) Real EstateとNon-Profit Organizationの両Programが充実していること

特に(b)の視点から選択できる学校は相当限定されてきまして、MIT, Wharton, Kellogg,Chicago, UCLA, UCB, USC等でした。



3.情報について

企業派遣生が決まってから本格的に情報収集を始めましたので、情報はなるべく多く集める必要がありました。ただ、同時に情報に振り回されないようにしなければとも感じました。幸いにもInterfaceは的確な情報を我々applicantsに提供してくれTOEFL/GMATに要する時間、Essayに要する時間、Interviewの想定時期、そしてApplicationの提出時期等の効率的なTime Managementを考えることができました(英語の今一つ得意ではない私は予定通りにはいきませんでしたが・・・)。また来年は「MBAの受験はますますCompetitiveになる云々」の情報が乱れ飛ぶことになるとは思いますが、ご自身の目標像を明確にし、情報に一喜一憂することなく、的確にご自身の現状positionを認識し、goalに向かって邁進されることが肝要だと思います。



4.試験対策予備校について

私みたいに英語が比較的得意ではない人間にはこのような試験対策予備校の利用価値は高かったと思います。ただ私の友人でこのような予備校にはほとんど通わず Scoreを出された方もいる一方、逆の方もいますので、必ず試験対策予備校が必要なのかは人次第ではないでしょうか? あと予備校選びの基準ですが、皆様が最もcomfortableなところをchoiceされるのがbestだと思います。classに出席してみられるのもいいかもしれません。各予備校の内容についてはWebもありますし、それに関する受講生のcommentのいろんなところで出ていると思いますので、ご覧になられるのもよいかと思います。

試験対策予備校としてのInterfaceに関しても他の人がcommentしていると思いますので私の方では割合させて頂きます。以下、生まれてからdomesticな人間が、留学準備までまともに英語を勉強してこなかった自分がどのようにScore Upをしたかについてのみ記しておきます。

ただ、どこでも言われていることですが、TOEFL, GMATのScore Upは必要条件的な色彩が強くなっているので(決して十分条件ではない)、ご自身の目標像に向かって早期にかつ効率的(時間・費用面)に準備されるのが得策かと思います。

(a) TOEFLについて

完全になめきっていたのでしょう。英語に慣れてくれば自然とScoreは上昇するものだと思っていた自分が大きな間違いでした。600点前後まではすんなり上昇したのですが、その後かなりの期間Scoreが上昇せずに苦労いたしました。今思えば以下の点に留意すべきであったと思います。

1) 準備開始当初の段階で2〜3ヶ月TOEFLに専念する期間を作るべきであったこと

2) Section1(Listening)の点数は上昇するのに比較的時間を要するため、それに相応の時間を充当するのと同時に、総合点Upのため Section2 and Section3を早めに満点近く(63〜68,67)まで上昇させ総合点で620点前後に到達しておくべきであったこと(随分Applicationを出す段階で安心でき、精神衛生上良いです)

10月頃に自身の状況の”深刻さ”を認識し、慌ててTOEFL準備をはじめ (Essay準備もありましたが2ヶ月程度随分没頭しました。) 、1月には何とか許容されるであろうScoreを出すことができました。ただ個人的にはGMATと違い楽しめるものではなかったので、随分憂鬱ではありましたが・・・。

(b) GMATについて

これは当日の調子によって結拘coreは振れますが、直前1週間程度GMAT を集中的にし、洗脳しておくのが効果的だなと感じました。特にVerbalではSpeedが要求されますので、GMAT的思考に染まっておくことが肝要かと思います。後になって気がついたのですが、VerbalのSCでの規則が後程Essay等を書く段階で、RCに関しては文章のReadingの Speed Upに随分役に立ったと思います。結構まじめにやっても試験だけではなく後々役に立ちます。あと問題集ですが、市販の問題集はおすすめできません。全く問題が異なると感じました。過去問題を予備校等から取得し、徹底的に分析すること、これが遠回りに見えるかもしれませんが、Score Upには一番近道だなと感じました。



5.Essayについて

Admissions Memberは本当によく各applicantのEssayをよく読んでいます。自分もInterview時に本当その点について感じました。Essay の内容が非常に不明確で分析の浅いものであれば極めて合格の可能性が小さくなりますし、逆に言えば低いScoreはある程度挽回可能なものなのかもしれません。自分のcaseですが、とあるTop 5 Schoolで前述の通りTOEFL600点前後の低いScoreでも合格いたしました。Scoreはあるに越したことがないのは当然ですが、それと同様それ以上にEssayの出来が重要であると思います。

InterfaceのEssay Counselingにはお世話になりました。自分の目標像をMr. Devalierとともに議論しながら仕上げたWhy MBA? Why ABC School? の部分、MBAというのは一方的に与えられるものではなく自らが求めるもの(当然ですが)しかもそれは自身のMBAに対する貢献から始めるものだという議論から仕上げた My Contributionの部分。過去〜現在の自分を整理し、将来の自分の目標像、同時に自分の“強み”“弱み”を客観的に分析することができました。前述の通り比較的早い段階で「自分にとってのMBA」というものを考えてはいましたが、Mr. Devalierとの議論を通じて随分整理することができました。

Interfaceがこの留学準備期間を「留学初年度」と捉えているだからでしょうか、このEssay Counselingにより、個別のABC Schoolに合格するためのEssayというものではなく、「自分自身がどうなりたいか、MBAをそのためにどう使いたいのか?」というのを自発的に考えさせ、時にはMr. Devalier特有の”That’s Boring….”の「優しい言葉」を浴びながら、考えを昇華させていくことができました。また、この点については入学後の自分のstanceを決める上でも大きく役に立つことになるかと思いますし、短い2年間というMBAの期間を最大限leverage効かすためにも非常に重要なかつ有益な期間であったと思います。

またMr. Devalier自身がBusinessの世界でManagerとしての経験がある点も特筆すべき点であるかと思います。Strategic Management, Entrepreneurship等の視点で彼の実経験に基づいたcomment(大概厳しいcommentでしたが・・・)は、MBA終了後の人間像 (Business Leaderとしての要件)を考える一つの指針になったことは確かです。

今まで過去の自分をそんなに振り返ったことはなく、自分の「強み」「弱み」も客観的に分析したこともなく、かつ英文自体をまともに書いたことがない自分にとって、InterfaceのこのEssay Counselingは単にB-Schoolに合格するだけではなく、自分自身を見つめ直すという視点でも本当に有益であったと思います。



6.Interviewについて

元来話し好きな人間ですので人と話すのは苦になりませんでしたが、忙しい Admissions memberに短時間で自分を精一杯売り込まなければなりません。でもこれは単なるSpeechではなくPresentationで、 Communicationであることが必要であるこということです。ImpactのあるInterviewをするためには相当のtrainingが必要と感じた私はInterfaceで随分数多くのtrainingを受けました。

ここでも各CounselorがMBAを持ち、自らがJob Interviewを受けた経験があること、特にMr. Devalierは自身がManagerとしてMBAの学生をInterviewしていた経験があることにより随分新鮮でかつ貴重な示唆を頂戴することができました。(う〜ん、なるほどと毎回Training終了後感じておりました。)私個人的には、このInterview Trainingは隠れたInterfaceの「売り」ではないかと思います。



7.その他

更にInterfaceの特徴として小規模な学校である点が挙げられると思います。これはB-schoolと同じでプラス面、マイナス面も確かにあります。プラス面として生徒、日本人スタッフを含め非常に親しい関係になれます。その事により、多少のScheduleの調整などは臨機応変にして頂けますし、生徒間で情報交換も比較的密に行われていると思います。マイナス面としては情報の絶対量が少ないという点が一般的には挙げられますが、この点については前述の通り、Mr. Devalierの独自のNetworkにより的確な情報を随時発信して頂けるので、私自身は全く不自由しませんでした。



8.最後に

「この予備校に行けば絶対大丈夫なんてことはない」と思いますし、こうすれば合格する的な戦術も存在しえないと思います。(例え存在してもそれは人生においてはあまり意味のないものだと思います。)自分自身の目標像および自らの現状を的確に把握すること、それに基づいたご自身の戦術と予備校の必要性について考えて頂ければと思います。(ある意味B-schoolの選択と似ているかもしれません。)

これから入学する人間ですので、肝心のMBA(MIT Sloan)の中身については全く触れておりませんが、この点についても折りをみてご報告させて頂きたいと思っております。Sloanのこと、それ以外のこと、何か御意見・御質問等ございましたら、何なりとInterfaceのスタッフを通じて私まで聞いてください。

5年後、10年後に現在MBAを目指されている皆様と何かBusinessができることを祈念しつつ私の拙文を終わらせて頂きます。





大学院留学 合格体験記
MIT SloanMBA/MS(MITスローンMBA/MS) Class of 2002