MIT Sloan Fellows MBA 合格体験記

留学先:マサチューセッツ工科大学合格体験記 (MIT Sloan Fellows Program)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.371






1. はじめに

私の場合、社費での留学なのですが、会社が1年制のMBAプログラムへの派遣を条件としていたため選択肢があまり多くないにもかかわらず、社内の留学候補生が4名おり、社内での出願先の調整が必要となり、あまり多くの出願先に対して準備ができませんでした。そんな中、結果的に、第一志望のプログラム一発狙いで出願をすることになったものの、合格を勝ち取ることができたのは、Essay Counselingを担当いただいたDr. Stoneはじめ、Interfaceのみなさんのご協力のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。

また、このような状況であったため、MIT Sloan Fellows Programの受験体験中心のレポートになってしまいますが、同じプログラムを志望するみなさんのご参考になれば幸いです。



2. 受験結果

合格 MIT Sloan Fellows Program in Innovation and Global Leadership(1校のみ出願)

その他、出願はしなかったが、essay作成まで準備を進めていたところ。Cambridge Judge, ESADE



3. バックグラウンド

勤務先 :広告代理店の経営企画部門に勤務。 マーケティング部門中心に勤務歴約17年。
出身大学:私立大学文学部卒(GPA3.6)、国立大学法科大学院(夜間)在籍中
海外経験:会社からの語学留学派遣、及び、HBSのExecutive Program(PMD)などで、
     約6カ月間の海外滞在経験あり
留学方法:社費
TOEFL :100(出願時点では94)
GMAT :提出せず



4. スケジュール
  
2009年4月:会社から社費での派遣が決まり、受験準備開始
    5月:TOEFL、GMAT対策として、渋谷の予備校の通信クラスや、御徒町の予備校などに通う。
    9月:Interfaceでessay counselingを受ける。カウンセラーはDr. Stone。
   10月:TOEFL94点。その後、出願時まで点数が伸びず、この点数で出願。
      GMAT受験するも、目標点数に及ばず。
   11月:上旬に、MIT Sloan Fellows ProgramのProgram Directorが来日。
      Informal interview実施。Interviewの直前に、Dr. Stoneと、Devalier先生の
      Interview trainingを受ける。11月30日に出願。MITはGMAT scoreの提出を
      要求していないため、GMAT scoreは提出せず。
   12月:Cambridge Judge、ESADEなどのessay作成を開始。
2010年1月:中旬に、MITよりinterview invitation受領。あらためて、Dr. Stoneと、
      Devalier先生のinterview trainingを受ける。
   2月:2月1日に都内ホテルのラウンジにてinterview実施。
      2月17日に合格通知メールを受領。



5. TOEFL、GMAT対策
  
私の場合、社内で派遣が決まった後に、職場で部署が異動になり、殆どテスト対策の時間がとれず、出願時までに目標の点数が出せなかったため、みなさんの参考になるような情報がありません。ただ、私を含む他の非帰国子女の日本人の方の受験状況を見るに、TOEFLの目標点数を獲得するのに苦労している人が多いような気がしました。非帰国子女の方々は、TOEFLを卒業してからGMATの勉強を開始するよりも、TOEFLの受験を継続しながらも、早い段階でGMATの勉強を開始するほうがよいと思います。GMATの勉強を始めたら、TOEFLの点数が上がったという人も多いです。



6. Essay対策
  
Essay対策は、当初どのように進めたらよいか全く分からず、周囲の人からいろいろとcounselorの情報を得たりはしていたのですが、手をつけないままに秋になってしまいました。その頃に、社内調整の結果、MIT一本に志望校を絞り込むことが決まったのですが、そのときに、数年前に私の会社の先輩でMIT Sloan Fellows Programに行った人がInterfaceさんのお世話になっていたと聞き、私もInterfaceさんの門を叩くことにしました。

実際には、9月の中旬から、Dr. Stoneのessay counselingを受け始めました。Dr. Stoneは、私の主張したいポイントを丁寧に確認したうえで、それを主張するために効果的で適切な表現を教えてくれました。また、essayの課題によっては、どのように書くのがよいか迷うことも多かったのですが、そのような場合には、私のキャリアや、最終的な目標などを理解していただいたうえで、具体的にどのようなテーマで書くのがよいか、アイデアについてもアドバイスをいただきました。

Dr. Stoneは、一見穏やかな印象ですが、議論が盛り上がるととてもenergeticで、counselingは毎回充実していました。そのため、essayの作成もとても効率的にできたと思います。第一志望のMITに関しては私の拘りもあり、時間をかけてMITのEssay作成に集中して作業を行ったのですが、それ以外の学校のessayについては、細かい課題も含め、同じプログラムの複数のessayをいくつも同時に作成していきました。私の場合は結果的に1校のみの出願となったのですが、複数のprogramに出願される方にとっては、出願直前の時期には多くのessayを書くことになると思いますので、このような方法で進めていくDr. Stoneのやり方はとてもお勧めです。



7. Interview対策
  
MIT Sloan Fellows Programでは、毎年秋にProgram Directorの方が来日し、informal interviewが行われます。この段階では、どの程度、本格的な選考が行われているのか分かりませんが、もちろん好印象を残せるに越したことはありません。また、私の場合、出願時点まででTOEFLが目標スコアに達していなかったため、interviewで英語のspeaking能力を示す必要があると考えました。そのため、私は、2月に行われた本番のinterviewの際はもちろん、このinformal interviewの際にも、Dr. StoneやDevalier先生のinterview trainingを受けて準備をしました。MITのinterviewは、とりたてて変わった質問をされることはなく、基本に忠実にwalk through resumeや、Why MBA、Why MITなどの準備をしておけば、特に大きな問題はないと思います。

これは、informal interviewでも本番のinterviewでも変わりはありませんでした。この点、Dr. Stoneは、日頃のessay counselingを通して私のことをよく理解していただいており、interview simulationの際にも基本的な想定質問項目を中心に練習を重ね、walk through resumeの練習は完璧にできました。しかし、本番のinterviewは初対面の相手と話すことになるので、日頃、私と接点の無い方を相手に練習をしたいとも思いDevalier先生のinterview trainingも受けました。Devalier先生は、噂どおりに次々と厳しい指摘をされましたが、細かい英語の表現も含めて的確な指摘をしていただきました。

本番のinterviewでは、とりたてて難しい質問を投げかけられることもなく、約1時間の面接は、想定された質問の範囲内の内容が殆どでした。そのような内容のものについては、大半が事前に準備をしていたものでしたので、全く問題なく自分の言いたいことを伝えることができました。私の懸念材料だった、TOEFLの点数不足を補うという点についても、interviewerから、「きみの英語はとても自然で、全くストレスがない。もっと高いTOEFLのスコアが出ないのが不思議だ」と言われ、英語で不利になるということは全くありませんでした。ちなみに、MITのinterviewerはinformal interviewのときの方と異なりassistant directorの方でしたが、昨年以前の受験生の方に聞いたところによると、内容的には殆ど変わらないものだったようです。基本に忠実に練習を重ねておけば全く心配はないと思います。



8. 最後に

今にして思えば、もっとこうすればよかったという反省点が沢山あり、私の受験生活は試行錯誤の連続でしたが、最終的には希望通りの結果を出すことができたのは、第一志望の学校に照準を合わせ、集中することができたからだと思います。そのときに、Dr.Stoneはじめ、Interfaceのスタッフのみなさんには適切なタイミングに的確にサポートしていただき、貴重な情報を頂けたことが、とても大きな助けになりました。今後、受験される方々にも、準備は早めに取りかかり、困ったことや分からないことがあれば、どんどんcounselorの方に質問して早めに問題を解決していくのがよいと思います。みなさんのご健闘をお祈り申し上げます。





大学院留学 合格体験記
MIT Sloan FellowsMBA(MITスローンフェローズMBA) Class of 2012