MIT Sloan Fellows MBA 合格体験記

留学先:マサチューセッツ工科大学合格体験記 (MIT Sloan Program)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.426

1. はじめに

このレポートを書いている一年前は、まだ社内選考の最中でした。TOEFLを勉強しなきゃいけない、GMATって何だ?自分自身の理解、Leadershipの理解、英語でのコミュニケーション能力、受験プロセスを乗り越えるだけの準備が今から考えれば全くできていなかった自分が、こうして受験レポートを書いていることがまだ信じられません。まず言えるのは、MBA受験は、多くの人の心からの支援があってこその結果であるということです。家族、友人、会社の同僚、各学校の在校生・卒業生の方々、Admissions officers、エッセイカウンセラーとスタッフの皆様、そしてこれまでの自分の人生を形作ってきた中で出会った方々全てのお蔭です。決して簡単な道のりではありませんでしたが、その一つ一つが自分の成長には不可欠だったと思います。夢に向かってMBA受験に臨もうと考えておられる方々に少しでも参考となる点があれば幸いです。

2. 受験結果まとめ

2-1. 受験結果

進学先:MIT Sloan
合格校:MIT Sloan(R1), UC Berkeley Haas(R2), Michigan Ross(R2), Duke Fuqua(R2)
辞退:CMU Tepper(Invitationあり)、Purdue Krannert(Invitationあり)
Waitlist:Michigan Tauber Institute製造業専攻(R2)
不合格:Stanford GSB(Invitation無し)

Technology, Entrepreneurship, Hands-on experiencesの三点を中心に据え、MIT Sloan, Michigan Ross/Tauber, UC Berkeley Haasの3校を軸に出願しました。最終的にMITに決めた理由は、①Technology分野で世界No.1の大学であること②Operations managementでの圧倒的な強み③System Dynamicsへの共感④理論と実践というコンセプト通りの豊富なhands-on経験が積めること⑤大企業からのイノベーション、Startupからのイノベーションの両方の良さを活かしていこうという思想⑥Harvardとの連携も含めてBoston全体でシナジーを生んでいる⑦シリコンバレーに負けず劣らずの起業エコシステム⑧在校生の連携の強さとMIT への情熱です。

2-2. 出願プロフィール

性別:男
出願時年齢:30歳
大学:国立大学工学部、国立大学大学院工学修士(機械理工学専攻)
職務経験:日系輸送機器メーカー(5年)
海外経験:海外旅行、海外出張程度
TOEFL:105点(R28L27S23W27)
GMAT:710点 (Quantitative: 49, Verbal: 37, AWA4.5, IR4)
GPA:学部3.6/大学院 3.7

2-3. Why MBA?

Innovative global leaderとして必要なリーダーシップ、ゼネラルマネジメントスキル、また新製品・新ビジネス開発スキルを修得するためMBAを目指しました。輸送機器業界のイノベーションを目指しているため、Technologyに強いスクール、起業のエコシステムがあることも学校選択の条件として加えました。

2-4. 日程

2012年2月:社費選考に応募
2012年5月:社費選考に合格
2012年6月:TOEFL第1回受験(93点)
2012年7月:TOEFL第2回、3回受験(ともに93点)
2012年8月:TOEFL第4回受験(100点)、デバリエ氏のSummer Seminar受講、大学の公式説明会や各種イベントに参加開始
2012年9月:TOEFL第5回受験(102点)、GMAT受験(710点、AWA4.5, IR4)、エッセイプレパレーションコース開始
2012年10月:TOEFL第8回受験(105点←出願スコア)、10月末からグループインタビュートレーニングに参加、MIT Sloan出願(1st)
2012年11月:出願予定の7校をビジット。UC Berkeley Haas出願(2nd)
2012年12月:Stanford GSB(2nd), Michigan Ross/Tauber(2nd), CMU Tepper(2nd), Duke Fuqua(2nd), Purdue Krannert(2nd)に出願
2013年1月:MIT, Michigan面接、MIT合格
2013年2月:Duke, UC Berkeley面接、UC Berkeley合格、CMUとPurdueは面接辞退
2013年3月:Michigan, Duke合格, Stanford GSB不合格
2013年4月:MITへ進学を決める

3. TOEFL

仕事上アジア各国のエンジニアと日常的にメールをしたり、2週間程度の海外出張を年に5回程度していましたが、海外在住経験がなかったこともあり例に漏れず苦労しました。戦略としてはRとLを鍛え上げたうえでS, Wに移行していくやり方を取りましたが、各能力は相乗効果で向上していくものだと後々気づきました。スクリプトがついている音声コンテンツを聴き、簡単にSummaryを書く/話す、最後にスクリプトを呼んで内容の正しさを確かめるというような学習方法をお勧めします。以下がスコアの変遷と対策です。



■Reading
語彙力と論点把握能力を高めることで高得点を狙いました。語彙力についてはTOEFL英単語3800で基礎を押さえながら、Wall Street Journal Asia, International Herald Tribune, Scientific AmericanをWebで読み、意味が分からない単語を小さなノートに一つずつメモして自分の単語帳を作って覚えました。論点把握能力については、英文の論理構造(結論→詳細説明→結論)を理解しながら、上述のWebサイトを読んだり、TOEFLのOG, Barron’sの模試, GMATのRCを繰り返し解くことで体に覚え込ませていきました。問題文にしろ選択肢にしろ、論点を素早く掴む能力はGMATにも通じる最重要ポイントだと思います。これはL, S, Wについても言えると思います。また、当初はTOEFL Readingのみの対策をしておりましたが、GMATのRCに取り組み始めてから読むスピードや読解力が一段上がったように感じました。TOEFLとGMATを切り分けて考えるのではなく、並行して進められると良いかもしれません。

■Listening
TOEICの勉強をしていた時から心がけていたシャドーイングを行いました。材料としては、TOEFLのOG(iBTに加え、PBT時代のもの) 、Barron’sの模試、ポッドキャスト(BBC Radio, CNN Radio, Scientific American)です。また、論理構成を意識しながら聞く&声を出すという訓練をすることで、Speakingの訓練にもなりました。基本的には、Readingと似たような論理構成で進んでいるので、それを意識しながら聞けるとベストです。メモを取りましたが、回答時に見直すというよりも、頭の中に会話の内容の論理構成をしっかりつくるために手を動かす、という目的でやっていました。これは個々人によって合うやり方があると思います。

■Speaking
TOEFLのOGや諸先輩方のブログを参照しながら基本解答テンプレート、解答に使えるコンテンツ集を作成し、テスト本番ではそれをアレンジしていました。このコンテンツ集は、Barron’sのTOEFL Writing問題集にある質問と回答を参考に作成していました。SpeakingとWritingの対策を同時にできる一石二鳥の対策ですので、時間の制約がおおきなMBA受験プロセスには有効だと感じました。特別な対策をすることなく受験していた当初はスコアが安定しませんでしたが、上記のような対策をしたうえで、実践的な英語のスピーチの型(Intro, Body, Conclusion等)が自然に使いこなせるまでひたすらデリバリーの練習をすることでスコアが22,23点と安定するようになりました。反省点としては、苦手意識があったため対策が後回しになったことです。先を見据えればInterviewがありますので、Reading, Listeningの点数が20点台後半で安定してきたらすぐに取り掛かることが賢明かと思います。

■Writing
当初は独学で準備を進めていましたがなかなかスコアが上がりませんでした。InterfaceのTOEFL Writingコースを受講して論理構造やコンテンツのリッチさなど、高得点のためのポイントを押さえてから、Barron’sのTOEFL Writing問題集を使って一日2問時間を計って解くよう心がけました。Integrated/Independentに共通し、①質問に答えること②英語の論理構成に沿って書くこと③スペルミス、文法ミスを最小限にすること④出来る限りたくさん書くこと、に気を付けたところスコアが上がりました。また、Integrated Writingでは、リスニングの中身に重点を置くことが重要だと思います。

TOEFLは海外在住経験のない日本人にとっては最も厳しい関門であると同時に、英語の運用能力をバランス良く向上させてくれる優れたテストだと思います。ただ、目標スコアを出すまでに時間がかかります。私の場合、エッセイ準備がスタートした9月以降十分な勉強時間が取れず、点数が足踏みしてしまいました。2013年からは受験回数制限も始まりましたので、こういった事態を避けるため出来る限り早く学習を開始されることをお勧めします。

4. GMAT

GMATは一通り問題を見た際に独学が可能だと思い、OG、Manhattanシリーズ、マスアカ、GMAT Prepのみで対策を行いました。準備そのものがあまり楽しいものでは無いパターン認識型テストで、その先にあるエッセイやインタビューといったクリエイティブさが求められるものとは全く異なります。受験の負荷バランスと、頭の使い方の観点から他の準備アイテムと並行して進めるのは得策ではないので、夏から秋にかけて短期集中でやり切るのが良いと感じました。本番では、不正解の可能性が高い選択肢を確実に落とし、正解を選ぶor迷ったら直感に従いました。RCを除いて、必ず1.5分以内に回答を出すようにしていました。解答ペースを一定にすることで制限時間内に解き終わらない事態を避けるためです。結果的に初回受験で目標スコアが出ましたが、運の要素も大きく作用していたはずですのであまり参考にならないかもしれません。

4-1. Verbal
■使った参考書と内容
1)Manhattan シリーズ
解法アプローチだけを読み、大まかに傾向と対策を把握しました。

■使った問題集と内容
1) OG 13th Edition
RC, CR, SCの最初50問くらいだけを時間を計りながら解きました。試験直前まで問題をとっておこうと考えたためですが、結局受験前には時間が無くやれずじまいでした。
2) Verbal Review 2ND Edition
RC, CRは時間を計りながら2回りしました。SCだけは一回りした後(時間制限あり)、間違えた問題だけを何故間違えたか、自分なりに理解・分類しました。その後、「正解を探すロジックを適用しながら、再度解く。」→「間違えた問題で、何故間違えたかを理解」→「ピックアップして解く」→・・を繰り返しました。全て正解できるようになってから、もう一回りしました。
3) GMAT Prep
試験直前に三回ほど行いました。紙上とPC上では感覚が若干違うので、慣れることが大切です。ただし、問題数に限りがあるので、試行回数を制限する、GMAC公式サイトで追加問題を購入するなどの工夫が必要です.
4) GMAT King
OGの問題をPC上で解くことが出来ます。少し高価ですがPCに慣れるのにこちらも有効です。

■RC
まずは語彙力と論点把握能力が重要です。語彙力については3800のランク3を100%程度、ランク4を70%くらい覚えた状態で試験に臨みました。論点把握能力については、普段問題を解くときから、素早くパラグラフ構成と重要なコンテンツをスキミングで拾う訓練が有効です。必要最低限の部分だけを読むようにし、焦点を絞ることで読解の負担を軽減することを狙いました。パラグラフ構成では、Situationか、main pointか、example か、Conclusionか、Assumptionかなどです。その手がかりが、Transition wordsや、パラグラフの最初・終わり、そして同じパラグラフの中でもテーマが変わる切れ目です。テーマの切れ目は単語の傾向の変化や、新たな専門用語を手掛かりに見つけるようにしました。解答の選び方としては、きちんと質問を理解したうえで、文章と関係ないことを書いてある選択肢や、因果関係がおかしかったり、一言多かったり、ピンぼけだったりする選択肢を迷わず落としていく方法を取っていました。残った選択肢の中で正解らしきものがあれば迷わずにそれを選び、解答ペースを保ちました。

■CR
基本的にはRCと全く同じように、言い過ぎであったり無関係なことに言及している不正解を落とし、正解らしき選択肢を残す解法を取りました。その上で、正解を絞り込む過程ではSituation, Assumptionの両方のことについて関連する言及、説明可能なものを選ぶようにしました。問題文に与えられた範囲内の情報に万遍なく触れている&説明がつくという選択肢が正解になるので、問題文の構造、因果関係を把握するというのがポイントです。時間がもったいなかったためメモは取りませんでした。

■SC
Verbal editionでの反復練習を通じてGMATのロジックを修得したことが最も効果的でした。解き方としては、まずは選択肢を読まずに問題文のみを見て、怪しそうなポイントをピックアップしました。その上で選択肢を一通り見て、先に目星を付けた怪しそうなポイントが選択肢に含まれていることを確認→自分の過去の類似問題の記憶を頼りに、不正解を落としていく→正解を選ぶという方法を取りました。

■IR
GMACのWebサイトにあるサンプル問題を解いたのみで、別段対策は行っていません。

■AWA
GMAT CAT: Answers to the Real Essay Questionsのサンプル例文集を読んだ以外、別段対策は行いませんでした。ただ、点数は低かったのでもう少しきちんと対策をすべきだったと感じてます。

4-2. Math
マスアカとOGのみを繰り返し解きました。両方を間違えなくなるまで繰り返し解けば万点近いスコアが取れると思います。総合スコアに与える影響はVerbalよりも大きいですので、甘く見ずにしっかりとした対策が必要です。

5. レジュメ・エッセイ

Interfaceの合格体験記を読ませて頂く中で、私が目指すスクールに合格された方々の多くがデバリエ氏のエッセイカウンセリングを受けておられたので、私もデバリエ氏のカウンセリングを希望しました。最終的に出願した7校のうち6校からInterview Invitationが来たのは、デバリエ氏の指導無くしてはありえなかったと思います。
デバリエ氏との議論を通じて、自分のこれまでの人生を振り返り、今の等身大の自分を描きつつ、将来の夢を達成するに何故MBAが必要なのかを紙面内に厳しい制限文字数内に描ききることが出来ました。自分自身、スクール、そして質問の意図も理解したうえで書いているつもりが、それを表現したエッセイはしばしば、曖昧な、分かりにくい、ありふれた、誰にでも書ける、自分の姿が見えてこないものになってしまっています。デバリエ氏はエッセイカウンセリングのプロフェッショナルとして、決して成果物であるエッセイに対して妥協を許すようなことはされません。仮に徹夜で仕上げた渾身のエッセイであったとしても、悪いところがあれば容赦ない厳しい指摘が飛び、全て書き直しになることもままあります。ただ、その指摘は決してデバリエ氏の主観的な判断に拠るものではなく、カウンセリングを通じてデバリエ氏が把握された私という過去から未来へと続く人物像、長年の経験と独自のネットワークを通じて築き上げられた各スクールの校風、カリキュラムといった特色、事業環境や社会の変化への理解に根付いたものです。指摘の裏にあるデバリエ氏の意図を理解し、議論を重ねることで、エッセイはより自分らしく、魅力あるものにブラッシュアップされていきました。最近は純粋なエッセイだけでなく、プレゼンテーションシートやビデオ投稿といった新しい形式での自己アピールが可能です。私はMIT向けにYouTubeビデオを撮影・編集して投稿しましたが、このビデオ作りは全ての出願パッケージの中で一番楽しみながらできた作業です。デバリエ氏の助言の元、エッセイなどとの整合性を取りながらビデオに持たせる目的を定義し、出願パッケージ全体をさらに輝かせることができました。
また、エッセイカウンセリング全体を通じて、グローバルなコミュニケーションスキル、リーダーシップとは何か?プロフェッショナルとは何か?今後のビジネスの在り方、世の中の見方といった視点も培われていきます。エッセイというアウトプットはありましたが、デバリエ氏との出会いは、MBA受験という枠組みを超え、プロフェッショナルリーダーとしての素養を学ぶまたとない機会となりました。
在校生・卒業生の皆様からの学びもとても貴重なものです。学校への理解を深め、自身のニーズに最も沿った学びの機会を得られる学校を選ぶという点で重要な要素です。私は社内外含め、残念ながら身近にMBA生がほぼいないという状態でしたので、夏頃から始まる学校の公式説明会には受ける可能性のある学校について極力参加し、11月にキャンパスビジットもしました。デバリエ氏のアドバイスもあり少なくとも三人の在校生・卒業生の方々にはお話を伺おうと決めてお話を伺っておりましたが、多くの示唆に富む情報を教えて頂けただけでなく、私のバックグラウンドやキャリアゴールに近い経歴をお持ちの別の在校生・卒業生をご紹介して頂けたり、改めてSkypeを通じてお話を伺わせて頂いたりと(※地方在住だったため)、大変お世話になりました。もちろんHPや各種英語の情報サイトで基本的な学校研究は可能ですが、よりパーソナルで本音の部分が聞けるのは実際にそのコミュニティの中におられる方です。お話をする中でそのコミュニティへのfit感も確かめることが出来ます。そういった一次情報は説得力があり、熱意が伝わるエッセイやインタビューにつながると同時に、受験が終わってからもなんらかの形で続くネットワークになります。
反省点としては、受験勉強を始めたのが6月からだったためTOEFLのスコアがなかなか揃わずエッセイカウンセリングを開始できたのが9月からだったことです。当初デバリエ氏からも、9月までにスコアを揃えられるようにと勧められていましたが、結果的にTOEFLは10月末にやっと出願可能スコアになり、TOEFLと並行しての準備負荷が高くなってしまいました。エッセイは想像以上に時間がかかる作業です。一日でも早くスコアを揃え、エッセイを夏からスタート出来ればより余裕のあるプロセスになると思われます。

6. 推薦状

私のことをよく知る人物として、直属の上司、元上司にお願いしました。Stanfordのみ同僚からの推薦状が必要でしたので、過去にProjectを共にしたマレーシア現地法人の部長(マレーシア人)にお願いしました。

7. Interview

Interviewは私にとって最もハードルの高い作業でした。まずは10月末にInterfaceで8人参加のデバリエ氏によるGroup Interview Trainingコースを受講し、Interviewで守るべき基本的なルールを学びました。そこでは、回答のデリバリーはもちろんのこと、表情、仕草、body language、レジュメや補助資料の作り方・出すタイミング・見せ方など、Interviewerと出会って挨拶をするところから面接が終わって別れるまでの一連のプロセスの所作一つ一つに対して有益なアドバイスをもらえます。他の受講生が見ている目の前でビデオ撮影をしながらのデバリエ氏とのmock interviewは緊張感があふれていますし、人のふりを見て我がふりを直せる良い機会でした。そこで出会った仲間は、ともに受験プロセスを乗り越える掛け替えの無い仲間となりました。是非とも本コースを受講されることをお勧めします。
その後は、MITからの面接通知が来た12月末からデバリエ氏、ルクレア氏との個別Interview Trainingを計15時間程度受講し、本番さながらの緊張感の中デリバリーと回答内容のブラッシュアップをしました。個別Trainingでは特に、一つ一つの質問の裏にある意図は何なのか?自分の経験をsimpleかつconciseかつattractiveに伝えるためにはどうすれば良いのか?予期せぬことを予期する準備はどうすれば良いのか?を学べます。特定のスクールを想定しながらの最新の傾向を踏まえた上でのカスタマイズされた質問とアドバイスは、本番で動じずに対応できる自信を与えてくれました。デバリエ氏、ルクレア氏とのセッションを録音して聞き返すことでさらに理解が深まります。それらの学びを元にして、Clear Admit, gmatclub, beatthegmatなどのWebサイトから過去のinterview reportを入手して想定問答集を作り、ひたすら鏡の前でデリバリーの練習をしました。mock interviewでもらえるアドバイスは非常に有益ですが、練習した気分になってしまいがちです。mock interview時のやり取りを聞き直して回答をブラッシュアップし、鏡に向かっての壁打ちでスキルの底上げを図り、mock interviewに再度臨むというサイクルを作るのが良いと思います。私は地方在住ということもあってMBAに特化したinterview/英会話対策サービスの利用や受験仲間との練習ができなかったため、勤務先の常勤ネイティブ英会話講師およびオンライン英会話講師とmock interviewを繰り返しました。この際には、進め方、質問リスト、feedbackの観点などを自身で明確にし、説明したうえで取り組んでいました。あるサービスをそのまま使うのではなく、自ら有効活用するという姿勢で利用されることは必須かと思います。これはエッセイカウンセリングやInterview Trainingにも言えることで、Interfaceを通じて得られる資源を徹底的に利用するという姿勢で臨まれることが宜しいかと思います。

8. 最後に

MBA受験は大変長い道のりですが、将来の飛躍のためにグッと力をためる期間だと思います。これまでの人生を棚卸して、どういったインパクトをどのようなリーダーとして社会にもたらしていくのかをこれほどじっくりと考え抜ける機会はありません。この1年を通してクリアーになったビジョンを実現するため、この先の二年間を最大限活用していきたいと思います。

最後になりましたが、この受験プロセスを通じてお世話になりました各大学の在校生、卒業生の皆様、Interfaceのデバリエ氏、ルクレア氏、ストーン氏、小貫様、小林様、足立様のサポート無くして合格はありませんでした。本当にありがとうございます。一緒にMBA受験を乗り越えてきたインターフェーサーのみなさん、みなさんと支えあえたからこそこの1年間を乗り越えられました。これからもよろしくお願いします。最後に、この体験記を読まれた皆様のご活躍を祈念しております。

大学院留学 合格体験記
MIT Sloan MBA(MITスローン MBA) Class of 2014