Pennsylvania MBA 合格体験記

留学先:ペンシルべニア (Wharton MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.132






留学先: Pennsylvania (Wharton)、Columbia、Chicago、Cornellを含めて検討中
男性・31歳、金融機関・職歴 9年
TOEFL 270 (27・28・26/TWE 5.5)
GMAT 700 (34・50/AWA 4.5)



○ 初めに…

この文章を書いているのは、2/21(木)の夜です。一昨日、10日間のCampus Visit Tourを終えてアメリカから帰ってきたところで、時差ボケが未だ取れていない中ではありますが、「私の経験を是非とも他の方とも共有化したい!」という思いが強い為、記憶がFreshな内に私がMBA受験を通じて感じた重要な事について書きます。乱文、ご容赦ください。

先ず初めにお伝えしたい、私が感じたMBA受験の中で最も重要な事は、月並みですが「全ての作業をとにかく前倒しにする事」です。



○ 私の合格への寄与度が高かったのは…

比較的早い時期に複数のTop 10 Schoolから合格通知を貰う事が出来たのは偏に作業の前倒しが奏効したからだと言い切れます。これはテストの点数確保・出願書類作成等全てに言えますが、私の場合にはエッセイの作成を前倒しで進めた結果として、

(1) 基本となるエッセイを何回も練り直す事が出来、強いネタの選択に成功した事
(2) 余裕を持ったスケジュールでエッセイを書く事が出来た為、各学校毎に完全にカスタマイズ
  された満足の行くものが書けた事

が合格の最大の要因だと痛感しています。



○ そうは言っても先ずはテスト…Dr.ストーンのAWA講座のススメ

私がエッセイの準備を始めたのは 2001年の 6月下旬でした。早期にエッセイを開始する為には、「そうは言っても先ずはテストの点数を上げる事」が大事なのは言うまでもありません。

TOEFL の準備を始めたのが同年 1月だったのですが、実は、当初最も苦しんだのは TWEでした。ある大手予備校のTWE講座を2月に受講したのですが、講座内で行われる模擬テストでは 5.0未満の点数を取る事が無かったにも関わらず 2・3月のTOEFL本試験では、当講座受講前と同じ 4.0しか取れませんでした。「何で、あんなに練習したのに点数が伸びないのだ!」と口惜しい思いで眠れない日々が続きました。TWEがCBTにおいてどんなに大きな比重を持つか、受験された方ならこの口惜しさがお分かりだと思います。

そこで私は、その予備校のTWEの Strategyには大きな欠陥があると考え、周囲の方のアドバイスに従う形で4月初旬に初めてインターフェイスに電話しました。初めはTWE講座を受講する予定だったのですが、電話に出られた小林さんに「AWA対策をやる事でTWEに完全に対応できる」というアドバイスを頂き、早速 4月開講のAWA講座を取る事にしました。他の方も体験記でDr.ストーンのAWA講座の素晴らしさについて触れていますので詳述は避けますが、私は周りでTWE・AWAで苦しんでいる方から相談を受けた時には迷わずDr.ストーンのAWA講座をお勧めしています。実際に受講されて効果を実感した方のお話を聞く限り、恐らく、TOEFL・GMAT準備の為に日本に存在する全ての講座の中で最もCost Effectiveで、Universalityの高い講座だと思います。

お陰さまで受講前は1〜3月迄連続で 4.0しか取れなかったのに対して、4月に受験したTOEFLでは 5.0、続く5月受験では 5.5とすぐに効果が現れ、5月に取れたListening 27を無駄にする事無く TOEFLの目標点である 270点を獲得し、TOEFL受験を早い段階で終了させる事が出来ました。又、AWAに関しては受講後には準備に殆ど時間を掛けなかったにも関わらず(本当に本試験直前にDr.ストーンに教えて貰ったTemplateを 1時間程復習するだけでした)4.0を下回る事はありませんでした。よって、AWAが足を引っ張る事は全く無く、9月に取る事のできた GMAT 700点(Verbal 34・Math 50)で受験を終了する事ができました(AWA 4.5)。こういった「計算できる」 Sectionを持っておくと、他のSectionの勉強に時間を集中できるのは勿論の事、本試験受験に際して精神的に余裕を持つ事が出来る為、他の Sectionにも良い影響を与えると思います。



○ インターフェイスの醍醐味: Mr.ルクレアとのSession

前年にインターフェイスで準備をして見事に合格を勝ち取られた緒先輩方のアドバイスもあり、5月に出た試験の結果を踏まえて、6月末からエッセイの準備を開始しました。幸運な事に、担当のMr.ルクレアとのSessionを開始してまもなく、インターフェイスのエッセイ・カウンセリウングの醍醐味を体感する事になりました。

「Achievementのエッセイを 2つ用意しろ」という指示に従い 2つのエッセイを書いていったのですが、その内一つのエッセイに対して「どうしてこれが素晴らしいAchievementなのか私には理解できない」という率直な意見を貰いました。私自身としては非常に自信を持っていた内容だったので正直言って落ち込みましたが、「日本人である我々にはアピールする内容であっても、西洋人にアピールするものとは限らないから、敢えて指摘してくれたのだ」と気を取り直し、「今度は評価されるものを書くぞ!」とMr.ルクレアのアドバイスを念頭に置きながら構想を練り直しました。書き直した新しいエッセイに対してMr.ルクレアは「こっちの方が断然優れている。具体的には、この個所とこの個所が分かりやすく、アピールするようになっている」とSpecificな意見をくれました。この時には「批判された時に悪戯に反発するのでなく、書き直して本当に良かった!」と心の底から思いました。

このように、顧客にゴマをするので無く、顧客の聞きたくない事でも率直に意見する事で最高の結果を引き出すのがインターフェイスの醍醐味なのだと実感しました。又、結果的に書き直した新しいエッセイは LeadershipやTeam Workを要求するエッセイへの転用が容易であった為に後々大変助かりました。このように、推敲を重ね、良いネタを元にしたエッセイを準備できたのは早期準備開始の賜物だと確信しています。

又、早期にエッセイを準備していると、自然と出願スケジュールに余裕が出来ます。他の方のお話をお伺いすると「〆切ギリギリでエッセイが書きあがり、それをFedexの集荷センターに持ち込む為にタクシーを使って行った」等というケースを聞く事があるのですが、「これで本当に各学校毎の質問に合うようにカスタマイズされた納得の行くエッセイが準備できるのであろうか?」と素朴な疑問を感じずにはいられません。Mr.ルクレアからも「〆切直前に出願すると、出願書類を無くされたりするから、出願を見合わせる理由が無い限り早く出した方が良い」というアドバイスを頂いていましたし、これは説得力のある意見だと思います。但し、一方で闇雲に早く出すのは危険ですので、Mr.ルクレアの最終チェックで必ずOKを出してもらってから出願するように心がけました。それでも結果として、〆切の 1週間前迄に出願を完了するケースが殆どでしたので、「間に合わないかも知れない!」という余分な精神的プレッシャーを感じずに出願作業を進める事ができ、これも好結果に繋がったのだと思います。



○ エッセイが固まったら…インタビュー・トレーニングのススメ

エッセイが早く用意できれば、自然と他の出願作業に早く取りかかる事ができます。英会話に自信の無い私の場合にはインタビュー・トレーニングに早期に取り掛かれたのが良かったと思います。9/15に開催された第一回目のインタビュー・セミナーに参加し、インタビュー対策の必要性を痛感した為、 9/29にMr.ルクレアに最初のインタビュー・トレーニングをお願いしました。この最初のインタビュー・トレーニングは「言語障害」である自分に気がつかされショックを受けるのと同時に、周りの方に聞かれていたと思うと鳥肌モノでしたが、その後にどういった対策をすれば良いかに関しての明確な指針を得る事が出来て良かったと思います。やはり、ショックは早い内に経験しておくと良いですね。

結果的には 11月上旬のMBA Forum時迄に 6回のインタビュー・トレーニングを重ね、その模様を録音したMDを繰り返し聞いた事が奏効し、実際のインタビューでは自信を持って臨む事が出来ました。 6回目のインタビュー・トレーニングでは「君にはAマイナス〜Bプラスの評価を あげられる」という言葉を貰い、非常に勇気付けられたのを覚えています。

何れにせよ、数多くのインタビュー・トレーニングを複数のカウンセラー相手に早い時期にこなす事が出来たのは、エッセイの準備に早くから取り掛かる事が出来たからだと言えます。



○ 早期合格 → Campus Visitのススメ

記述のように、前倒しの準備を心がけた結果として幸運にも複数のDream Schoolからの合格通知を早期に貰う事が出来ました。早期合格の利点としては、この時期に合格校等を実際に訪問してどの学校に行くかを判断する余裕ができる事があげられます。この時期はアメリカでは最も寒さが厳しい時期の為に、この時期のアメリカ(特に東海岸・北部)を経験しておけば「これが生活をする上で最悪の状況なのだな」と、渡米に向けての「覚悟」もできます。又、実際に自分の目で観る事によって、自分が事前に抱いていたイメージと本当の姿にギャップがある事が分かります。

Campus Visit Tourを終えての率直な感想ですが、2年間という時間と多額の費用を投資する先として、本当にこの学校が自分に相応しいのかどうかを悔いなく見極める事が出来る為有益だと実感しました。私は今回、既に合格を貰っている学校と結果待ちの学校を含めて 5校のCampus Visit & Class Visitを行ってきましたが、既にTop Schoolから合格を貰っているという事がこんなにも「晴れがましい」ものだとは思いませんでした。

又、驚いたのは在学中のInterfacerの多さです。どの大学でも、「僕のカウンセラーはルクレアさんだったんだけど、君もなんだね〜」とインターフェイスのカウンセラーの「ネタ」で盛り上がることが出来ました。



○ 最後に:繰り返しになりますが…

ある経営者の方に「マネジメントの極意は何か?」という質問をした時に、「ある程度、従業員にゆとりを持たせる事だ。人間はある程度の余裕がある時に生産性が最大化される」と伺った事があります。私も全く同感です。MBA受験のセルフ・マネジメントに関しても全く同じ事が言えるとも思います。ギチギチのスケジュールの中で良いエッセイが書けるとは思いませんし、良い結果にも繋がらないと思います。繰り返しになりますが、皆さんも是非作業の前倒しを念頭に準備を進め、無駄なストレスを自分に掛ける事無く、良い結果を早期に呼び込んで頂きたいと思います。

以上





大学院留学 合格体験記
Pennsylvania WhartonMBA(ウォートンMBA) Class of 2004