Pennsylvania MBA 合格体験記

留学先:ペンシルべニア (Wharton MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.349






1. 合否結果

合格: Wharton(R1)、MIT(R1)
不合格: HBS(R1 インタビューなし)、Stanford(R2 インタビューあり)
Waitlist: Kellogg(R1 インタビューあり)



2. 職歴/テストスコア

職務経験: 外資系投資銀行 8年/私費
海外経験: 北米通算10年程度
TOEFL: 113(R 28、L 29、S 26、W 30)
GMAT: 690(V 35、M 48、AWA 5.5)
GPA: 3.2(私大経済学部)



3. 受験戦略

MBA受験は正解がない、多くの不確実性を伴うプロセスです。なぜ○○さんがインタビューに呼ばれて△△さんが呼ばれないのか?年齢的にチャンスはあるのか?R2よりもR1の方が入りやすいのでは?面接官が違う人だったら、、、と言った色々な疑問や雑念が入ってきます。

その様な中で自分が満足いく結果を出すには噂に惑わされず、自分が後悔しない準備をすることが重要だと思います。全てのプロセスが終わってから、試験でもう少し良いスコアが取れていたら合格したのではないか?R1で焦らずにR2で出願をしてもっと準備に時間をかければ良かったのでは?と後悔の念が残ってしまうのは避けるべきだと思います。

自分の反省も兼ねて、受験戦略を決める上で大事なことは以下の通りと考えます。

1) R1の出願が相対的に有利ということは原則ないので納得が行くまで準備をするべき
2) テストのスコアはしっかりととっておく(やはりGMATは700以上押さえるべき)
3) OB/OG訪問、キャンパスビジット等を通じて学校の理解を深める
4) 年齢制限等の噂は気にしない(出さないと合格の可能性は0%です)
5) 準備はとにかく早くから



4. スケジュール

2008年
5月: MBA受験を決断
TOEFL受験 出願スコア獲得
6月: GMAT予備校開始
7月: GMAT受験 出願スコア獲得
デバリエ先生とのエッセイカウンセリング開始
9月: グループ・インタビュー・トレーニング
10月: Wharton、Kellogg、HBS、MIT出願
11月: Wharton(アドミッション)、Kellogg(アルムナイ)インタビュー
12月: Wharton合格

2009年
1月: Kellogg Waitlist、HBS不合格
MIT(アドミッション)インタビュー
Stanford出願
2月: MIT合格
3月: Stanford(アルムナイ)インタビュー
4月: Stanford不合格



5. スコアメイク

1) TOEFL

海外在住経験が長かったのであまり準備もせず一発勝負で望みました。Speakingは初めての経験で失敗をしてしまったのですが、HBS出願最低ラインのスコアはクリアしたので、これ以上頑張っても差別化は出来ないと判断し打ち切りました。

2) GMAT

帰国子女受験で大学に入学しているため数学は元々苦手で、MATHが出来ずに苦しみました。勉強にはマスアカの教材を使いました。VERBALについては比較的楽しく勉強をすることができましたが、高得点を獲得するには至りませんでした。VERBALで良い点数を取るのに必要なのは「単語力」に尽きると思います。単語を理解して文章の内容を理解することがRCとCR攻略の早道だと思います。SCは若干のテクニックも必要だと思いますが、それは予備校に通うこと(又は本を読むこと)で一通り勉強することが可能です。日頃から単語力を付けてテクニックは短期集中で詰め込むのが一番効率的な勉強方法だと個人的に思います。AWAのような文章を書くことは好きだったこともあり、TOEFLのWRITINGと同様にあまり負荷なくこなすことが出来ました。個人的にはAWAの点数がどの程度、学校に見られているかは疑問です。 勉強方法におけるもう一つのポイントはPCで問題を解く(文章を読む)のに慣れておくことだと思います。私は書面での練習を中心にしていましたので、テスト当日は想定以上に読むスピードが遅くなり、VERBALの最後は時間切れになってしまいました。

総合点は後から後悔しないためにも700点オーバーを目指したかったのですが、7月時点で既に金融環境は著しく悪化し始めており、1stラウンド出願に拘りたかった(この判断はあまり良くなかったと思っています)ので690点でGMATは打ち切りました。



6. エッセイ

エッセイはものを書いたり、妄想にふけったりするのが好きな自分にとってはとても楽しいプロセスでした。そして何よりデバリエ先生という気の合うカウンセラーのおかげでビジネススクール受験のエッセイの仕上げ以上の収穫があったと感じています。私が感じたデバリエ先生の価値はエッセイの添削そのものよりも1)エッセイのネタ出しにおけるディスカッション・パートナー、2)受験プロセスのペースメーカー、3)欧米の基準での自己アピール方法についてのアドバイザーといった役割にあると感じました。

私がエッセイを書く上で特に注意した点は「本音を書く」ことでした。将来のキャリアに関する目標や自分にとって何が大事なのかと言ったエッセイについては学校が聞きたがりそうなことを書くことも可能でしたが、それをすると言葉に力がなくなり、インタビューの際にも自信を持って話が出来なくなってしまう、という弊害があると思います。そして何より仮に不合格になった場合に後悔をするであろうと思ったので、自分の本音をぶつけて受け入れられなければ縁がなかったと割り切れるよう本音でぶつかりました。本音を見つけるまで自分探しのフェーズ及び本音が見つかった後のプレゼンテーション方法ではデバリエ先生のカウンセリングが大変役にたったと感謝しております。

もう1点とても重要なのは学校に対して深い理解を示すことです。結果的には私が合格した学校は親しい現役生がいて、詳細に学校のカルチャーや特徴について理解をすることが出来た先でした。各ビジネススクールの在校生の方は皆、自分が通っている学校の
熱烈なファンになる傾向があります。そして自分の通っている学校の魅力を一人でも多くの受験生に理解して頂きたいという欲求を持っています。そのため、知人を通じてでも、ブログを通じてでも良いので現役生から生の声を聞く努力をすることが重要だと思います。在校生はどの学校の方でも例外無く協力的だと思います。



7. インタビュー

インタビューについてはインターフェイスのグループトレーニングを1回と各校にインタビューに呼ばれるごとに個別トレーニングを
2〜3回行いました。

グループトレーニングは前年受験をした友人からとても為になると推薦をされていたので迷い無く登録しましたが、その効果は期待以上でした。まさに「人の振り見て我が振り直せ」ということを実践する場で、仲間がインタビューをしている様子を見ながら自分が真似できることは吸収し、自分が直すべきところは修正するプロセスでした。加えて、ここで知り合った仲間は皆それぞれ個性がある優秀な方ばかりだったので良い刺激になりました(ちなみに全員トップ校に合格されています)。その後、厳しい受験プロセス中もインタビューのアドバイスをもらったり、飲みに行ってストレスを発散したり、と精神的な支えになりましたし、これからの留学生活及び留学後も貴重な仲間として親しくしていくことになると確信しています。

個別インタビューは学校を想定したトレーニングでした。模擬インタビューだけでなく面接官の特徴やちょっとした小話等も教えて頂きました。インターフェイスは複数の優秀な実績のあるカウンセラーを抱えているので色々なタイプの方と個別インタビューを行うのがお勧めです。また、英語を上手に話せることと上手にインタビューを行えることは全くの別物ですので帰国子女で英語に自信がある方もインタビューの練習はしっかりと行うことをお勧めします。



7. その他(レジュメ、データシート、推薦状)

忘れられがちですが、その他のプロセスもそれなりに時間がかかりますので、エッセイを出願の締切日ギリギリに仕上げれば良いという考え方は大変危険です。データシートの中にはミニエッセイと呼べるような課外活動や仕事に関するコメントを求められる場合もありますし、学校によってはカバーレターが必要なケースもあります。その他の書類についても書式やページ数等についていろいろな制約が学校ごとに異なってあるので注意深く学校からの指示を読み対応する必要があります。

また推薦状は自分の力が及ばないのでとにかく可能な限り前倒しに準備をするべきです。私の場合は推薦者が締切日に提出が間に合わなかったこともありました(結果的には次ラウンド持ち越しにはなりませんでしたが精神衛生上は最悪でした)。



8. 最後に

個人的にMBA受験の合格は「準備+運」で決まると思います。準備だけでは合格出来ないこともありますが、十分な準備なくしての
合格はあり得ません。その準備のうち試験以外(エッセイ、インタビュー等)について、インターフェイスの提供するサービスには大変満足しており、感謝しております。

連日の追加カウンセリングに対応頂いたりと受験生のことを親身に考えて下さるデバリエ先生のおかげでトップ校に合格することが出来たと思います。またインターフェイスの日本人スタッフの皆様(小林さん、小貫さん、小粥さん、金崎さん)のサポートと激励には
大変感謝しております。ありがとうございました。

最後になりましたが、私も受験中はインターフェイスの合格体験記を読んでMBA受験の発奮材料にしていましたので、この駄文が受験生の皆様のお役にたてば幸いです。それでは、今後の皆様の受験生活を応援しております。





大学院留学 合格体験記
Pennsylvania WhartonMBA(ウォートンMBA) Class of 2011