Pennsylvania MBA 合格体験記

留学先:ペンシルべニア (Wharton MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.390






留学先:Pennsylvania (Wharton)
合格校:Northwestern, Chicago

 ビジネススクール受験には、学校に提出するエッセーなどの書類作成、TOEFL、GMATなどのテスト受験が必要です。大きな負担(金銭的にも、時間的にも)が強いられます。自分のように私費の方は、会社勤めをされている場合、上司・同僚に留学するとはいえず、金銭的な負担とともに精神的にも大変な負担がかかることになるでしょう。



1. 勤務先

  ビジネススクールなのですから、ビジネスのバックグラウンド=実務経験の内容が多様性を左右する大きなファクターであることは、疑いのないところです。近年、とくに商社や金融機関からの企業派遣は非常に多いようです。そのため、商社や金融機関からの受験者の間ではすでに競争が熾烈になってきているといわれています。もっとも、ビジネススクールに多額の寄付をして、企業としての学生枠をもっているところもあるようです。たとえば、企業が冠講座をもっていたり、ビジネススクールのアドバイザリーカウンシルに社長が名を連ねていたりします。こうした、ビジネススクールに対して多額の寄付をしている企業から、派遣生として受験する場合は、合格する可能性が高いでしょう。
 さらに、付け加えるなら、日本人の場合、女性でビジネススクールに留学しようという方は、私費か企業派遣かを問わずまだ非常に少ないですから、合格の可能性は女性のほうが男性よりも高いといえます。



2. TOEFLとGMAT

  TOEFLやGMATの成績は足切りとして使われるくらいに考えていいと思いますが、そうはいっても、TOEFL、GMATの成績が悪いと志望校も変えざるをえなかったりして、戦略自体の見直しが迫られます。しかし、年内に思うような成績がとれなかった場合でも、諦めてはいけません。
 TOEFLは、英語を母国語としない外国人の英語能力を測るためのテストです。外国人対象ということで、内容はかなり基礎的ですし、また反復練習の効果が出やすいテストです。これに対し、GMATは、ビジネススクールへの進学希望者全員を対象としているので、当然現地人も受験します。したがって、英語の内容はTOEFLよりもかなり高度なものです。
 スコアメイキングにはさほど苦労しないだろうと考えたのが大きな誤算でした。GMATのスコアが中々伸びず、最終的に12月までGMATを受け続ける結果となりました。その結果、多忙な業務を抱えつつ、エッセー/GMAT等を同時期にこなすことになり、体力的/精神的にかなり追い込まれる日々を過ごす結果となってしまいました。
 GMATが大変とされる理由は、受験者数がそこまで多くない為か効率的なテスト対策法が日本人受験者の間で上手く共有化されず、学習方法の巧拙によって大きく差が開いてしまうからだと思います。



3. 推薦状

  推薦者は2ないし3名要求されます。推薦状は儀礼的なものでなく、アドミッション上相応の比重をもちます。推薦者・出願者間で共有できるトピックが豊富でないと、中身のある推薦状は書いていただけません。推薦状のなかでも、出願者をどれくらいの期間知っているか、どんな関係であったか、が問われますし、出願者について多面的に尋ねられます。



4. エッセー

  ビジネス上の目的・目標が問われる場合が多く、短期、中期、長期といったように分けて問われます。キャリア外の目的・目標が問われるのは長期のレベルくらいになるでしょう。いずれにしても、MBAプログラムで学んだことが生かせる目的・目標でなければ、書いても価値がありません。
  また一般的には、仕事上でひとつないしふたつ、仕事外でひとつのトピックを用意する必要があるでしょう。仕事上の業績に関しては、成果そのものの大きさは当然のことながら、それを遂行した過程、とくに人間性が出るトピックが好まれるようです。
  ビジネススクールの入試審査室の連中にとって、願書パッケージのなかで重要視するのがエッセーのクオリティであります。各校さまざまな形式があり、要求している量もバラツキがありますが、結局は、言葉によって「自分」を語らしめることに他なりません。
  また、その志願者にとってのMBA教育の位置付けと必要性を語らせる設問もあります。「Why XYZ school?」「Why MBA?」「それはあなたのキャリアデベロップメントにおいてどれほどの意味があるのか」との問いに対し、「卒業後高い給料をとりたいから」では答になりません。自分の職業人としての目標を達成するために、どう具体的に当校の教育が
必要なのかを説得できなくてはならない。
  普通の米国人は、エッセーを2〜3週間で構想を練って一気に書き上げるらしいですけれども、私は6ヶ月を費やしました。
  エッセーに取り組んでつくづく感じたことは、日本の教育のなかで「自分」について言葉で表現し、他の人に理解してもらう訓練が徹底的に欠落しているということです。自分のやったこと、感じたことを「言葉」にする、人の前で話してみる、そのような基本動作という点では日本はまだまだ遅れております。逆から見ると、ミーイズムの本家米国が進みすぎているのかも知れません。
  日本人の同質性や価値観が、だまって相対すればその人間が丸のままわかってしまうという人間評価法の底流にあります。「言葉」など空しいということなのでしょうか。
  しかし欧米人は違います。自分自身で言葉と文章で訴えかけられない程度なら、その人間の内容中身などはなから問題にもならないという考え方をします。
  10月にコースを通じ自分のバックグラウンド、キャリアゴールを伝えレジュメ、「Why MBA?」エッセーを作成した後、11月以降学校別のエッセー作成に進んでいきました。指導は聞きしに違わず大変厳しいもので、クオリティの低いエッセーに対しては容赦なく指摘を受けました。カウンセリングの中でMBA受験にとどまらず、自分が人生をsurviveしてゆく上でのtipsをいくつも頂くことが出来、カウンセリングには心より感謝しております。
  エッセーカウンセラー選びで迷われている受験生もいるかと思われますが、過去の経験から見てもインターフェイスの右に出るカウンセラーはまずいないと思います。まずインターフェイスの門を叩かれることをお勧めいたします。



5. 面接

  面接は日本人のアラムナイによっておこなわれる場合もありますが、現地のアドミッションが来日しておこなわれる場合もあります。電話による面接もあるようです。問われる内容は学校によりますが、志望動機などエッセーに書いた内容をリピートし、それにプラスαの質問というのが一般的なようです。
  面接はエッセーに並ぶ重要な関門の一つです。自分自身の経験から言っても学校別に十分な面接トレーニングを行った学校とそうない学校では明らかに差が出ており、エッセーと同様に力点を置いて対策を取られることをお勧めします。自分の面接対策はグループトレーニングを取った他、プライベートトレーニングもこなしました。自分の場合でもトレーニングを得る前と後とでは面接スキルにかなりの差が出ていたと思います。


6. インターフェイス

  インターフェイスは生徒の真剣な気持ちには真剣な指導で答えてくれる学校です。スタッフの方も親切にサポートしてくださいます。MBA受験を考えている皆様には、一度インターフェイスの面接を受けてみることをお勧めいたします。
  長い受験生活でした。何度諦めようと思ったことか分かりませんが、毎回のカウンセリングで励ましの言葉を頂いた先生の存在無しには合格は無かったものと思います。また受験のみならず将来にわたる指針を示し続けてくれた先生には頭が上がりません。また、インターフェイスのスタッフの皆様方には深くお礼申し上げます。MBA受験プロセスは大変ですが、これから受験される皆様方にはひるまず果敢に挑戦していただければと思います。





大学院留学 合格体験記
Pennsylvania WhartonMBA(ウォートンMBA) Class of 2012