Pennsylvania MBA 合格体験記

留学先:ペンシルベニア (Wharton MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.420





1. プロフィール
出願時年齢:20代後半
職務経験:コンサルティング 5年
海外経験:プロジェクトベースで短期でアジア各国に滞在
卒業大学:国立大学法学部
TOEFL;113 (R 29/ L 29/ S 26/ W 29)
GMAT:710 (M 51/ V 33, AWA 4.5)
GPA:3.2
進学予定校:Wharton (fellowship student)

2. スケジュール
2011年8月 受験準備開始 GMAT710獲得
2011年9月~12月 TOEFLを受けつつ、デバリエ先生とエッセイ作成開始
2011年12月~1月 2nd roundにアプライ

3. テスト
上記の通り、帰国子女でもないのに受験準備をぎりぎりに開始したため、最後までテストとエッセイの両立に苦労しました。
GMATは2週間くらい集中して赤本をやってから受けてみたところ、MATHが得意だったのも手伝い、運よく1回で710点を獲得できました。テクニックが重要で、長々とコンスタントに勉強しても点が出るテストではないので、短期集中で1~2週間でGMAT脳を作り上げることが重要かと思います。
TOEFLは9月に受け始めて、最初は100点でした。何度も受けたものの、「何回でも受けられる」という安心感から、Reading/Listeningのどちらかで毎回集中力が切れてしまい、点が伸びずにいました。また、SpeakingやWritingはそもそも点がのびるコツをつかめずにいました。Speakingは「しゃべり終わらなくても大きな減点にはならない」という噂を信じて、とにかくしゃべり続けるようにしていたのですが、点が23以上伸びなかったため、「要点を時間内にしゃべり終わる」訓練をしたところ、26点まで伸びました。また、WritingはB-School受験者の間では有名な方に添削を受けたところ、安定しなかった点が、急に29~30で安定するようになりました。最終的には、「もう後がない」と受けた12月で113点が出ました。

4. エッセイ
エッセイの取りかかりは非常に遅かったのですが、エッセイに書ける職務経験(特にグローバル環境の中でのリーダーシップ経験)、Extra curricular活動を積むことは、1年以上前から意識してきました。そのため、書くネタは豊富にある状態でした。しかし、各校のエッセイを、どのようなトーンでどのように書けばいいのかは全く分からなかったこと、人生で1度のMBA受験で後悔をしたくなかったことから、MBAコンサルタントとして最高の評判を持つデバリエ先生に教わることを迷いなく決めました。
デバリエ先生のあまりに厳しい指摘には、凹んでしまうことも多々ありました。しかし、今振り返ってみると一つ一つの指摘が非常に的確で、驚きます。私の傾向として、書きたいことは多かったのですが、多い分何もかも1エッセイに入れようとしてアピール点が分散してしまう、書くうちについつい力が入り”very”や”extremely”などの意味のない強調語を多用してしまう、などがあったのですが、そんな私の傾向をしっかり見極め、常に「質問に答えているか」「最重要なアピールポイントを強調できているか」「誇張しているように見えないか」などの点でアドバイスをいただきました。また、デバリエ先生は学校の特徴を完璧に把握していらっしゃり、この学校は簡潔にプロフェッショナルな文章、この学校はストーリー仕立ての面白い文章、といったアドバイスもいただけました。
デバリエ先生のサポートは非常に心強く、有効でしたが、一つ言えるのは、エッセイに書く自分の思い、自分を形作った幼少期の体験、そして何より重要な仕事上でのリーダーシップと成果は、自分でためるしかないということです。デバリエ先生でも、自分の経験は変えられません。1年後に受験を目指すのであれば、是非今から、どのような自分だけのストーリーを作るのか、ストーリーの補強のためにどのような経験を積む必要があるのか、考えながら行ってください。インターフェイスは何もかもやってくれる塾ではありません。自分のストーリーは自分で作り、インターフェイスを最大限活用してプレゼンテーションする、そういった意気込みでやれば、必ずや結果はついてくると思います。

5. インタビュー
アプリケーションを提出すると誰しも気が抜けてしまうものだと思いますが、もう一度気を引き締めてインタビュー対策を行う必要があります。私も、人一倍タイトな日程でエッセイを作成し、テストも受けていたので、提出後はものすごく気が抜けました。しかし、アプリケーションが通ればインタビューは必ずやってきます。
インタビューは、学校によって色合いが全く異なります。卒業生によるインタビューで、インタビュアーを選べるような学校は、インタビュアーは最新の注意を払い、情報を収集して選びましょう。これまでの職歴などからのフィット、学校への影響力、どれだけ日本人をうからせたいと思っているか、等、様々な要素によって結果は変わってきます。決まったパターンの質問を行う学校については、質問リストをclear admit wikiなどから入手し、1個1個丁寧に回答を考えましょう。ただし、パターンが決まっていると言われている学校でも、全く違うパターンの質問をされることもあるので、一般的な質問はすべてつぶしておきましょう。例えば私は、Behavioral questionがメインだと言われている学校のadmissionにも、Behavioral以外の質問(why mba, why this school, career aspirationなど)をされたこともあります。
インタビューの練習に、インターフェイスのグループレッスン・個別レッスンは非常にお勧めです。個別レッスンは、エッセイ担当のカウンセラーだけではなく、担当外のカウンセラーとも行いましょう。担当カウンセラーは、あなたのアピールポイントを熟知しており、どのようにそれを表現できるかを最大限アドバイスしてくれますし、担当外のカウンセラーは「そこはもっと詳しく説明しないと分からない」、等のFreshな目で見たアドバイスをくれます。
最後に、何より自信を持ってインタビューを受けましょう。自信のなさそうな人は、どんなにいいことを言っても響きません。私も、散々インタビューの練習をした学校の本番が、仕事で苦しんでいたときに重なり、失敗してしまったことがあります。精神的な不安定さは、隠そうとしても目の動きや口調で表れてしまいます。逆に、「自分は世界を変える人材なんだ」と暗示をかけて行った時は、インタビューもとんとん拍子で成功し、インタビュアーに「どこの学校も受かると思うけど、是非うちに来てね」とその場で言ってもらえるようなインタビューになりました。

6. 最後に (MBAを考え始めている人へ)
日本人のアプリカントも年々減少し、各学校の日本人合格者数も輪をかけて減って行っている、と言われています。しかし、学校が欲しいと思う人材であれば、何人であろうと合格します。現に、某MBA schoolでは、近年日本人が年々減っていましたが、2012年では2011年比で倍増しました。「日本人枠」は全くないかと言われれば嘘になりますが、恐れることなくチャレンジし、自分を最大限アピールできれば、結果は必ず付いてくると思います。
日本は今、がけっぷちです。私たちの世代で国際社会で戦える人材の割合を高め、日本の国際競争力を上げていかなくては、立ち行かなくなってしまうかもしれません。仕事をしながらMBAを受けるのは非常に大変で、時には壁にぶつかり受験をやめたくなることもあるでしょう。しかし、合格の喜びは苦労の何倍も大きく、同じく合格を勝ち取った同期たちは、これから世界を変えるリーダーになるんだという喜び、決意で満ち溢れています。MBA取得を迷っている方、是非とも受験を決意し、戦略的に合格を勝ち取り、世界で戦うリーダーになってください!





大学院留学 合格体験記
Pennsylvania WhartonMBA(ウォートンMBA) Class of 2014