留学先:ペンシルべニア (Wharton MBA / Lauder)
大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA/Lauder合格体験記 No.458
留学先:University of Pennsylvania (Wharton MBA / Lauder MA in International Studies(Spanish))
【初めに】
Wharton-Lauderプログラムの過去合格者を見ても、そもそも日本人はほとんどいない中、英語が不自由という人はこれまでおらず、帰国子女でもない自分には無理なのではないかと思っていました。しかしながら、その不安をデバリエ先生に伝えると、「日本人は文法まで完璧に話すことにこだわり過ぎている。君の英語力はWharton-Lauderプログラムに入るのに十分なレベルである」、と励まされました。
結局、最後まで英語の苦手意識は消えませんでしたが、こうしてWharton-Lauderに合格することが出来たので、自分のユニークさを理解してAdmissionsに上手く伝えられることが出来れば、テストスコアや業務経験で多少ハンデがあっても、十分合格できるチャンスはあるのだと思います。
デバリエ先生にはメールベースでのエッセイ・カウンセリングとインタビュートレーニングでお世話になりました。2014年夏に長期出張で海外にいたりと予定が不透明だったので、メールベースでのカウンセリングをお願いしましたが、エッセイ、メールを通じてだけのカウンセリングでは、どうしても自分からアウトプットする情報以外は共有できないので、可能ならば、固定枠での受講で、デバリエ先生と話しながらエッセイを作成していく方が良いのではと思います。実際に、インタビュートレーニングでデバリエ先生と練習する中で新たに気づく自分の強み、ユニークさがありました。
【プロフィール】
私費/女性/ 28歳/ 総合商社5年
海外経験: アルゼンチン、メキシコに合計2年間留学。 英語圏には長期滞在経験なし。
GMAT 680 /TOEFL 104
GPA 3.5 私立大 経済学部
【出願スケジュール】
2014年5月:GMAT勉強開始
2014年8月: Interfaceにてエッセイ開始
2014年9月: GMATが間に合わず、1st Round出願を断念
2014年11月:GMAT680点
2015年1月: 2nd Roundで4校出願
2015年2月: Whartonインタビュー
2015年3月: Wharton合格通知(電話&メール)
【レジュメ・エッセイ】
レジュメについては、英語のものを作成したことはありませんでしたが、指示された通りドラフトを作成してデバリエ先生に送ると、素敵なレジュメに仕上がって返ってきたので、負担は軽く、GMAT勉強に追われていた時期に助かりました。
エッセイについては、自分なりに考え工夫したつもりでも、1stドラフトは「ありきたりの話ではなく自分ならではのストーリーを書きなさい」、と突き返されました。「Passionという言葉を使わずに、Admissionsにpassionを伝えるストーリーを考えろ」、という言葉が印象に残っています。また、各校のプログラム・特徴について熟知されているので、デバリエ先生の修正を通じて、さらに各プログラムについて学ぶことが出来ました。デバリエ先生の厳しいアドバイスのおかげで、単純コピペではなく、一校一校に対してしっかり向き合うことが出来たと思います。
一点、”finished”と書かれた最終版でもタイポが結構残っているので、出願前には自分で慎重にチェックする必要があります。
【インタビュー】
Whartonに関しては下記のインタビューを受けました。
Wharton:Team-Based Discussion(35分)、 One-on-one interview(10分)
Lauder:One-on-one interview(45分)
※Lauderプログラムは書類出願時点でOPIという選択言語のoral examを受ける必要がありますが、このインタビューは英語で行われました。
Whartonインタビューは東京で受けることも出来ましたが、Lauderのインタビューもあったので、せっかくならとキャンパスで受けました。多くの方から、「東京で受けた方がTBD参加者が皆協力的で議論しやすいだろうに、よくアメリカ人に囲まれる環境で受けようと思ったね。」と言われましたが、キャンパスで面接を受ける日本人が少ないからこそ、①難しい環境に積極的に挑戦していく姿勢と②志望度の高さの2点を見せられるのでは、という期待もありました。実際に、TBD後のone-on-oneインタビューで、TBDでの自身のパフォーマンスについて質問された際に、「今日の自分が完璧だったとは言えないけど、今回慣れない環境に挑戦してみたおかげで、少し訓練すれば、実際のWhartonの授業で積極的に議論に参加できると確信出来た。」と答えると、「君の行動は勇敢だったよ!」と良い反応が返ってきました。尚、off-campusインタビューの面接官はAdmissionsメンバーですが、on-campusは全て2年生が行います。
インタビュートレーニングは、デバリエ先生のグループトレーニング、Wharton TBDトレーニング、個別トレーニング×2回を受けましたが、どれも役に立ちました。エッセイと同じ先生にお願いしたことで、インタビュートレーニングの中で、どうしてあの話をしないんだ、このエピソードを活かしてこのように話したらよい、と例文も含めたアドバイスを頂くことが出来たので、エッセイとインタビュートレーニングは同じ先生の方が良い、というのが個人的な意見です。
特にTBD提案内容に関するデバリエ先生のアドバイスは議論がどのような方向に展開しても使えるもので、本番でも、私のグループは夫々のアイディアを組み合わせて一つの提案を最終的に発表することになりましたが、私の案で採用されたのはデバリエ先生から繰り返しアドバイスをもらった部分でした。
Q&Aについては、自己アピールにつながるような質問の仕方、表現のアドバイスを頂き、本番でも面接官に志望度の高さを上手く伝えられたと思います。
最後に、本番でのone-on-oneインタビューでは下記の質問を受けましたのでご参考まで。
[Wharton]
[Lauder]
大学院留学 合格体験記
Pennsylvania Wharton MBA/Lauder(ウォートンMBA / Lauder Program) Class of 2017