Stanford MBA 合格体験記

留学先:スタンフォード (Stanford GSB MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.288






【バックグラウンド】

28歳(合格時点)
経営コンサルティング会社で5年間勤務(社費)
TOEFL: 273
GMAT: 710(AWA5.0)
GPA: 3.2



【受験結果】

合格: Stanford、Kellogg、LBS、UCLA
不合格(面接あり): HBS
不合格(面接なし): Columbia



【スケジュール】

1月 : TOEFL開始 (大手予備校)
3月 : TOEFL終了
5月 : GMAT開始 (大手予備校)
8月 : GMAT終了(2回目)
9月 : エッセイ開始 (インターフェイス: デバリエ)
12月 : LBS、UCLA、Columbia、Kellogg出願
1月 : HBS、Stanford出願
    インタビュー対策開始 (インターフェイス)
2月 : Kellogg合格
3月 : LBS/UCLA合格、Columbia/HBS不合格
4月 : Stanford合格、UCB辞退



【受験を終えて】

振り返ってみると、MBA受験は単なる受験を超えた、人生にとって「とても充実した1年間」でした。
非常に大変なプロセスでもありましたが、引いて考えると、この1年間は”国境を越えて活躍できるリーダー人材”としての資質を高める研鑽期間だったとも言えるかなぁ、と思っています。

■「寝て起きてみたら、英語ぺらぺらになっていないかなぁ」

そんなことを、よく昔は思ったものです。でも、のび太君じゃない限り、残念ですがそれは無理です。私は英語がそれほど得意ではありませんでしたので、 MBA受験は結果的に強制的に英語と向かい合わせてくれたいい機会になりました。先日行きつけの寿司屋で隣に座ったイタリア人貿易商とバカ話で大盛り上がりし、英語でしゃべっているのも忘れて楽しんでいる自分に気づいたとき、この1年は無駄ではなかったなぁと実感しました。どこの国の人とでも、英語で心の会話ができる水準になれたとしたなら、どんなに素敵なことでしょう。TOEFLやGMATの勉強で忘れかけていた文法を復習し、避けていた単語を徹底して覚え、エッセイや面接の練習で、それを文章や言葉で表現する力を飛躍的に向上させることができたと思っています。(よくできた順番だと思います)

■「将来の目標は?」「あなたが最も大切にしていることは?」

そんなこと言われても、正直最初は曖昧な答えしかありませんでした。でも、人に説明するために、何か決めないとスタートしない。そんなところからスタートしたエッセイ作りですが、始めてみるとすごく貴重な
経験となりました。忙しい会社を職場として選択しましたので、なかなかこれまで大きな振り返りをする時間がとれない中で、「心の畑」がやせていく感覚をずっと持っていました。でも、エッセイ作りの中で両親と生まれた頃から一緒に人生を振り返ってもらったり、友達と人生観をぶつけ合ったり、自分の価値観を言葉に落とす努力をしてみたり、それらをデバリエと議論したりする中で、日々の忙しい生活の中では忘れがちだった「自分」をもう一度見つめなおすことができたと思います。お金やスキルも大事だけど、やっぱり考え方、価値観、人となりが、その人の人生を左右していくのだと思います。リーダー像もいろいろありますから、スキルや権威で物事を動かしていく人もいるでしょう。でも、自分がどんなリーダーになりたいか、そんなことを考えてみる、とても本質的な機会を与えてくれたと思っています。

■「おめでとうございます」

MBA受験が終わり、合格者の集まりなどに顔を出すようになると、急に”MBAホルダー”の世界が目の前に現れます。有名な日本人卒業生から「おめでとう」のメールが来たり、学校主催の卒業生の集まりで年配のお偉い方々と親しくお話させていただいたり、いろんな外資系企業から「祝賀会」「壮行会」の案内が沢山届き、リクルーティング攻勢が早くも始まったりとする中で、「あ、自分もこのコミュニティに入ったんだ」ということを実感するかと思います。 MBA受験のプロセスでも、沢山の優秀な友人と出会うことがで
きました。その人たちとは、これから2年間も、その後も、同じ経験をしていく仲間として仲良くしていきたいと思っています。MBA受験をスタートした時点から、優秀な日本人/外国人とのネットワーキングのプロセスが少しずつ始まっていたのだなぁと思っています。

MBA受験は、もちろん厳しい道筋ではありますが、英語力を向上させ、自身の考え/価値観を熟成させ、優秀な仲間とネットワーキングをする素晴らしい期間だと思います。振り返って考えてみれば、国境を越えて活躍できるリーダー人材としての資質と資格を高める日々を送っていたわけで、MBA受験もよくできたものだと思います。日々、仕事と勉強の両立で悩むことも多いかと思いますが、単に「学校に受かる」というとだけをゴールとするのではなく、素敵な準備プロセスを歩んでいるんだと思いながら、是非心を折らずに頑張っていってください。私自身、MBA受験をして本当によかったと思っています。
(インターフェイスの皆様、本当にありがとうございました!!)



以下簡単に、TOEFL、GMAT、エッセイ、インタビューごとに、私がやったことを記させていただきます。
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【TOEFL】

大手予備校で一通りの講義を受講。
1月に試験を受け、237点。
単語を「3800」のシリーズ3まで覚えることで、ちょっとブレークスルー。
リーディングが断然読みやすくなる。
2月に試験を受け、250点。
帰りのタクシーの中で、毎日40分間、リスニングのスクリプトをシャドウイング。
3週間ほど続けて、リスニングがブレークスルー。
3月に試験を受け、273点。(終了)



【GMAT】

大手予備校で一通りの講義を受講。
5月のGWに塾の近くにホテルを取り、缶詰で講義を受講。
初めて問題を解く。
休日にネット講義を受けて回答パターンを叩き込み、平日は同じ問題を
繰りかえし電車の中で解いて肉化。
7月に試験を受け、640点。
8月に試験を受け、710点。(終了)



【エッセイ】

インターフェイスで、デバリエのカウンセリングを受ける。

デバリエのカウンセリングは秀逸でした。デバリエはコミュニケーション能力が非常に高く、こっちの言っていることもすぐに理解してくれ、また非常に視座の高いインプットをくれました。結果的に質の高いエッセイを書けたのは、すべてデバリエのお陰と言っても過言ではありません。

エッセイは、最初から英語で考えて、英語で書いて持っていくことをお勧めします。最初は効率が悪いですが、思考を英語にし、英語のロジックで考えるクセをつけることは、後々のインタビュートレーニングや、MBA留学時にも役立つものと思っています。繰り返しエッセイを英語で考えて英語で書いていると、頭の構造が英語になってくることに気づくでしょう。つたない英語でも魅力的に書けない内容は、本質的に魅力がない内容だと思います。日本語で考えると、言葉尻でそれっぽく書けてしまうものだから、それを英語化る手間もさることながら、本質をロジックで考えることができにくいと思います。エッセイ作成を、貴重な”英語頭”の作成トレーニングに使わない手はありません。



【インタビュー】

インターフェイスで、グループレッスン2回+複数の個別レッスンを受ける。

デバリエ主催のグループレッスンを2回取りました。ここでは、他の受験者の様子をみて、自分のレベル感を把握することができるかと思います。ただ、自分の練習量としては、個別レッスンに勝るものはないと思います。

個別レッスンでは、デバリエとデバリエ以外の人を織り交ぜて取りました。デバリエ以外の人には、初対面ですので本当の面接のように真剣勝負をさせてもらい、デバリエとは、全て手の内を知っている人として、何をどの学校にどうアピールすればいいか、他の受験生とどう差別化するか、また学校の特長や学校のある都市の文化的背景など、包括的/視座の高いインプットをもらうことが多かったです。この使い分けはバランスがよかったように思います。

インタビュートレーニングは、スピーキングの練習としてとても貴重でした。しゃべる内容はある程度限られますので、決まったテーマについて繰り返し練習することで、自分の得意な言い回し、より分かりやすい言い回しの引き出しを増やしていくことができました。実際の仕事や日常での英語会話では、へたくそな英語で話し流してしまうことが多いかと思いますが、一つのトピックについて自分の表現を練りこんでいくプロセスは、力の向上にとても効果的だと思います。インターフェイスは、講師陣もマイルド系、マシーン系、わざび系などなど、多種多様な方がおり、トレーニングとしてはバランスの取れたものになるかと思います。
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MBA受験、是非頑張ってください!
(以 上)





大学院留学 合格体験記
Stanford GSBMBA(スタンフォードMBA) Class of 2009