Stanford MBA 合格体験記

留学先:スタンフォード (Stanford GSB MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.363






1. 合否結果

合格  :Stanford (1st)、Wharton(1st)、Columbia(Early)
不合格 :HBS(1st)
途中辞退:MIT(interview invitation受領後)、Kellogg(WL後)


2. 経歴等

職務経験:弁護士 (渉外事務所)2年半、米系PE 2年半(出願時)
海外経験:マレーシア5年(5歳〜10歳)
TOEFL:109(R30 / L28 / S24 / W27)
GMAT:740(V44 / Q/48 / AWA4.5)
GPA:3.6(国立大学法学部)



3.スケジュール

2008年(1回目)
1月 TOEFLを初受験
   以後、スコアが出るまで定期的に受験
8月 109点が出てTOEFLの受験終了
9月 GMAT第一回目で740点が出て、終了。

2009年
1月 HBS(2nd )出願

2009年(2回目)
8月 Columbia(Early)出願
9月 HBS、Stanford、Wharton、Kellogg、MIT出願(全て1st)
11月 Columbia、Stanford、Wharton、Kellogg面接
   Columbia合格
12月 Stanford、Wharton合格。Kellogg WL
   MIT Interview Invitation受領、その後辞退



4. TOEFL

  幼少期に外国に5年間住んでいたものの、当時は日本人学校に通っており英語を使っていなかったので、いわゆる帰国子女レベルではなく、学生時代から(科目としての)英語は得意だったものの、TOEFLには苦労しました。過去の受験(大学、司法試験)も塾に頼るタイプではなかったこともあり、勉強方法としては、特に塾には行かず、独学で勉強しました。また、TOEFL用の単語帳を読む以外はこれといった対策はせず、参考書で問題を解くよりも、実際にテストを受けて場に慣れることで学習していくという方法をとりました(費用はかなり高いですし、貴重な土日が潰れてしまうことは私/家族にとっては十分な負荷でしたが)。慣れてくるうちに徐々に点数が上がり、結果的に109点を取った時点で受験を終了しました。なお、帰国子女でない人にとっては、Speakingで25点以上を取るのは簡単ではないと思いますので、いかに他のセクションで点数を失わないかが重要と考えます。



5. GMAT

  GMATも塾には行かずに独学で勉強しました。オレンジの過去問を2回まわして、その後はPCでの回答になれるためGMAT KINGというソフトウェアで問題を解く練習をしました。Quantitativeの問題は日本の中学校受験レベルの算数/中学校レベルの数学ができれば、特に問題はないと思います(但し、必要な英単語は覚える必要があります)。私は、日本の英語教育の文法が得意だったので、Verbalの文法(SC)も特に問題ありませんでした。また、CRについても、大学生まで(司法試験の)受験勉強をしており、こういったロジックに関する問題には慣れていたので、問題ありませんでした。唯一Readingについては時間が足りなという不安があったのですが、過去問を解く際に時間を計る等することにより、必要な時間感覚を身につけていき、本番では余裕をもって問題を解き終わることができました。一回目の受験で740点が出たので、それで受験を終了しました。



6. エッセイ

6.-1. エッセイカウンセリング

  1年目からインターフェースでお世話になりました。

 しかし、1年目は、自分が日本では珍しいバックグランドを有しており、テストのスコアも必要な点数は超えていることから、正直、高をくくっている部分もあり、今から振り返ると極めて不十分な内容のエッセイになってしまったと思います。社内の正式な順番よりは1年早い受験だったので、「受かったら行こう」程度の気持ちで、当時の第一志望校だったHBSのみを受験しました。1年目にお世話になったカウンセラー(ちなみに同氏は既に退職されています)は、余り厳しいアドバイスをされない方で、ロースクール(LLM)も保険のため受験する、と言ったりしてWhy MBAすら深く考えず、インターネット等でプログラムの調査すらせずにエッセイを書いている私に対しても、厳しいことは言わずに、「うん、うん。良いと思うよ」といった感じでアドバイスを進めてくれました。結果は(今から考えれば当然ながら)不合格でした。HBSはreapplicantには厳しいといった情報すら知らず、結果的にはもったいないことをしたと思います。

 2年目は、1年目の失敗を踏まえて、「厳しい」と評判のデバリエ氏にカウンセリングをお願いしました。結果的には、これが大正解で、私が満足の行く結果を勝ち取ることができたのは、デバリエ氏によるところが大きいと考えています。

 デバリエ氏の素晴らしい点は、エッセイの表現のbrush upはもちろんですが、カウンセリングの際に話す中で、過去の職歴等を勘案して、エッセイで伝えるべき主要テーマについて、極めて的確かつクリエイティブなアドバイス(アイデア)をくれる点です。私のStanfordのテーマもデバリエ氏のアドバイスがなければ思いつきませんでした。私のStanfordの合格はデバリエ氏のアドバイスがなければ実現できなかったといっても過言ではありません。

  また、一般的に「厳しい」というイメージがあるかもしれませんが、実はとても優しい方です。私の方でもデバリエ氏から指示された事項をきちんと約束時間までに仕上げることを繰り返し実践する中で、徐々に信頼関係が醸成され、たまに受ける厳しい言葉も優しさの裏返しと解釈できるようになりました。

  デバリエ氏は、ビジネスパーソンとしての実績も十分であることから、単に表現を洗練させるのみではなく、ビジネスの内容に関わることについても鋭いコメントをして下さり、結果的に、エッセイをより深みのあるものに変えてくれました。

  私は2度の受験で、誰をカウンセラーにするかがエッセイの内容、質及び深さに大きく影響することを実際に体験しました。この体験記をご覧の皆様には、カウンセラーを選ぶ際には、是非、十分に情報を収集の上、賢明な選択をしていただきたいと思います。なお、仮に(現時点での情報を有し、遡って)もう一度MBA受験をするとしても、私は、間違いなく、再度デバリエ氏にカウンセリングを依頼します。

6.2. 卒業生・在校生からのアドバイス

  カウンセラーの違いに加えて、1年目と2年目の大きな違いは、卒業生・在校生からのfeedbackをもらったか否かです。

  卒業生・在校生は自己が合格した経験もありますし、また、実際に学校で学んで、学校がどのような資質を生徒に求めているか、という点も熟知していますので、アドバイスを求めない手はありません。実際、2年目では、全ての出願校について卒業生のコメントをもらい、デバリエ氏にコメントを依頼する1stドラフトに反映させました。

  この点、複数の人からアドバイスを受けることに対して否定的な意見もあるようですが、個人的には、実際に反映するか否かはともかく、複数人からコメントをもらうことは極めて有益なものと考えます。



7. インタビュー

  1年目、2年目とも、グループインタビュートレーニングを受けました。2年目のトレーニングでは、仕事が忙しく、初回しか参加できなかったのですが、1年目のグループトレーニングにはほぼ全て参加しており、周りの受験生のレベルが把握でき、また、周りの受験生の癖を見て、自己の改善に役立てることができました。この経験は2年目の実際の面接の際にとても役に立ちました。

  2年目は個別のトレーニングも数回受けました。デバリエ氏は、学校によってどのような質問がなされるかの傾向も熟知されており、本番前に、受験校を想定した個別インタビュートレーニングを受ける(場合によっては失敗しておく)ことにより、本番での緊張感が和らいだように思います。

  インターフェースのリソース以外では、Clear Admitのインタビューレポートを見て、学校別によく質問される事項を事前に把握するようにしました。

 最後に、デバリエ先生及び小林さん、小貫さん、小粥さんを始めとするスタッフの皆様、皆様のサポートなしには、この合格は達成できませんでした。本当にありがとうございました。





大学院留学 合格体験記
Stanford GSBMBA(スタンフォードMBA) Class of 2012