Stanford MBA 合格体験記

留学先:スタンフォード (Stanford GSB MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.391






1. はじめに

デバリエ先生のご指導の下、本年幸いにもいくつかの学校から合格をいただくことができました。そのお礼の意味を込めて、筆を取らせていただきました。
本稿では、「受験」プロセスにフォーカスを当てて書かせていただきたく存じます。
今振り返りましても私の受験プロセスは多分に行き当たりばったりの感があり、必ずしも有益な情報を多くはご提供させていただけないかと存じますが、本稿をお読みになられた方に少しでも参考になる点があれば幸いです。



2. バックグラウンド等

■ 職務経験:弁護士(渉外事務所)5年(出願時)
■ 海外在住経験:なし
■ TOEFL:110(R28 / L29 / S24 / W29)
■ GMAT:710(V34(68%) / Q/51(98%) / AWA4.5(37%))
■ GPA:3.71(国立大学法学部)



3. 合否

■ 合格: Stanford GSB(2nd)、Wharton(1st)、Kellogg(1st)、
    Harvard Law School、Stanford Law School、
    Columbia Law School、NYU Law School
■ 不合格:Harvard Business School(2nd)、Columbia Business School(Regular)



4. スケジュール

2010年2月   TOEFL第1回受験(100点)
2010年5月4週 Interfaceファーストラウンドインテンシブコース開始
2010年7月   TOEFL第2回受験(107点)
2010年8月   GMAT受験(710点、AWA4.5)
2010年8月   Columbia Business School出願(Regular)
2010年9月   Wharton、Kellogg出願(1st)
2010年9月   Harvard、U-Penn、MIT、Columbiaビジット
2010年秋    この間TOEFLを受け続けるも点数上がらず
2010年11月   Wharton面接
2010年11月   Interfaceインタビュートレーニングコース開始
2010年11月   Kellogg面接
2010年11月   各ロースクール出願
2010年12月   TOEFL十数回目の受験(110点)
2010年12月   Wharton、Kellogg合格
2011年1月   HBS、Stanford GSB出願(2nd)
2011年2月   HBS不合格(面接呼ばれず)
2011年2月   Stanford GSB面接
2011年3月   各ロースクール合格
2011年3月   Stanford GSB合格



5. TOEFL

仕事では外国法弁護士、外国人スタッフと仕事をすることも多く、海外案件にも多数関与していたのですが、やはり、海外在住経験のない私はTOEFLに苦しみました。
結果を見るに正解ではなかったのかもしれませんが、個人的にはTOEFL iBTにおいては、必要となるテクニック的要素は限定的で、純粋に英語力を上げるしかないと考えておりましたので、結局最初から最後まで独学で終えました。
具体的には、スピーキングセクションで話せるエピソードとして汎用性のあるものをいくつか用意し、ライティングセクションの各問のロジックの枠組を作った以外は、ひたすらポッドキャストを聞き、ポッドキャストをシャドイングし、National Geographic等(自然科学系語彙の対策)、WSJ等(純粋に個人的興味)のWebの記事を読み続ける(+職場の外国人の同僚と食事をする)というとても原始的な方法で対策しました。
私は夏から冬にかけてエッセイのドラフト・詰めに大量の時間がかかったので、個人的には、夏前にはスコアメイキングを終了されるのが望ましいように思われます。



6. GMAT

GMATはオフィシャルガイド、WebでダウンロードできるGMAT Prepを何回か解きました。幸運にも初回で710が出たのでその時点で受験を止めました。もっとも、Verbal・AWAとも大した点数が出ていないのでVerbal・AWAについては特別な対策をすべきだったかもしれません。
なお、GMATは平日に受験しなければならず仕事の関係で受験できない・キャンセルしなければならないという状況があろうかと思われますので、個人的には、こちらも早い段階に受験を開始されるのがよいのではないかと思います。私は夏前に終わらせるべく5月に一度予約を入れたのですが仕事の関係でキャンセルを余儀なくされ、その後しばらく受験ができず、結局夏に受験することになりました。



7. 卒業生・在校生からのアドバイス・アドミッションイベント

インターフェイスにおいて、デバリエ先生から最初にいただいたアドバイスがネットワーキングでした。
幸いにも私の周囲には各校の在校生の方・卒業生の方が多くいらっしゃいましたが、それに加えて、自らの知人を通じて色々な学校の在校生の方・卒業生の方をご紹介いただき、色々な方にお話をお伺いしました。在校生の方・卒業生の方はその学校の魅力、その学校のカルチャー等を熟知されていらっしゃることに加え、その学校の求める人物像についても深いお考えをお持ちであるため、各学校の特徴・素晴らしさを知るという意味のみならず、エッセイで自分をアピールする際の大局的な戦略を設計するという意味でも大変参考になりました。
また、日本人以外の卒業生・在校生の方々は、日本で一般に言われている各学校の評価とはまた違った評価の視点を持っておられるので、その点も大変勉強になりました。
各校の公式・非公式のアドミッションイベントには可能な限り全て参加しました。余談ですが、各イベントでは必ず一番前の列に座り、QAセッションの際に質問をするようにしました。ただ、この点が合否に影響したかは不明です(どちらかというとあまり関係なかったように思われます。)。



8. キャンパスビジット

キャンパスビジットについては、仕事の関係で東海岸にしか行くことができませんでした。私の場合必ずしも合否と結びついておりませんが、日本で卒業生の方からお話を聞く以上にその学校のこと、その学校のカルチャーを学ぶことができ、とても貴重な経験でした。
私がお邪魔した学校の皆様はそれぞれ非常に親切に学校のこと、今取り組まれていること等ご教示くださり、また、講義の聴講や在校生との夕食等をアレンジしてくださりとても勉強になり、大変ありがたかったです。
なお、ビジットの時期に関しては、在校生が学校にいらっしゃらない夏は外すとして、どの時期がいいかは諸説あるようです。私は仕事の関係で時期の選択の余地がなかったため、この点については恐縮ながらよくわかりません。
ただ、ビジネススクールの場合、キャンパスビジットをしたとしてもアドミッションオフィスにおける「しかるべき方」とお話させていただく、というチャンスはあまりないようです。



9. エッセイ

私の周囲のトップ校に合格された友人は皆デバリエ先生のエッセイカウンセリングを受けていらしたので、私も、ビジネススクール各校につき、デバリエ先生にカウンセリングをお願いしました。
エッセイは私にとってはこれまで経験のない作業でしたので、デバリエ先生のカウンセリングなしには乗り越えることはできなかったと思います。
デバリエ先生は非常に厳しい先生ですが、ご自身もビジネスにおいて華々しいご経歴をお持ちであり、各校のこと、日本のことを本当によくご存知でおられるため、デバリエ先生のアドバイスは常に非常に的確かつ明確でした。また、受講者ごとの特性をよくご理解くださり、テーラーメイドな戦略的視点に立った一貫したアドバイスをくださいました。
幸いにも複数の学校から合格をいただきましたが、デバリエ先生のアドバイスなくしてはこれらいずれも不可能であったといっても過言ではありません。
また、エッセイの一部については、デバリエ先生にドラフトをご覧いただく前に、卒業生の方に内容をご覧いただき、コメントをいただきましたが、自分の気づかない視点をご指摘いただけたので大変有益でした。
また、やはりエッセイは自分と向き合う作業ですので、相当の時間がかかりました。仕事の関係もありましたが、結局エッセイには上記ビジネススクール5校合計で7か月程度かかりました(ただ、これはかなり時間がかかった例なのではないかと思います。)。
他方で、ロースクールで求められる文章課題は基本的にはPersonal Statementのみでしたので、職場の外国法弁護士にアドバイスをもらいつつ、2週間弱で自力で全てのロースクールの出願パッケージを完成しました。



10. 推薦状

推薦状は職場の上司お二方から頂戴しました。上記に加え、Peerの推薦状が必要なStanford GSBに関しては職場の同期に、3通目の推薦状が必要なHBSに関しては案件等で大変お世話になっている米系PEファンドのMDの方から推薦状を頂戴いたしました。
ロースクールに関しては、職場の上司、学者の先生方、その学校の卒業生の外国法弁護士から頂戴しました。



11. 諸手続等

地味な話になりますが、出願にあたっての諸手続(Application formの入力等)では非常に些末なレベルの不明点に多数遭遇し、相当の時間を取られました。
この部分については、インターフェイスの小林さん、小貫さん、小粥さんを始めとするスタッフの皆様がとても丁寧に教えてくださり、リマインドくださったので、本当にありがたかったです。



12. インタビュー

インタビュー対策としては、インターフェイスのグループインタビュートレーニングを受けました。グループトレーニングは、自らのトレーニングのみならず、他の受講生のインタビュー対応を見ることで、自らのトレーニングでは気づかないポイントを認識することができ、大変有益でした。
また、グループトレーニングのメンバーの受講生とは、出願プロセスにおいて互いに情報を交換し合うのみならず、将来のこと、社会の目標等を語り合う関係を構築することができ、グループトレーニングは私にとってかけがえのない知己をもたらしてくれました。
インタビュー直前にはデバリエ先生の個人レッスンを受けました。また、各学校の在校生・卒業生の皆様に改めてお話をお伺いさせていただき、モックインタビューにお付き合いいただく等して、具体的なイメージを持ってインタビューに臨むようにしました。



13. おわりに

MBA受験は私にとっては本当に長く、大変なプロセスでありましたが、デバリエ先生のご指導、小林さん、小貫さん、小粥さんを始めとするスタッフの皆様のサポートのおかげで乗り切ることができたと思います。インターフェイスの皆様、本当にありがとうございました。
最後に、この体験記を読まれている皆様のご成功をお祈りしております。





大学院留学 合格体験記
Stanford GSBMBA(スタンフォードMBA) Class of 2012