Texas-Austin MBA 合格体験記

留学先:テキサスオースティン合格体験記 (McCombs MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.093






TOEFL: 640
GMAT: 660
勤務先: 製造業(私費)

<はじめに>

00 年8月から01年1月まで、インターフェイスの「エッセイカウンセリング」コースを受講しました。以下に、その受講体験を通じて、私が感じ、そして考えたことなどを書き留めます。下記の体験記により、今後MBAプログラムへの合格を目指す方々が、インターフェイスにおいて、より効率的に且つ効果的に、その受験準備を進められることができれば、幸いに存じます。

<インターフェイスを選んだ理由>

「エッセイ」においての自己表現を最大の武器にして、米国MBA の優良プログラムへの合格を果たしたく考え、インターフェイスへの入学を決意しました。MBAプログラムへの合格要素は、大きく二つに分けられます。一方は、「GPA」、「TOEFL」、そして「GMAT」などでの証明が必要な量的要素(学術的要素)、他方は、「エッセイ」や「インタビュー」に代表される質的要素です。

私の場合、TOEFLについては、市販教材を使用して独学で臨み、GMATは、他予備校へ通うという手法を取りました(この時点では、インターフェイスの生徒ではありませんでした)。TOEFLについては、満足の得られる結果を出せましたが、GMATは、目標としていた700点には及ばないものでした。しかしながら、「強い」エッセイがあれば、合格の可能性が大きく損なわれることは無いだろうと判断し、GMATへの投資を中断、質的要素を最大限とすべく、00年6月、インターフェイスの社長でありカウンセラーでもある、デバリエ氏との初面談を行いました。

約 8年間、ハイテク系の大手企業に勤めており、「職務経験」面での不足は感じていませんでしたが、先述のGMAT、そして一流とは言い難い出身大学、平均的 GPA、これら学力を証明する要素に不安を感じ、この不安を払拭する為にも、「エッセイカウンセリング」で定評のある、インターフェイスの力が必要と考えたのです。

<エッセイカウンセリングを始めるにあたって準備しておく事>

エッセイカウンセリングを開始するまでに、キャリア・ゴールに関するエッセイの草稿までを仕上げておくことをお勧めします。カウンセラーによって多少の相違はあるかもしれませんが、私の担当カウンセラーであったデバリエ氏の場合、①レジュメ、②推薦文(最低2 通)、③キャリア・ゴールエッセイ、④業績など志望プログラムの個別エッセイ、という順序でカウンセリングが進みます。

一般的に、自分が経験してきたことを書く上述の①、②、④については、簡単ではないにしても、何かしらの題材があるはずですし、過去の出来事を書くことから、草稿の段階ではそれほど難しいと感じることは無いかと思われます。その一方で、キャリア・ゴールに関しては、将来の事を想定して書くことから、その困難さは全く異質のものとなります。自分が進みたい目標を設定した上で、その目標を実現する能力があることを、これまでに得た経験やスキルを使って立証していく必要があります。また、その目標がいかに魅力的か、例えば、市場成長度などについても、さまざまな現実の話の中から仮説を導き出さなければなりません。特に、私費でキャリア・チェンジを目指される方は、文献などを通じて、将来進みたい業界の調査も必要となるでしょう。

私の場合、このキャリア・ゴールの草稿を作成する作業に予想以上の時間を費やし、結果的に(計)1レッスンの間、本稿の作業が進まないということになってしまいました。毎週2時間のカウンセリングの中で、レジュメ、推薦文は早々に完成し、キャリア・ゴールエッセイへと突入します。職務に就きながらの1週間の中で自由になる時間は限られており、その種の1週間でキャリア・ゴールエッセイの草稿を書ききることは大変難しいものです(カウンセリングの前日に徹夜して、草稿を仕上げたことも度々ありました)。また、カウンセリングを始めたからといって、駆り立てられることはあるものの、エッセイに書ける職務経験やキャリア・ゴールが降って湧いてくるわけではありません。カウンセリングの開始前までに、レジュメと推薦文を作成する為の経験、知識、そしてスキルの棚卸し作業に加え、キャリア・ゴールエッセイの草稿を作成しておくのが望ましいと思います。

<エッセイカウンセリングを始める時期>

開始時期は、7 月から8月頃が望ましいでしょう。理由は主に二つあります。一つには、9月にもなると、デバリエ氏のような経験が豊富で人気のあるカウンセラーは、既に定員の担当者を抱えており、割り当てられなくなる可能性が高いと思われるからです。私は、8月の中旬から開始し、幸いにもチーフ・カウンセラーのデバリエ氏が担当となりました。二つ目の理由は、早期出願による数々の利点が生かせることです。賛否両論はありますが、スコアなど準備が整っているのであれば1st Roundで出願した方が、出願プログラムへのアピール度も高く合格率が高いと言われています。年内中に合否を決定するMBAプログラムもあることから、早期の出願により、その後の出願先を再検討することも可能になります。また、1月下旬頃に出願しても、4月末や5月の合否判定となるプログラムも数多く、この場合、退職などを考えられている方は、勤め先への退社表明がなかなかできず、そのタイミングを逸してしまうことにもなりかねません。更に、年を越すと、米国人による出願が急増するとも言われていますので、年内(遅くとも1月中旬までの)出願を目指し、早い時点でエッセイカウンセリングを始めると良いでしょう。

<成果物(エッセイ)について>

厳しいチェックを受けて最終的に仕上がったエッセイは、文章構成、表現、論点、読み易さなど、あらゆる点で満足いくものです。日本人英語での拙い草稿を、誤解無く良く理解してくれ、その意味でも、豊富な経験がモノを言います。出願の為には、エッセイ以外にも数多くの作業が発生します。出願プログラムの内容や出願方法の調査、データシートへの記入、推薦文の手配など。それらに投じる時間や労力は想像以上であり、そのような切迫した中で、仕上がったエッセイに対して、大きな不安を抱かなくて済むことは、集中力を持続する上でも、そしてストレスを軽減する上でも大変助かります。

個別の業績についてのエッセイは、私が草稿の中では表現しきれなかった点、つまり、私がその業績から学んだであろう、そしてその時感じたであろう事柄を示唆してくれることも度々ありました。クライアントのことを良く知ろうとする、デバリエ氏の継続的な努力の賜物です。私は、レジュメ作成の時から、「長すぎる」「細かすぎる」と苦言を呈せられながらも、より多くの情報を、包み隠さず提供するようにしていましたので、この点において、より大きな効果が得られたのではないかと考えています(但し、この場合、当然のことながら、カウンセラーは、多大な情報を吸収する為の時間が必要となり、結果的に費用が嵩むこととなりますので、注意が必要です)。

抽出される論点についても、大きな期待に応えてくれるものでした。「価値観の相違から生じた対立、そしてそれをどう解決、調整したのか」、そんな視点から、私の草稿を批評してくれることもありました。

読んでいて楽しい、知的欲求を満たす文章にと導いてくれる技術も相当なものです。題材、提供する情報は適切であるのに、退屈な文章しか書けない、こんな不満は多くの人が持つものです。例えば、私の2人の推薦者は、私の推薦文を読んで、「是非この人に会ってみたい、と思わせる文面だ。」と異口同音に語っていました。

<最後に>

厳しいカウンセリングです。デバリエ氏は、良い点も悪い点も率直に提言します。それも、決して丁重なものではありません。そうした彼の態度に不満を漏らす人も居るようですが(?)、彼の厳しい指摘は的を射たものが多く、そんな彼の厳しさの背後には、彼のやさしさを垣間見ることができます。脳裏に焼き付く彼からの苦言は、そんな彼のやさしさと相俟って大変良い思い出となっています。





大学院留学 合格体験記
Texas at Austin McCombsMBA (マコームズMBA) Class of 2003