Texas-Austin MBA 合格体験記

留学先:テキサスオースティン合格体験記 (McCombs MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.212






出願に関して何ひとつわからない、テストスコアも揃ってない、バックグランドも大したことない、その他もろもろ、あらゆる点において「ないない尽くし」の私が「合格」という奇跡を起こすことができました。こんな私のMBAマラソンを強力にサポートしてくれたのが「インターフェイス」でした。

(1)エッセイ・カウンセリング

<Point1:時間固定の完全e-mailカウンセリング>

私は、LeClair師匠をエッセイ担当カウンセラーとしてご紹介いただきました。師匠がアメリカ在住ということで、「顔も見ないし声も聞かない、完全e- mailカウンセリング」を打診された時は、はっきり言ってかなり不安で、せめて電話でやりとりのできる在日のカウンセラーをご紹介いただくべきかとても迷いました。しかし、結果としてはこれが成功の一因でした。

面と向かうと言いにくいことも、e-mailだと、師匠の顔色をうかがうことなく、伝えたいことを遠慮せずに書くことができました。また、厳しい言葉を返されるような時も、e-mail経由なので、目の前で直接言われるよりもダメージが少なくて済みました。私はとても神経質で気の小さい人間です。こんな私にとって、e-mailは、カウンセラーと常に対等に対峙できる環境をもたらしてくれました。

また、カウンセリングが毎週同一時間に固定されていたことも重要でした。高額なカウンセリング料を無駄にしないためには、期日までにドラフトを仕上げることは最低条件です。しかし、ただドラフトを提出するだけではいけません。内容の薄っぺらいドラフトでは、一から書き直しを命じられる可能性が大です。

対面カウンセリングの場合は、たとえダメ出しをくらったとしても、カウンセリング時間内に少しでも修正し、指示を仰ぐことが可能でしょう。つまり、カウンセリング時間の全てを無駄にすることはなく、多少なりともカウンセリング中に悪あがきできます。しかし、完全e-mailカウンセリングの場合(しかも、私の場合は、前日の営業終了時間(21:00)までにドラフト提出、翌日の営業開始時間(12:00)以降にレポート返却という契約でした)、ドラフト提出からレポート返却まで、カスタマーサービスも含めインターフェイスとは一切の連絡がとれません。つまり、ダメ出しをくらうかどうかは返却を受けるまで全くわからないのです。もし、「主文:初めから書き直し」との判決文だけが帰ってきたなら、失ったカウンセリング時間はもう取り戻せません。

このような契約でしたから、何としても「内容を読んでいただき、何らかの指示やアドバイスをいただけ、次回のカウンセリングにつなげられる」ようなドラフトを仕上げて提出しなければ、貴重な時間とお金を、むざむざとシュレッダーにかけるようなものです。毎回のカウンセリングで提出するドラフトの作成においては、絶対に中途半端はダメだと肝に銘じながら、1日1日を過ごすことが出来ました。

<Point2:LeClair師匠の凄さ>

*「凄さ」その1:「こってり系」だけど「あっさり系」???

さて、今振り返ると、師匠から、実はアドバイスらしいアドバイスをいただいたことがないような気がします。それくらい、1つ1つの指示はどれも本当にあっさりしたものでした。「こんな内容を追加したらどうや?」「こういう側面から書けへんか?」そういう指示は、1行か、せいぜい2行程度の短い文章でしたが、「何も足さなくていい、何も引かなくていい」某社のモルトウイスキーの如くとても的確な内容でした。特に、エッセイに取りかかり始めた初期の頃は、師匠の指示に従うだけでエッセイがどんどん形になって行くことが実感できました。

*「凄さ」その2:なんでそんなこと知ってんの???

加えて、驚きだったのは、師匠がとても日本のビジネスに詳しいということです。私の業界(エネルギー)は特殊でとてもわかりづらいのですが、師匠の指摘はどれも的をえたもので、師匠のアドバイスを反映すると、業界のプロであるはずの私が仕上げたドラフトが、より簡潔でわかりやすい内容に姿を変えることは、一度や二度ではありませんでした。

また、学校毎の特色にも大変にお詳しく「A校は字数制限に寛大」「B校には、できれば国際経験を書くことが望ましい」などなど、学校毎にアドバイスをいただけました。

このように、今振り返ると、師匠のカウンセリングは、1つ1つに無駄がなく、とても効率的かつ効果的だったと思います。結局は、師匠が敷いてくれたレールの上を、チクタクバンバン、走り続けただけだったのかもしれません。

情けないことですが、正直なところ、私は最後まで「何が良いエッセイなのか」わからないまま受験を終えました。ある時、師匠はこうおっしゃいました。「アドバイスはする。でも、エッセイを書くのはお前だ!!とにかくお前自身を書け!!」

何をどうすれば強いエッセイが書けるのか、毎日毎日考え悩み続けました。書いては消し、書いては消しの繰り返し。そして、恥ずかしながら、結局、最後まで答えを見つけることができませんでした。当然ながら、カウンセリング中に自分の成長を自覚できたことは一度もなく、エッセイの難しさを実感しました。このような実情でしたから、師匠の指示が私の進むべき道を指し示してくれたことは「間違いない!!」

(2)インタビュートレーニング

私は、in-personで1回、電話で1回、計2回の面接トレーニングをお願いしました。

講師は2回とも他のカウンセラーで、そのアドバイスは実に的確でした。例えば、カバンを持つ手、名刺交換のタイミング、握手の仕方、西欧人の振る舞いなど面接のイロハから始まって、面接の受け応えに関する具体的なポイント、私の用意した答えの改善点や付け加えるべきポイントなど、かなり具体的で有益なコメントをいただきました。

加えて、私が面接を予定している大学でよく聞かれる質問に合わせて、より実践的にモックインタビューをしていただいたので、本番でもまごつかずにすみました。

(3)AACカウンセリング

AACカウンセラーにも、随分助けていただきました。エッセイ以外のアプリケーションプロセスでは、AACカウンセラーが私の駆け込み寺的存在で、彼のサポートがなければ、とっくの昔にMBAマラソンを途中棄権していたでしょう。。。

地方在住で周りに頼れる人があまりいなかった私には、出願プロセスのどれもこれもが初めての体験で、特にトラブル発生時は途方にくれました。AACカウンセラーにはその都度ご相談させていただき、つまらないことで大変なご迷惑をお掛けしたのですが、小言ひとつ言わず、すべてのトラブルについて、どのように対応するべきか具体的にアドバイスをしてくれました。また、アドバイスだけでなく、「その後の結果はどうなったんだ?」と必ず最後までフォローしてくれました。アプリケーションプロセスに関する問題では、いつでも相談できるカウンセラーがいてくれたおかげで、「どんなトラブルが発生しようとも大丈夫」という精神的な余裕を持つことができました。

(4)スタッフのみなさん

私はとても神経質で気の小さい人間です。すぐに動揺します。必要以上に自分を追い込んでしまいます。出願プロセスでいくつかのトラブルが重なってしまった時、私の情緒不安定はついにピークを超えました。逃れようのない不安から、出願作業を一時中断して休息をとることすら出来ず、ほとんど本能だけで闘っていました。本当にやばかったあの時、エッセイカウンセラーのLeClair師匠のみならず、スタッフの松木さんまでもがe-mailを送ってくださり、あげくには愚痴まで聞いてくれました。おかげで、私は正気に戻ることができました。 

(5)最後に

私にとってのMBA受験は、一言や二言、いやいや、三言でも言い尽くせないほど長く苦しい道のりでした。なんとかゴールできまして、今ようやく次のレースのスタートラインに立てそうです。それだけに合格の喜びはひとしおでした。これからチャレンジされる皆さんも、私が味わった「快感」をぜひ感じてください。私のような超弱小アプリカントでさえも、あきらめず最後まで走り続け、なんとかゴールできました。皆さんなら、私以上の結果を残せることは疑う余地もありません。

ゴールするためには、自分自身の努力はもちろん不可欠です。いうまでもなく、ランナーがあきらめたらレースはそこで終了です。とにかく、ゴールまで走り続けて下さい。

そして、利用可能な範囲で、ゴールするために必要なものを賢く補って下さい。ハイテク素材のユニフォームを着用すれば発汗がスムーズになり体力の消耗が防げるかも知れません。少しでも軽いシューズを履けば足への負担は軽減されるでしょう。ドリンクテーブルに水道水ではなく栄養満点のスペシャルドリンクを用意できれば、エネルギーの吸収がより効果的に行えるかもしれません。それらを上手く活用することで、皆さんがゴールに辿り着ける可能性は少しでも高まるはずです。私は、初挑戦の「MBAマラソン」で、そのパートナーに、信頼と実績の「インターフェイス」を選びました。もちろん、別のコーディネーターにお願いしていてもゴールできたかもしれません。インターフェイスのコーディネートしか知らない私にはそれ以上は言えないのですが、インターフェイスは、「MBA マラソン素人の私に必要なもの」を準備してくれました。

皆さん、参加すべきレースを間違わない限り、あきらめずに走り続ければ必ず「合格」に辿り着けます。上手くレースの波にのることができれば、実力以上の力を発揮することも決して不可能なことではありません。私も初マラソンで実力以上の奇跡を起こすことができました。自分の走るべきレースをしっかり見極め、一旦走り出したら、ゴールするまで絶対にあきらめないで下さい。この MBAマラソンは、最後の最後まで何が起こるかわかりません。そして、何としても「合格」して下さい。皆さまのご健闘を心よりお祈りしております。

最後になりましたが、お世話になったLeClair師匠,AACカウンセラー、松木さんを初めスタッフの皆さん、本当にどうもありがとうございました。





大学院留学 合格体験記
Texas at Austin McCombsMBA (マコームズMBA) Class of 2006