UC Berkeley MBA 合格体験記

留学先:カリフォルニア大学バークレー校 (Haas MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.323






【はじめに】

低GPA・低GMAT・高年齢の三重苦を背負いながらも、社費派遣の権利のみは取得している中ただひたすらにもがき苦しんだ1年間でしたが、こうして合格を手にすることが出来ました。ひとえに、Mr.Devalier をはじめとするインターフェースの皆さんのお陰であります。ここに、改めて感謝の意を表すと共に、私の経験が少しでも皆様のご参考になればと思い、経験を記させて頂きます。



【バックグラウンド】

職務経験:総合商社10年 会計部門(USCPA)、化学品営業及び関連事業投資、社費派遣    海外経験:長・短期の出張のみ
GMAT: 660(V37、Q45、AWA5.0)
TOEFL(CBT): 277(L:28、S:25、R:30、TWE 4.5)
GPA:2.9



【Why MBA】

総合商社に入社後、前半の4年は会計部門に所属。各種、投融資の税務・会計面からのサポート。後半6年は農業化学品のアジアオセアニア向けの輸出及び関連事業投資に従事してきました。MBAを志したきっかけは、2年前、大型の投資入札案件をチームリーダーとして率いるも失敗。グローバルなビジネスパーソンにおける自身の交渉力・ファイナンススキル・チームマネジメント力の不足を痛感し、MBAを通じた自己改革を意識し始めた事に起因します。

一方、農業分野にて仕事をする中で、将来構築したいビジネスモデルがおぼろげながらも描かれてきており、その実現に向けて自身の成長を果たしたいと思い、MBA受験を決意しました。



【TOEFL】

現在はiBTに移行している為、余り参考にはならないかとは思いますが、日々の業務に加え、ともかくも英語に出来る限り多く触れることに努めました。又、Listening対策としては市販教材を片っ端からこなしていくと同時に、ETSが発行しているPower Prepを繰り返し解きました。



【GMAT】

私のMBA受験において最大の難関がGMATでした。通常の日本人受験者のパターンと異なり、ある程度Verbalに関してはスコアを獲得できましたが、Mathが45〜46をうろうろしているため、5回の受験スロットを全て使い果たしても、最終的には700点近くのスコアを出すことができませんでした。Mathは中・高をスポーツ特待生として過ごし、初期教育における基礎数学がぽっかり抜けていることを再認識し、妻に「算数」を一から習いながら学習を進めるという始末。やはり、通常の日本人にとっては、最低でもMathが49はないと勝負にはなりにくいと思います。一方、Verbalに関しては日々の業務に加え、TOEFL受験以来、英文を読むことを継続していた為、ある程度得意とはしておりました。RC・CR自体は問題を解くこと自体が苦でなく、得点源になりました。ただ、SCに関しては独特の問題形式に苦手意識が中々消えず、最終的には御徒町にある予備校に通うことで、解法パターンを学びました。又、Official Guide及びPower Prepはやはり繰り返し解きました。なお、GMATは賛否両論あるテストではありますが、やはり全受験者をフェアに判断するひとつの指標であることは事実であり、重要な要素であることは間違いありません。又、近年は出願者のGMATの平均値は上昇の一途にあり、700点を獲得することはやはり必須であるようです。私の低スコアで合格を果たせたケースは一つの例外として捉えていただき、これから受験を志す皆様は、是非ともスコアメークには余念なきように取り組むべきかと思っております。



【エッセイ】

私のカウンセラーはMr.Devalierでした。氏との毎週におけるセッションは、単なるMBA受験カウンセリングにとどまらず、自身のキャリア形成および弊員が将来思い描くビジネスプランにも大きな影響を及ぼすものとなりました。氏のカウンセリングにおいて最も有意義であったのは、エッセイの体裁を整えることではなく、徹底した議論を通じたキャリアプランの練りこみ及び自己分析にあると思います。特に中核となるWhy MBAエッセーに関しては、2ヶ月程の時間をかけて作成し、最後には大変に満足のいく出来となりました。Achievementエッセイに関しては、私は職務経験が長いことからネタ出しには困りませんでしたが、その棚卸しと効果的な配置を常にFace to Faceで議論したうえで作りこんでいきました。この、氏との毎週のセッションがベースとなり、インタビューでも大きな効果を発揮しました。ただし、逆にいえばインターフェースのような素晴らしいカウンセラーチームの下で、毎年80名近くの優秀な日本人がエッセイを磨き上げます。夫々がユニークであり、素晴らしい出来として仕上がります。結果、ある程度のレンジに入ってくると、やはりどこで差がつくのかといえば、前述のGMAT及び決定打はインタビューになるのではないかと思います。



【インタビュー】

今でも、最後の勝負の分かれ目はこのインタビューであったと思っています。先ず、想定問答集の「骨格」をある程度作成し、何度も鏡の前で喋る練習を行いました。ただ、問答集はともすると、書いたものを暗記しそれを読み上げることになり、不自然な回答となります。面接はあくまでも対話ですので、ある程度しゃべる骨子を固めた上で、自然な会話を心がけるようにしました。インターフェースのグループトレーニングでは、他の受講者の良い点・悪い点を吸収することが出来、大変に有意義でした。又、このグループのメンバーと毎週一回集まり、モックインタビューを何度も行い練習することが出来ました。又、インビテーションがかかると、Mr.Devalierをはじめその他数人のインターフェースのカウンセラーと個別トレーニングをしていただきました。ここでもやはり、氏とのセッションが自身のキャリアプラン、強み弱みの再棚卸となり、実際のインタビューにおいて大きな力を発揮したと思っています。



【最後に】

MBA受験は本当に辛く長きにわたるプロセスです。ただ、このような苦しいときにこそ、自身にとっての本当のサポーターたちが見えてくることも、又真実であると痛感しました。スコアがあがらずどん底にあるとき、エッセイが上手く書けずもがき苦しんだとき、インタビュー前の緊張で押しつぶされそうなとき、その時々で会社の上司、先輩後輩、家族、そして何よりもDevalier氏が常に励ましてくれました。このプロセスを経て、氏という一生涯にわたるMentorを得られたことも、MBA受験の大いなる収穫であったと思っています。

改めて、氏をはじめとするインターフェースの皆さんに心から御礼を申し上げると共に、今後受験を志す皆さんの頑張りと成功を祈り、筆をおきます。





大学院留学 合格体験記
UC Berkeley HaasMBA(ハースMBA) Class of 2010