UC Berkeley MBA 合格体験記

留学先:カリフォルニア大学バークレー校 (Haas MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.366






1.はじめに

「30歳半ば、私費、メーカー」というバックグラウンドでトップスクールに合格できるだろうか?過去の合格体験記を見ても、同じようなバックグラウンドを見たことがなく、この疑問・不安感に何度となくおそわれながら、受験生活を送りました。その度に30年といったスパンで日本の姿を想像し、自分のキャリアを考えたときに、絶対に後悔しない、逆に今、挑戦しなければ一生後悔すると自分に言い聞かせました。結果として、大満足の成果を得ることができ、苦労もしましたが、様々な人と出会い、支援を貰い、自分を成長させる、という点では素晴らしい1年だったと思います。本稿を読んでいただき、もし”中年”の方が新たな挑戦をするきっかけになるなど、MBAアプリカントの裾野を広げることができれば、最高に幸せです。


2.バックグラウンド/テストスコア

  年齢: 34歳
  大学: 国立大学経済学部
  職歴: 通信・IT(11年)
  海外経験: 北京2年駐在
  留学方法: 私費
  GMAT: 720 (Math: 51, Verbal: 36, AWA: 5.0)
  TOEFL: 105 (R: 27, L:27, S:24, W:27)
  GPA: 2.96



3.受験プログラムについて

トップスクールを受けて、全部落ちたら諦めると決めて、本当に行きたいと思えるプログラムに限定して受けました。初めは会社に戻るつもりで、短ければ短いほどよいだろうと思い、ヨーロッパの数校を第一志望としていましたが、色々な人の話を聞くうちに、可能性を限定するのは得策ではないと思い、あとから2年制のプログラムも視野に入れました。結果的に私のキャリアパスにFitし、かつさまざまな可能性を与えてくれるであろうプログラムに出会うことができました。素晴らしいプログラムが本当に沢山あるので、初めから間口を狭めすぎるのはよくないと思います。



4.GMAT/TOEFL

特にGMATについては、独学ではなく、最初から塾に通った方が効率的です。TOEICに毛が生えたものぐらいに勘違いしていたため、大きな遠回りをしました。



5. エッセイカウンセリングについて

「これから自分を知るための旅が始まるので覚悟して楽しんで行うこと。」
「私がいうことは全て常識に基づくものだ。仕事でも受験でもほとんどのことは常識で判断できる。」
「グ・タ・イ・テ・キ!誰にでも書けることは書くな。」
「志望理由は、アプリカントの分析力が試されるんだぞ。」
「このエッセイはゴミ。こんな悲惨なエッセイは見たことがない!」
「おまえこのままだと受からんぞー!」(続いて、いきなりの圧迫面接、という30分間の怒号)
「俺のショック療法効いた?」(フォローのEmail)

これらのことばをデバリエさんから受けながら、7年にわたる中国における事業立上げとマネジメント経験を中心に、自分が経験したことや思いを文章に落としました。年齢相応のビジネス経験やリーダーシップがあること、将来経営者になる素地があることをエッセイのなかで強調し、納得してもらうよう心掛けました。ネタだしのブレストからそのネタを英語で最も効率的かつダイレクトでわかりやすい表現にする過程はデバリエさんなしでは不可能でした。英語の文章で相手に訴えるということをゼロから学んだほか、やりとりのなかで、ビジネスパーソンとしての考え方、スキルも一緒に吸収しました。



6.インタビューについて

エッセイとともにインタビューも重視しました。インターフェイスを選んだ理由でもあります。デバリエさんの評判を聞き、変わった怖い人、と会う前はイメージしましたが、逆にそういう人に鍛えられたら本番でも堂々と話せるだろうと思い選びました。ほぼ予想通りで、”You are ready now.”といわれたときは、このオッサンに言われたら大丈夫だろう、と自信になりました。面接本番は、ライオンと格闘した後に人間と戦うようなもので、リラックスして言いたいことを話すことが出来ました。インタビューグループトレーニングでは英語面接スキルの基礎を築いたほか、よいネットワーキングの場になりました。メーリングリストや飲み会を通して、息抜き、意見交換することができたので、孤軍奮闘している方にはお勧めです。



7.最後に

“Congratulations〜!!!” (以下デバリエさん自作の歌)。

最初に合格を貰ったのは実はデバリエさんとのカウンセリング中でした。合格通知最終日だったので、最終日まで来ていないと可能性は低いかもしれないな、とデバリエさんと話しているときに、なにげなく携帯電話でGmailをチェックしたところ、朗報が入ってきました。その場でデバリエさんの意味不明な歌が始まり、小林さん、小貫さん、小粥さんにも祝福いただきました(カウンセリング中の合格通知はインターフェイスでも始めてだとか)。冒頭の合格できるだろうか?という疑問が払拭された瞬間です。努力すれば必ず報われる、と思える最高の瞬間でした。その一ヵ月後にUCBから直接合格の電話を貰い、これまた人生が変わった瞬間を味わうことができました。

刺激的な1年でした。家族のほか、インターフェイスの皆様、受験仲間、アラムナイの方々、本当に多くの素晴らしい人に出会い、支えられ、励まされ、インスパイアされて、自分の志を具現化する一歩を踏み出すことが出来ました。

皆様のご支援、ご指導にこの場を借りて御礼申し上げます。





大学院留学 合格体験記
UC Berkeley HaasMBA(ハースMBA) Class of 2012