UCLA MBA 合格体験記

留学先: カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (Anderson MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.444

これから受験をされ、将来の我が国を支えていかれる同志の方々で、低GPA、特殊バックグラウンド、時間がない等、種々のウィークポイントをお持ちの人達へ少しでもご参考となればと思い、体験記を書かせて頂きました。(あとは手前味噌ですが、弊社の魅力が少しでも伝わればと思いました)。優秀なしっかりした方々へはもしかしたら全然参考にならないかもと思いますので、、その際は読み飛ばして頂ければと思います。

★合否結果
・進学先:UCLA Anderson
・合格:USC Marshall
・辞退:UC Irvine (Interview invitation有)
・WL:NYU Stern (Interview後)
・不合格:Stanford, Columbia (Interview invitation無)
※全て2ndでの出願

★バックグラウンド
・出願時年齢:32歳
・職歴;国内資本の大手音楽/エンタテインメント会社 9年半
・職種:A&R (アーティストディレクター)
・海外経験:在住/留学無、一人旅は趣味、あとは出張程度
・その他:社費設立1期目

★最終スコア
・TOEFL:106点 (R:30/L:27/S:22/W:27) ※13回目
-出願時103点 (R:29/L:24/S:23/W:27)
・GMAT:710点 (V:35/M:50/AWA:4.0/IR:6) ※2回目
・GPA:2.63 (三田の外道大学経済学部、現役入学留年1回)
-年間登校日数約10日程度

★総括
僕の受験のポイントは、

・ゼネラルマネジメント + エンタテインメントビジネス専攻が主目的
・低GPA
・短期決戦の必要 (もう一年かけては年齢的にも業界環境的にも遅いと思った)
・社費設立を交渉

という所です。

受験を通して最終的に強く感じたことは、「Why School?」、そしてその源流となる「Why MBA?」がきっと結局全てなんだなあということでした。自分にとっては下記でしたので、きっとL.A.のスクールとのフィットがあったのだと思います。

・「Why School?」
最先端のエンタテインメントビジネス、ネットワーク、デジタルマーケティング、クリエイティブセンスを吸収できるプログラム/都会的環境であること。また、自分の弱点であるFinance等のプログラムも同時に強いという点。

・「Why MBA?」
本格的なグローバル戦略が生き残りの為の急務となり、遅ればせながら全体としてその始動をはじめている音楽/エンタテインメント業界において、その中心で活躍できる様な人材になるために、西洋人やアジア人になめられない世界標準のスキル/知識の体得、また国内同志の一般企業や投資家ともしっかりと同じレベルで議論できるビジネスナレッジの習得、そして具体的なビジネスネットワークの構築をしなければならないと思ったから。「坂の上の雲」でいう所の、敗北必至と言われた日露戦争を勝利に導いた秋山真之 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E7%9C%9F%E4%B9%8B) の様な存在とならなければと思い、その礎となった米海軍士官学校への留学を米ビジネススクールへの留学と見立てた。 (また、水商売の業界だからとなめられたくなかった。)

よく言われますが、MBA受験はプロポーズみたいなものだと思いました。TOEFLやGMATがビジュアルや収入、職務経験やバックグラウンドはそのまま職業、GPAが過去の恋愛遍歴、そしてエッセイが一番大事な人間性、みたいな感じで、いざ結婚を申し込んで興味を持たれたらインタビューで最終確認、みたいな感じしょうか。例えば医者や弁護士と絶対結婚したいと思っている様な、好みのタイプがはっきりしている相手を落とすのは難しいでしょうし、また、なぜ相手のことが好きか、相手とどんな人生を送りたいかを情熱を持って具体的に伝えられて総合的にお互い理にかなっていれば可能性はきっと高いのではないかと思いました。

★時系列
・2012年6月:
大学時代に全く勉強しなかったことへの後悔等から、もともとうっすらと夢にはあったものの、所属事業部長の役員である親分より「目指してみたら面白くない?」とアイデアを頂き、急に目覚める。調べた結果、UCLA/USC/NYUにエンタテインメントビジネス専攻があることを知り、目標に置く。その翌日には予備校に話を聞きにいったり、GPAを調べるため大学にいく。そして2.63というGPAが判明し、心が折れそうになる。某大手予備校からは、そのGPAでは無理だから目標を大きく下げた方が良い、という心ない、また知識の浅い軽薄なアドバイスを受ける。インターフェイスからは、関係ないから死ぬ気で頑張れ、とアドバイスをもらう。欲望にまみれた生活から欲望を完全に断ち切り、半年間はリアルに酒ゼロ、友達との食事ゼロ、夜遊びゼロ等、仙人の様な生活を送ることを決める。
※この時点で社費制度ができるかは全く不明の見切り発進。以降合格後まで人事部と交渉を続けながらの受験となる。

・2012年7月頭
某大手予備校のTOEFLフルパッケージスタート(3ヶ月集中受講)
・2012年8月頭
某大手予備校のGMATフルパッケージスタート(3ヶ月集中受講)
・2012年10月末
TOEFL4回目104点 (Sは19)、以降ずーっと105点を超えられず大苦戦
・2012年11月頭
GMAT2回目710点
・2012年11月前半
キャンパスビジット (NY2校 ⇒ LA2校)
・2012年11月中旬
スコアが揃ったら出直すという話だったため、インターフェイスにエッセイプレパレーションコースを発注。ルクレアさんとのプログラムスタート
・2012年12月頭
TOEFLでS含めまだバランスの良い103点が出たので、取り急ぎこちらで出願
・2012年12月末~2013年1月中旬
出願ラッシュ & デバリエさんのインタビューグループトレーニング
・2013年1月中旬
やっとのことでTOEFL13回目106点。アップデートを各校に送る。受け付けてくれる所はまちまち
・2013年2月
illな状態でインタビューインビテーションを待つ中、GPAで足切りされたら成仏できないと思い、特に志望の強かったUCLAとUSCにメールにて押し掛けインタビューを依頼。USCは受けてくれ、現地で面接。UCLAはけっこう厳しくて無理だったので、L.A.で仕事があったという体にして菓子折りを持って改めてアドミを訪問。いかにUCLAが好きか、自分にとってベストスクールかということを必死で説き、印象を無理やり刷り込む。
・2013年2月末
UCLAから念願のインビテーションが届く。スカイプか現地かを選べたが、迷わず現地を選択。セクシーなアジア系の在校生と面接。面接官とアドミに菓子折りを持参。
・2013年3月中旬
UCLAから合格通知。早朝から発狂する。
・2013年3月中旬
先述の親分の大調整で、社費制度設立に関して、社長への1対1の嘆願プレゼンを設定してもらう (運良く合格通知2日後)。出願先の面接以上に緊張し準備をして臨むが、冒頭の、「お前の顔を見れば言いたい事は全部わかるよ、、ちゃんとやっとくから」という、度量と優しさ溢れる一言に感激、涙。この人の為にこの先の人生死ぬ気で頑張ろうと決意。

★対策
・TOEFL:非常に苦労しました。特にリスニングが安定しませんでした。

当たり前の様に知らなければならないことをカバーした上で、あとは自分で弱点を把握して補強と実戦トレーニングをと考え、まず大手予備校のフルパッケージを受講。

ポイントは、

①何しろ単語
②オンラインプラクティスとバロンズ等の実戦形式教材を大事に演習
③本試験も受け続ける

という所かと思いました。
単語の3800等は、予備校のプログラムが始まる前に一度一通りこなしていった方が効率がよいと思いました。

・GMAT:運良く早めになんとかなりました。

上記TOEFLと同じ理由で大手予備校のフルパッケージを受講。

ポイントは、

①オフィシャルガイド等の教材を、繰り返し何度も解く
②毎日全範囲少しずつやる
③実戦形式テストを実戦と同じ時間帯/配分/条件で何度もやる

という所かと思いました。
本試験は、朝だと早いし、夕方だと後半ばてるので、午後スタートがオススメです。

・エッセイ:やっぱり決め手だと思いました。

ルクレアさんと週4で準備。

ポイントは、

①「魂が込もっているか?」を徹底的に検証する
②インスピレーションの為、ビジットは極力した方がよい
③3校目くらいに第一志望を手掛ける

という所かと思いました。
あと、書いているうちにどんどん新しいネタやニュアンス調整のアイデア等が出てくるので、仕上がり次第の順次出願というよりは、ある程度プールしていって最後に調整した方がよいのでは?と個人的には思いました。

・インタビュー:予想以上に大変で、重要かと。

スコアメイクや出願も終わり、ほっとした所で、実はめちゃくちゃ重要で準備が大変なものだと思います。(最終ジャッジ直前の項目だけに)。年またぎのグループトレーニングに参加し、同じくillな状態の仲間達と傷を舐め合いながら頑張ることができました。“Everybody has weakness”という鬼軍曹の優しい一言にけっこう救われました。

★最後に
まだただ合格しただけで何も成し遂げた訳でもないので、偉そうなことを言える立場ではありませんが、おそらくMBAにおいて、受験は1%、中での勉強が5%、卒業後にどの様にそれらを活かし、いかに事を成すか?が残り全てを占めるのではないかと思います。とはいえ、最も大事な根幹は、「事を成す」ということへの志かと思います。おれがやらないで誰がやるんだ、といった強い気持ちとビジョン、ロジック追求かと。その上で大成するのか、途中で死ぬのか、新たな観念に出会うのか、は天が決めることであり、様々なネガティブ意見や他人の情報に惑わされず、その志を信じて日々明るく努力し続けていくことが肝心なのではないかと、改めて自分に言い聞かせながら、末筆とさせて頂きたいと思います。

この身は卑しくとも志は強く、
“Trust nobody, but your destiny.”

大学院留学 合格体験記
UC Los Angeles AndersonMBA(アンダーソンMBA) Class of 2015