UNC MBA 合格体験記

留学先:ノースカロライナ チャペルヒル(Kenan-Flager MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.479





◇基礎データ
【プロフィール】27歳 男 私費
【学歴】筑波大学 情報学群情報科学類(学士, GPA3.4)
【職歴】メガバンク系投資信託委託3年(IT推進1.5年、企画1.5年)
【海外経験】学部で米国交換留学1年、その他海外旅行程度
【出願スコア】GMAT710点(V38, Q49, AWA5.0)、IELTS7.0(L8.0, R7.0, W6.0, S6.5)
【合格校】UNC Kenan-Flagler(R2, 進学予定)、Indiana Kelley(R2, 辞退)
【不合格】Texas McCombs(R2, WL辞退)、CMU Tepper(R2, IV有不合格)、Chicago Booth(R2, IV無)、Columbia(R2, IV無)、Virginia Darden(R2, IV無)、Washington Olin(IV辞退)、Maryland Smith(辞退)

◇MBAの動機
・会社ではバックオフィスで色々経験させてもらいましたが、自分が当初思い描いていたような運用のプロフェッショナルとしての仕事は出来ませんでした。マーケットに近い仕事をつかみとるため、待ちの姿勢ではなく、ドラスティックな自己変革が必要だと思いました。
・日本の投信業界は極めてドメスティックで、外国でおカネを取ってくるようにはできていません。自分こそが海外進出の起爆剤となって、この業界の振興に貢献したいとも思っています。
・つまり自分の中には「運用フロント」「グローバル人材」の二軸があることに気が付きました。しかし今のキャリアの延長線上を歩むだけでは、そのいずれも達成できそうもなく、自分の力で理想に近づくためにMBAを志しました。

◇タスクについて
 本格的に留学を志して以降(2015年4月~)に行ったことを述べます。

(1) ルールを把握(4月)
        合格体験記(インターフェイス、こうすれば受かる、各校日本人会)を沢山読み、アメリカのMBAに合格するためには何をしなくてはならないかを調べました。

(2) GMATの勉強・受験(5月~10月)
        ゴールデンウィーク頃からGMATの勉強にとりかかりました。スコアの変遷は次の通りです。詳しい勉強方法については後述します。
・1回目(5月)600点(V26, Q47, AWA4.0, IR4)
・2回目(7月)660点(V33, Q48, AWA4.5, IR7)
・3回目(9月)590点(キャンセル)
・4回目(10月)710点(V38, Q49, AWA5.0, IR5)⇒受験終了

(3) 学校説明会に参加(7月~12月)
        Darden、Stern、Haas、McCombs、HEC、IE、Vanderbilt、Yale、UNCなどなど様々な学校の説明会に参加しました。8月の渋谷のAの夏祭りにも行きました。QSの合説にも行きました。色々見た結果、「ランキングが高いに超したことは無いが、学校にはそれぞれのカラーがあり、自分に合う学校を見つけることが最も重要」ということが分かったのは、自分にとっては大きなtakeawayだったと思います。

(4) キャンパスビジット(10月末)
        1週間休暇を取って、Indiana、Booth、Kelloggの3校を訪れました。特にIndianaは会う人・環境全てが本当に良く、アットホームな感じが印象に残っています。最終的にはIndianaは辞退してしまいましたが、自分にとってフィットする学校の1つでした。一方でKelloggは何となく合わないと感じたので、出願しませんでした。受験校全てを訪れることは不可能ですが、何校か訪れてみると、自分がfitする場所の傾向がつかめるのではないかと思います。自分の場合は田舎の州立校の人々に強いfitを感じており、UNCもまたその1つかもしれません。

(5) インターフェイス受講(9月~翌1月)
        詳しくは後述しますが、エッセイ対策とインタビュー対策は、インターフェイスに全てお任せしました。それなりのコストがかかりましたが、この判断は正解だったと思います。

◇GMATについて
 GMATは苦労するタスクですが、個人的には努力が報われる試験だと思っています。最初にOfficial Guide(OG)を解いた時はボロボロでしたが、自分はこの試験に向いていると判断し、独学で進めることにしました。途中スコアが急降下する回がありプレッシャーを感じましたが、最後まで独学で押し通しました。
 VerbalはOG2015、OGのVerbal別冊、Manhattan Prepの模試(本を買うとネットで使える)を使いました。RCはそれほど難しいと思わず、割と得点源でした。SCが苦手だったので、問題をひたすら解いて引っ掛けのパターンを学ぶことを心がけていました。問題を解く際、1問単位で時間を測り、かつ復習もすることをお勧めします。OGを3周くらいする頃には、何だか霧が晴れたような気持ちになりました。
 Quantitativeは、マスアカで単語を覚えた後に、OG2015、Manhattan Prepの模試を使いました。理系なのにQは苦手で、いつも凡ミスや時間切れを起こしていたことを覚えています。本番でもQは50点台に乗ることが無かったので、もう少し頑張れば良かったです。ちなみにManhattan Prepの模試は、特にQの出来が非常に良いと思うのでおすすめです。
 AWAは、OGに載っている1回分の解答例を、受験会場に向かうまでの地下鉄の中で暗記しました。IRは一切何もしていません。

◇インターフェイスについて
 インターフェイスでは、ルクレア氏に指導していただきました。ルクレア氏はアメリカに住んでいるため、やり取りはメールまたはスカイプです。毎週土曜日にセッションを入れてもらって、その場で添削やコメントをもらいます。それを受けて、次週のセッションまでに作文して、またルクレア氏に見てもらう・・・この繰り返しです。必ず次週までに何か提出しなくてはならないので、緊張感を保つことができ、ついついだらけがちな私には良いスタイルだったと思います。
・9月~ シルバーウィークコース受講
 シルバーウィークコースは3時間×3回の枠で、ルクレア氏にレジュメ作成とWhy MBA?の叩き台を指導して頂きました。9月の時点ではGMATの点が出ていなかったので、高額なレギュラーの申込はためらわれ、まずはお試しのつもりで当コースを利用しました。
・11月~ レギュラーカウンセリングへ切り替え
 GMATの点が出たので、エッセイに本腰を入れるべくレギュラーカウンセリングに切り替えました。シルバーウィークコースで叩き台は出来ていたので、あとは学校ごとの設問に合わせてルクレア氏と一緒に作っていく形でした。ルクレア氏の言う通り、いったん基礎ができてしまえば、回を追うごとにエッセイ作成の効率は加速度的に向上することが実感できました。
・2016年1月~ 面接対策
 一通りのエッセイを出し終えた後は、直ちにルクレア氏とのインタビュートレーニングに切り替えました。インタビューも、ほとんどの問いがエッセイで問われる内容で対応でき、したがってエッセイで土台をしっかり作っておくことが重要だと思いました。何度もルクレア氏にトレーニングして頂き、そのたびに貰えるアドバイスを取り入れていくことで、本番はむしろ想定内の質問ばかりでリラックスして臨めたと思います。

◇ルクレア氏について
 私の合格はルクレア氏のアドバイス無しには成し遂げられませんでした。それは一言でいうと、我々はエッセイの評価基準を知らないからだと思います。Admissionはどのような学生を高く評価するのか、自分の持つエピソードのうち最もウケるのは何か・・・最初から分かる人は殆どいません。評価基準は画一的なものではなく学校によっても異なります。
 ルクレア氏は、私の持つ全てのエピソードに真摯に耳を傾け、それをどう料理すべきかについて適切なアドバイスをくれました。どのような質問をしても、すぐにメールで返事を頂けました。ビジットやインタビューを控えて緊張している際、メールで励まして頂き本当に心強かったです。エッセイ・インタビュー戦略の枠を超え、MBA受験をトータルサポートしてくれるような存在でした。カウンセリングを受けることは決して安い買い物ではありませんが、己の本気度も増しますので、結果的には良い投資となったと思います。
 最後になりますが、ルクレアさん、小貫さん、その他インターフェイスの皆様にお礼を言いたいと思います。合格は皆様のおかげです。本当にありがとうございました。





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UNC Kenan-FlagerMBA(ケナンフラグラーMBA) Class of 2018