Washington MBA 合格体験記

留学先:ワシントン (Olin MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.185






[ はじめに ]

ひとまず受験を終えた現在の心境ですが、数年掛りの米国ビジネススクール受験を支え、今後2年間の留学を理解してくれた家族に最大級の感謝をしています。また、推薦状を快く引き受けて頂いた前職の上司、様々な形でサポートして頂いた皆様に大きな感謝の気持ちを感じています。いつか何らかの形ででもお返しが出来ればと考えていましたが、エッセイカウンセリングを担当して頂いたエッセイカウンセラーから「受験体験記をこれから受験を迎えられる方たちの為に書いてみないか」と言われ、私の体験が多少でもお役に立てばと思いこのレポートを書かせて頂くことにしました。



[ バックグラウンド ]

大学を卒業後商社に入社し、約6年間食品原料の輸入を担当しました。業務の為に中国、北米、メキシコなどへ短期の出張をする機会は多くありましたが、基本的には海外で生活したことはありませんでした。貿易の仕事においては、各国の経済状況や流通システム、経営方法の差を理解する必要があり、このため英語は業務上も必要があったのですが、私の英語力は最低レベルだったと思います。そのような私がMBA取得を志したきっかけは、ビジネスを体系的に学び、また国際的視野を深めることが今後自分のキャリアに必要だと強く考えるようになったからです。そして、より大きな責任を担い、自分の迫ヘに対して自信を持って仕事をしてゆきたいという気持ちが高まったため、私費でのMBA留学を決心しました。



[ エッセイカウンセリングのメリット ]

私がインターフェイスに申し込んだ大きな理由は、カウンセリングシステムにあります。英語力が明らかに劣る私は、最低限の英語力を鍛えMBA受験そして2年のビジネススクールを乗り切るために、受験期間にあたる02年8月から03年4月までアメリカの学部留学をしながら出願するという作戦を取りました。インターフェイスでは基本的にドラフトと添削されたエッセイをメールでやり取りするため、海外にいても距離や時間的な制約を克服出来るシステムであったことが私にとっては最大のメリットでした。

初めてのアメリカでの生活、学部授業と平行しながらの出願作業は予想以上に多忙を極めましたが、毎週着実にエッセイおよびアプリケーションが完成してゆくシステムには安心感がありました。エッセイカウンセラーのエッセイチェック作業も非常に効率的で、ある学校のエッセイを作成中に、すでに次の学校のエッセイ問題に対する案をメールでやり取りし、この案はOK、この案は国際的な視野が入っていない、この案はエッセイクエスチョンに答えていない、などのアドバイスに基づいてドラフトを準備することが出来ました。さらに特筆するべきは彼の添削スピードで、Why MBA、Career Goal、Achievement、Teamwork、 Leadership などメインのエッセイはやはりじっくりと作り上げましたが、それらが出来上がった後は1週1校のハイペースでエッセイとアプリケーションが完成してゆきました。とくに1月2月の出願締め切りが重なる時期はこの添削スピードに非常に助けられました。

[ 電話インタビュートレーニング ]

近年の受験では、TOEFL、GMAT、エッセイだけでなく、インタビューでプレゼンテーション能力や熱意をどれだけアピール出来るかが重要になってきています。多くのインターフェイス受講者は毎週のカウンセリング時間に担当者との対話によって、ある程度のトレーニングが自動的になされているようですが、遠隔地に居る私は電話インタビュートレーニングという方法を取りました。方法としては、事前にインタビュートレーニングの時間とトレーナー(カウンセラー)を50分単位で予約し、その時間に電話してトレーナーにつないでもらうという形です。あらかじめどの学校を対象にトレーニングするかということを伝えておけば、トレーナーからのアドバイスもより具体的になります。

初めてモックインタビューを受けた、コテンパンに絞られた、という感じです。もっと楽しそうに!希望校のインタビューを受けられた喜びを伝えなさい! 相手の言葉を遮ってはいけない! 余計な無言の間を作ってはいけない! などのベーシックなことから、成功体験を述べるなら事実はこのぐらい簡潔に! 結論をもっと力強く! 学校の志望理由に絡めて!というようなテクニカルなことまで徹底的にダメ出しされながら対策を教えられました。終わった後は床に崩れ落ち、ルームメートが心配して飲み物を持ってきてくれたことを良く覚えてます。しかしこれが非常に役に立ちました。インタビューの骨格が出来上がり、その後4度ほど他のカウンセラーとモックインタビュートレーニングをしましたが、非常にスムーズに行きました。

エッセイカウンセラーとのインタビュートレーニングは、より本番に近い形で行いました。各学校の担当者を想定し、実際交わされる事が予想されるSecretary とのやりとりから、天気の話題、世間話からインタビューへの導入、インタビュー後の説明や最後の挨拶など、全てを網羅したモックインタビューを30分で行い、あとの20分でレビューをしました。エッセイカウンセラーでもある彼との4回のトレーニングは、深い内容まで掘り下げることができました。時にはインタビューのQ&Aに焦点を絞り、なにを質問すればよいか、想定される回答に対する受け答え、というような細かい準備まですることが出来ました。この際、各学校に関する知識を教授して貰えたため、ほぼ実際のインタビューでそのまま役に立つ受け答えをトレーニング出来ました。トレーニングで「あなたのインタビューは上出来なので出来るだけ多くのインタビューを受けなさい」という言葉を貰えたことは大きな自信になりました。さらに、電話という音しか頼りにならない状況でのトレーニングに慣れたことで、face-to-face のインタビューではリラックスしてインタビューに臨むことが出来たという、予想外のボーナスもありました。

[ 最後に ]

3年前にMBA留学を決めた時は、米国のビジネススクールから入学許可を貰うということがどれだけ大変なことなのか、ほとんど良く分かってませんでした。テストスコア、大学時代の成績、エッセイ、推薦状、インタビューというクライテリアが複合的に評価されて合否が決定されますが、インターフェイスカウンセリングの最大のアドバンテージは、どのレベルまでそれぞれのマテリアルの質を高めれば良いかを知っている、ということだと思います。実際、何処までエッセイやインタビューの完成度を上げる必要があるのか、ということは自分だけでは絶対に分からなかったと思います。さらに、低いTOEFLスコアと英語のバックグラウンドが無いことを補強するためのインタビュートレーニングや、各国の食品業界に通じているという独自性を強調したエッセイなど、私の状況を把握しながらアドバイスを貰えたことも、アプリケーションのユニークネスの助けになったと思います。

海外に居ながらMBA受験をするということは、私の想像を遥かに越えた孤独な戦いでした。特に出願後に合格のe-mailがなかなか来ない時期は、何度もカウンセラーに温かく励まされました。テストスコアも英語力も不足していた私を最後まで指導し、励ましてくださったインターフェイスのカウンセリングに満足し、そして感謝をしています。私の体験レポートが、今後のMBAを志される皆様、とくに遠隔地や海外で孤独に頑張ってらっしゃる方に少しでも参考になればと思います。





大学院留学 合格体験記
Washington OlinMBA(オーリンMBA) Class of 2005