留学先:シカゴ (Chicago Booth IMBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.513

留学先: Chicago Booth

1. はじめに

大学時代に留学に興味を持ちTOEFLを受験しましたが、当時は50点を取るのが精一杯で、交換留学に必要な点数を満たせず諦めました。そんな私がMBA留学する日が来るとは思いもしませんでした。
私費かつ事業会社の本流ではない部署所属でしたので、目標としていたM7/LBSに合格する可能性があるのかという疑問の中での挑戦でしたが、無事にBoothに合格することが出来ました。受験中は、息抜きおよびスケジュール感、勉強方法の確認のため、合格体験記を読み漁りました。似たようなバックグラウンドの方の参考になればと思い、私の経験を共有させて頂きます。

2. プロフィール(出願時)

性別/年齢: 男性 30歳
大学: 国立大学工学部/国立大学大学院工学系
職務経験: 石油会社2年半(潤滑油の営業、商品開発、事業開発)
                同社シンガポール現地法人3年(潤滑油のシンガポール市場全般担当)
留学方法: 私費
海外経験: シンガポール駐在 3年
TOEFL: 105 (R30/L29/S20/W26)
IELTS: 7.5 (L8.5/R8.5/W6.5/S7.0)
GMAT: R1 710 (V34/Q50/AWA3.5/IR5)
                R2 750 (V40/Q51/AWA5.0/IR8)

3. 合否結果

< R1 >
合格: Tepper, Olin
Waitlist: McCombs

< R2 >
合格: Booth, LBS
Waitlist: Kellogg
不合格: HBS, MIT, Columbia(いずれもインタビューなし)

4. MBAを志した理由

私はいわゆる純ドメなのですが、幸運なことに入社2年半の時にシンガポールに駐在することとなりました。赴任後、最初の1年は仕事や環境に慣れるので手一杯でしたが、2年目から現地の友達を作るべく、色々なイベントに参加しました。うまく英語が喋れないため辛い経験をたくさんしましたが、諦めずに継続した結果、たくさんの友達を作ることが出来ました。その友達には本当に感謝しており、英語を鍛えていつか100%コミュニケーションを取れるようになりたい、そして感謝の気持ちを伝えたいと思うようになりました。
またその頃(赴任して1年強経った頃)、英語力がどのくらい向上したのかを確認したいと思い、TOEFLを受験し80点を獲得しました。大学時代は50点だったため、英語力が大きく改善しているのを実感しました。また同時期、大学時代の部活の2つ下の後輩がHBSに進学する事をFacebookで知り、ふとMBAという選択肢が自分の中に浮かび上がって来ました。
その後MBAについて調べる中で、将来、事業部門長や経営者になりたいという自分のキャリア上の目標にも合致しており、またネイティブの中で英語を鍛えることが出来るため、MBAを志す事にしました。

5. 受験スケジュール
2016年夏頃: TOEFLの勉強を開始
2017年1月: ようやくTOEFL 100点獲得
2017年4月: TOEFLが105に届かず時間が無くなってきたため、GMAT勉強開始
2017年7月: TOEFL 105点獲得
2017年8月: GMAT 1回目710 (V34/Q50/AW3.5/IR5)獲得。ルクレア氏とエッセイカウンセリング開始
                     ルクレア氏より、TOEFLはSpeakingが低すぎるため継続、GMATも私費だと710は弱いという指摘を受け継続することに。。。
2017年9月: 試しにIELTS受験。対策無しで、1回目 7.5 (L7.5/R8.0/W6.5/S7.0)
                     R2に向け出願プロセスを経験しておきたかったため、推薦状の負担の少ない(1通又は不要)Tepper, Olin, McCombsに出願
2017年10月: 1週間強かけて、M7キャンパスビジット
                     GMAT 2回目750 (V40/Q51/AW5.0/IR8)。GMAT終了!
2017年11月: R1 3校向けインタビュー練習。R2エッセイに時間を割いたため、1週間しか確保出来ず
                     Skypeインタビュー3校終了(準備不足で出来イマイチ)
                     下旬に2週間のアフリカ出張
2017年12月: Columbia出願
                     Tepper, Olinから合格の電話。McCombsはWailtlist
                     IETLS 7.5(L8.5/R8.5/W6.5/S7.0)獲得
                     Columbiaから面接なし不合格通知で焦る
2018年1月: R2でHBS, Booth, MIT, Kellogg, LBS出願
                     R1の反省を活かして、出願後すぐにインタビュー練習開始
2018年2月: Booth, Kellogg, LBSのインタビュー実施
2018年3月: Booth, LBS合格、Kellogg Waitlist。受験終了!

6. TOEFL/IELTS

< TOEFL >
Reading, ListeningはWeb TOEFL、WritingはCZ-trainingという添削サービスを活用しました。R, L共に教材に出て来る知らない単語はAnki(オンライン単語カード)に記録し、毎日Ankiで単語力を強化しました。単語帳は使用しませんでした。
シンガポール駐在中に英語力が上がったため、なんとか105点を獲得しましたが、最近の合格者は110点くらい取っているので、105点だと十分じゃない かもしれません。

< IELTS >
TOEFLのマイクに向かって話すSpeaking形式が苦手だったため、面接官と話す形式であるIELTSの方が相性が良かったです。勉強する時間があまり無かったため、少しオフィシャル 問題集を解いてテスト形式に馴れ、後は可能な限り試験を受けまくり、12月末に7.5 (L8.5/R8.5/W6.5/S7.0)を獲得しました(初回とOverallは一緒だが、LとRが改善)。日本だと難しいようですが(?)、シンガポールは直近の試験を予約することも出来、助かりました。

7. GMAT

< Math >
理系のため、Mathはあまり苦労しませんでした。マスアカを一周して、間違った問題はプラス2,3回解き直しました。

< Verbal >
Verbalは渋谷の予備校Aと汐留の予備校Hのオンライン教材を利用しました(コスパを考えると予備校Hのみで良かったかもしれません)。初めはSC/RC/CR満遍なく勉強してましたが、あまり理解度が上がらなかったため、読解力が足りてないと思い、RCに絞り込んで勉強をしました。知らない単語はAnkiに記録し、毎日復習しました。予備校H教材のRCを2,3周したところで、SCとCRの勉強を開始し、以前は解説を読んでもよくわからなかった所が理解できるようになっていたため、やはり読解力が不足していたという事を理解しました。SC, CRも知らない単語はAnkiに記録し、毎日復習しました。

< AWA/IR >
AWA, IRは渋谷の予備校Aのオンライン教材を利用し、勉強しました。これもコスパは悪いですが、最低限の対策をするにはちょうど良かったです。

8. エッセイ

テストと違って明確な基準がないため、自分のエッセイが合格レベルなのか分からない中取り組むのは、精神的にきつかったです。
8月下旬より、ルクレア氏とカウンセリングを開始し、まずはレジュメに取り掛かりました。その後、学校のエッセイ課題向けではなく、私の育ってきた環境や、経歴、大学時代に取り組んだこと、仕事で達成したこと等に関して網羅的に書き 、ルクレア氏と共有し、どのような点をアピールして行くかを決めました。
基本的な方向性が決まったら、後は各校のエッセイ課題に沿って落とし込み、仕上げて行きました。最初の数校は時間がかかりましたが、その後はより短い時間で仕上げることが出来ました。12月下旬にColumbiaからインタビュー 無しで不合格通知の連絡を受けた時は、R2出願用のエッセイの質が十分ではないのかと不安になりましたが、ルクレア氏を信じ、基本的な方針は変えず、細かい部分のブラッシュアップに絞りました。結局R2で出したHBS, MITもインタビューまでたどり着けませんでしたが、評価は経歴やスコアを含めた総合的観点から行われるため、エッセイが十分で無かったのかどうかは不明です。
エッセイを書くにあたって、ルクレア氏からは有用なアドバイスを多数頂来ました。一方、エッセイに書く内容で意見が食い違う時もありました。最終的には自分が納得することが大事であるため、そのような時は徹底的に議論を行いました 。このような過程においても、より良い内容に発展させることが出来たと思っております。

9. インタビュー
インタビューは、Interfaceの契約時間をエッセイで消費しきっていたことと、あまり自分に関する情報を持っていない人と練習した方が良いと思ったため、R1時はルクレア氏にインタビュー練習をお願いしましたが、R2時は他の方とも 対策を行いました。
まずはSelf Introduction, Why MBA, Why this schoolなどの一般的な質問に対する回答をWordにまとめ、スラスラ言えるように練習しました。その他のAccomplishment, Team work experience, Leadership experienceなどの質問に関しては、主エピソードを3つ程用意して、どの質問に対しても対応出来るようにエピソード1つにつき5パターン程変化系を用意し ました。これでどのような質問が来ても、自分がアピールしたい主エピソードを絶対に話せるため、余裕を持って本番に望むことが出来ました(各質問毎に異なるエピソードを用意してしまうと、質問によっては話したいエピソードを使えない可能性があります)。
インタビュー戦績はR1: 2勝1敗(WL)、R2: 2勝1敗(WL)のため、準備方法としては問題なかったかと思います。

10. 最後に

MBA受験は時間とお金と強い意思が必要な本当に大変なプロセスだと思います。私の場合、シンガポール駐在中という貴重な時期に約1年半準備に費やし、また数百万という私財も投入しました。それでも合格後、色々な卒業生の方と話をして今後のキャリアの広がりを実感しますし、何よりMBA受験をやり遂げたというのは自信にもなりましたので、受験して良かったと思います。
受験プロセス中は、ルクレア氏、小貫様には大変お世話になりました。インターフェースの皆様のご協力が無ければ、Boothへの合格は無かったと思います。本当にありがとうございました。

以上

大学院留学 合格体験記
Chicago BoothIMBA(シカゴ ブースIMBA) Class of 2020