留学先:ハーバード ケネディースクール (Harvard Kennedy School of Government HKS MA)

公共政策大学院出願準備記(出願エッセイ対策など)
MA合格体験記 No.514

1. 合格校
Harvard Kennedy School (MPP) [進学先]
Johns Hopkins University School of Advanced International Studies (MA)
Georgetown University Walsh School of Foreign Service (MSFS)

2. バックグラウンド
日本で医師(内科/感染症内科)として僻地勤務などを行い5年目
海外短期留学(臨床、研究などで英国/米国/スイス)歴あり
臨床/医療政策での論文執筆複数あり
TOEFL: 114
GRE: V 157, Q 167, AW 4.5

3. スケジュール
2015年10月: GRE受験(1回のみ)
2017年9月: TOEFL受験(同上)
2017年11月: Interfaceでルクレア先生と出願準備開始
2018年3月: 合格通知、入学延期手続
2018年4月: 進学校決定

4.TOEFL
日本で生まれ育ちましたが、会話重視の英語教育を中学校で受けており、また学生時代には複数回短期留学経験がありました。過去受験したTOEFLでも110点台のスコアであり、今回はスコアの期限切れが主な受験理由でした。
 使用される語彙のレベルは、GREと比べれば日常的(かつ、大学院での学生生活を想定したもの)です。したがって、TOEFLの対策を行うならば、語彙よりもむしろ試験中のタイムマネジメントを重視したほうがよいと考えます。頻出の問題パターンはもちろん、効率的なメモの取り方なども、一度は検討したほうがよいでしょう。独学で臨みましたが、Barron’sのテキストは、メモの取り方など試験に役立つテクニックが参考になりました。また、ETSの公式ガイドブックは、ある程度頻出の問題パターンを知るのに役立ちました。なお、ETSのオンライン模擬試験(とくに、writingのセクション)は、実際の出題よりは難度が下げられている印象があり、注意が必要です。

5. GRE
日本人の場合参考程度とは言われますが、スコアは高いほうが良いと考えます。日本で高校数学を学んでいれば、Quantitativeについてはあまり心配する必要はありません。語彙はKaplanやオンライン(Magoosh)のFlashcardsを使って暗記に努めました。そのうえで、Barron’sやETSのテキストを用いて学習を進めました。職場の休暇(1週間)を使っての準備/受験でしたが、幸いある程度納得のいくスコアでしたので、受験は1回にとどめました。スコアは5年間有効ですので、時間のあるときに早めに受験しておくと良いと思います。

6. Essay
出願にあたり一番苦労したのは、自分の個人史をいかに各大学院からの問いに結びつけるかでした。準備期間が限られていたこともあり、第一志望校から取り組まなくてはならなかったのも難点でした(通常、第一志望校は最後に取り組むようです)。そんな制約の中でも、ルクレア先生は私のこれまでのエピソードと、出願先が求める問いを明確に結びつけてくださいました。短期間で複数校合格(しかもそのうち2校からは、授業料半額免除の奨学金までいただくことができました)にたどり着けたのは、ひとえにルクレア先生のおかげだと思っています。以下、Interfaceを選んでよかったと思う点をご紹介します。

  • 個人のエピソードを、各大学院の求める問いへ結びつける巧みさ
    公共政策大学院の多くは、やや抽象的な問いを受験生に求める印象がありました。当初問いの意味を読みきれずにいる私に、ルクレア先生は明確に大学院が何を求めているかを提示してくださいました。そのうえで、私が示したエピソードをさらに掘り下げ、各大学院の求める内容へ高めてくださいました。私も含め受験生は、出願にあたりどうしても過剰なエピソードを作り出しがちです。そんなときも、ルクレア先生はそれをすぐに見抜き、正直なエピソードを書くようにとアドバイスをくださりました。長年の指導経験に裏打ちされたこれらの助言のおかげで、短期間ながら納得のいく内容で出願することができました。
  • 迅速かつ的確なコミュニケーション
    メールでのコミュニケーションが殆どでしたが、不自由さを感じることは全くありませんでした。的確な表現で、かつ迅速にお返事をくださるため、常に二人三脚で出願準備を行うことができました。おそらくルクレア先生は何名もの指導を同時に行われていたと思いますが、このおかげで出願準備はスムーズに行うことができました。勤務地が都心からは離れていることもあり、オンラインですべて準備ができたことは大変ありがたかったです。
  • 出願や進学の先を見据えたメンタリング
    ルクレア先生にご指導いただくことに決めたのは、Interfaceが用意してくださった、講師とのオンラインテレビ面談でのことでした。まだお世話になるかもわからない状況でしたが、お互い読書が好きということもあり、面談では将来の夢から出願先はもちろん、お互いの趣味に至るまでお話させていただき、大変和やかな時間を過ごすことができました。出願準備の殆どがメールで進むからこそ、こうした機会でお互いを理解していることは重要と考えます。信頼関係が構築できていたことも、今回の合格に重要な要素だったと思います。
     こうした信頼関係もあってからか、今回の出願準備を通じて、大学院卒業後の具体的なキャリア選択についても検討することができました。また、出願書類の添削で生じた英語表現や文法に関する質問に、大変丁寧に説明してくださったのも印象的でした。単なる出願準備を超えて、将来に役立つメンタリングをしていただきました。

7. 推薦状
大学時代にお世話になった先生方と、現職場の上司(指導医)に依頼しました。いずれも推薦状執筆には慣れている先生方でしたので、出願に用いたCVを共有し、求めに応じて箇条書きでのエピソードを提示するにとどめました。よく言われることですが、推薦状は自分のことを一番よく知っている方に依頼することが重要だと考えます。 また、出願を決めた時点で早めに依頼を行うことも不可欠です。

8. 入学延期手続き
現職場の都合、合格通知をいただいたのち1年間の入学延期手続きを行いました。幸いすべての合格校から、入学延期の許可をいただくことができました。ルクレア先生には入学延期手続きのためのメール内容から、必要書類に至るまで、すべて丁寧に確認していただきました。

9. さいごに
大学院出願のゴールはもちろん志望校合格ですが、理想的な出願準備はその先を見据えると考えます。今回ルクレア先生のご指導を通じて、私は近い将来の、特に大学院卒業後のキャリア構築についても考える機会をいただきました。出願プロセスをこうした貴重な学びの場に変えてくださったルクレア先生に、改めて心からの感謝を申し上げます。また、出願時期に悩んでいた私を、過度な勧誘はせずに辛抱強く待っていただいた小貫様をはじめ、Interfaceのすべての皆様にも、この場をお借りしてお礼申し上げます。
 もし将来もう一度大学院出願を行うとしても、私はそのパートナーにInterfaceを選びます。大学院出願を考えるすべての方々に、私はInterfaceを心から、そして強くお勧めいたします。

公共政策大学院留学 合格体験記
Harvard HKSMA(ハーバード ケネディースクールMA) Class of 2021