マーケティング
『Marketing Management (2008)』
Philip Kotler and Keven Keller, Prentice-Hall, 13th edition. Book is used at Chicago. |
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フィリップ・コトラーはマーケティング界の教祖であり、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院で、S.C. Johnson & Son の名を冠した教授職に就いている。本書はブランド・エクイティからサプライ・チェーン・マネジメントまで、マーケティング上の幅広い課題を扱っている。 | |
『Creating Breakthrough Products: Innovation from Product Planning to Program Approval (2001)
Jonathan Cagan and Craig M. Vogel, 1st edition, Financial Times Press. Book used at Wharton. |
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ジョナサン・ケーガンはカーネギー・メロン大学にて工学を教えており、クレイグ・ヴォーゲルは同校デザイン科にて教鞭をとっている。著者たちは、数々のケースを引き合いに出しながら、ユーザー重視の総合的な商品開発や、スタイルとテクノロジーの融合とポジショニング、バリュー・オポチュニティとバリュー・アナリシス、ブランド戦略、多様性のあるチームの運営方法、といったトピックをとりあげる。 | |
『Breakthrough Marketing Plans: How to Stop Wasting Time and Start Driving Growth (2008)』
Tim Calkins, 1st edition, Palgrave Macmillan. Book used at Kellogg. |
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非常に焦点が明解、かつ簡潔に書かれたテキストで、マーケティング・プランの立案や見直しに携わる企業管理職やマーケティングのエキスパートを対象としている。しかも、ペーパーバック版なので廉価だ。フィリップ・コトラーをはじめとするビジネススクール教員からも、企業経営者からも評価の高い一冊。タイトルが全てを語っている。 | |
『Strategic Brand Management (2007)』
Kevin Lane Keller, 3rd edition, Prentice Hall. Book used at INSEAD. |
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ブランディングに関わる戦略上の概念を扱った素晴らしいテキストである。高度に学術的でありながら、ナイキ、IBM、マイクロソフトといった世界有数のブランド企業に関する価値の高いケースを取り上げている。 | |
『Data Mining Techniques: For Marketing, Sales, and Customer Relationship Management (2004)
Michael J. A. Berry and Gordon S. Linoff, 2nd edition, Wiley Computer Publishing. Book used at Kellogg. |
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ニューロナル・ネットワーク、ディシジョン・ツリー、マーケット・バスケット分析、記憶ベース推論、遺伝的アルゴリズムなど、データ・マイニングについて知るべきトピックについて、ほとんどの読者はこの本で必要なすべてを学ことができるだろう。随分専門的な内容だとお感じになるだろうか。その場合、一歩引いて自分自身に次の質問を投げかけてみよう。忠実な顧客になってくれるのは誰か、また、売り上げを向上させるには、どのようなマーケティング手法が最適だろうか?そして、質問に対する答えをより堅固なものとするために、データ・マイニングの手法を用いればよいのだ。 | |
『Green Marketing: Opportunity for Innovation (2004)』
Jacquelyn A. Ottman, 2nd edition, BookSurge Publishing. Book used at Columbia. |
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商品開発分野のコンサルタントでその分野のエキスパート、ジャクリン・オットマンは、環境的に持続可能な商品やサービスのためのコンセプトを生み出すべくデザインされた開発プロセスを考案した。地球温暖化に対する考えは人それぞれだろうが、「エコが旬」であり、環境に優しい商品やサービスの分野には新しいマーケティング機会が満ちていることに疑いの余地はない。本書は、グリーン・マーケティングで成功するための7つの戦略、エコな商品の開発、エコなマーケティング企画の伝達法、そしてコミュニティーの面々とチームを組む方法などを提供している。 | |
『Interactive Services Marketing (2007)』
Raymond P. Fisk, Stephen J. Grove, and Joby John, 3rd edition, South-Western College (Pub.). Book used at Kellogg. |
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タイトルが想起させるように、サービス・マーケティングに焦点をあてながらマーケティングのテクニックについてとりあげたテキスト。内容は、サービス・マーケティングの基礎、経営上の諸問題、価値の創出、サービス・パフォーマンスの価値設定と宣伝、顧客経験の保障、サービスの展望を広げる方法、の6部構成。 | |
『The Strategy and Tactics of Pricing: A Guide to Growing More Profitably (2005)』
Thomas T. Nagle and John Hogan, 4th edition, Prentice Hall. Book used at Columbia. |
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プライシングを扱ったテキストの決定版とされている。本書を構成する14章は、文字通り全ての側面からこの分野をカバーしており、戦略上の懸念事項、総合的な戦略、価値創造、価格構成、価値の伝達、プライシング・ポリシー/レベル、流通経路や製品ライフ・サイクルなどにおけるプライシングなどのトピックをとりあげている。 | |
『Creating Brand Loyalty: The Management of Power Positioning and Really Great Advertising (1999)
Richard D. Czerniawski and Michael W. Maloney, 1st edition, AMACOM (Pub.). Book used at Wharton. |
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著者達によれば、ほとんどの広告は二流の出来だが、責めるべきは広告会社ではなく、計画を作った企業のマーケティング担当者であるという。その上で本書は戦略的ビジョンやポジショニングの設定のしかた、顧客理解に立った広告開発、創造的プロセスを育成する方法、広告会社とのコミュニケーションの取り方、などの内容をとりあげる。本テキストの表紙デザイン自体がそもそも、本テキストの内容である優れた広告を体現している。 |