Chicago MBA 合格体験記

留学先:シカゴ (Chicago Booth MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.190






5月20日の夜、私はシカゴ大学ビジネススクールのドン・マーティンから合格を知らせる電話を受けました。事前にサマースクールのメールが届いており、もしかして、と思う反面、自分のスコアを考えるとやはり不合格だと思っていましたので、本当に驚きました。自分自身の可能性を信じて、ここまでやってきて、本当に良かった、今までの長い道のりと周囲の協力の数々が走馬灯のようによぎった瞬間でした。

帰国子女でもなく、常識を超える!低スコア、3rdでの出願、私費とマイナス要因だらけでしたが、強引に出願しました。結果として、1校合格を頂きましたが、やはりこのような状況下でのお勧めはできません。ある程度のスコアを確保し、早いラウンドでの出願が理想です。

この場で私が皆さんにお伝えできることは、インターフェイスのカウンセリングをどのように利用したか、低スコアをどのようにカバーしたか、ということであると思いますので、その点に絞ってご紹介します。

私がインターフェイスの門をたたいたのは、2003年の12月です。本当はGMAT のスコアが出てからカウンセリングを受けたかったのですが、それも叶わず、デバリエ先生からは「このスコアでは無理だ。顧客が無駄な投資をすることを私達は歓迎しない」と言われました。常識で考えれば確かにその通りであることは百も承知です。ただ私はここで来年に見送ると、進歩がないまま、また1年を迎えてしまいそうな気がしたこと、自分自身のユニークなバックグラウンドで勝負できる可能性を捨て切れなかったことから、どうしても今年で挑戦したい、と申し出をしました。そしてインターフェイスのカウンセラーの一人を紹介されました。

私の合格は担当カウンセラーなしではありえなかったと思います。私のよき理解者でした。私のバックグラウンドと希望を尊重してくださり、そこは無理だからやめたほうがいいよ、ということは一度もおっしゃいませんでした。私も下手な英語ながら自然に自分自身の本当の気持ちを表現することができました。実際のエッセイは12月末から作成が始まりました。大半の方は1月中には出願を終了させるため、その後の追加カウンセリングが容易にとることができたことも、私にとってはプラスだったと思います。

彼は、私費でいくのだから、できればTop校に行きたい、という気持ちを尊重してくださいました。スコア的には本当に無理でしたが、「まず今年受かることを考える。たとえだめであっても、また来年挑戦すればよい。来年はもうGMATだけすればよいのだから、あなたの挑戦は無駄にはならない」といつも励ましてくださいました。

週に1度の決まったカウンセリングは非常に有効だと思います。私はスタート時間直前にドラフトを送り、それから家をでて、到着後内容についてディスカッションをする、という方式をとりました。その場にいても、いなくても、先生は自分自身のために時間を使っている、という信頼をすることが第一ですが、先生との信頼関係が得られると、非常に有効であると感じます。また、他の予備校のスタイルはわかりませんが、一人の先生が一貫して担当する、というシステムもとても有効であると感じます。

私は1月に1校、2月に2校、3月に2校出願しました。受かったら行きたいと思う学校のみです。実際は来年に焦点をあて、reapplyがマイナスにならない学校を中心に選び、いわゆる「滑り止め」的な学校には出願しませんでした。
(本来私のスコアでいけば、滑り止めになる学校など1校もありませんでしたが^^;)

シカゴ大学を選んだ理由は(特色というより、現実的な戦略としての理由です)、

1.3rdでも合格者が結構出ていること、
2.GMATの合格レンジが広いこと、
3.Interviewが誰でも受けられること、
4.Socialでない生徒の集まりで、いわゆるファイナンススクールである、という固定したイメージを払拭しようと模索していること 

の4つでした。それにしてもスコアを考えると非常識な挑戦でしたが、自分自身のゼロではない可能性に賭けました。

最後の決め手は、キャンパスビジットだったと思います。4月の終わりにビジットしました。本当なら、来年に向けてGMATを勉強しなければいけない時期であり、費用も考えるとさらに迷いましたが、とにかく最後までチャレンジしようと思い、渡米しました。

ビジットでは授業に参加し、在校生の方にアドバイスをいただいたり、別の初めて会う在校生の方(アメリカ人)が模擬面接をしてくださったり、本当によい経験でした。すでに日本でアルムナイインタビューを終えていましたが、アドミッションの担当者へ自分の熱意を伝えにいきました。自分のやりたいこと、どうやって貢献できるか、GMATの低い理由等々です。 担当者はただ黙って聞いているだけで、何も質問してくれず非常に苦しい10分間で、「ああ、もうだめだなあ」って思いました。

スコアメイクでアドバイスできることは何もありませんが、出願にあたってはキャンパスビジットをすることはお勧めできると思います。スコアもエッセイも十分であれば、その必要はありませんが、低スコアをカバーするためには、他の人と差別化できる手段を考えなければ難しいように思います。 実際にもう一校ビジットしましたが、そこのアドミッションの人には、もし今年不合格であれば、個人的にフィードバックをくださる、といわれました。また来年はもっと早いラウンドで出すように、といわれました。私費の方なら、場合によっては2年計画でこういう戦略もあると思います。(もちろん、reapplyの有利・不利は学校によりますが)

最後になりますが、担当カウンセラーをはじめ、予約でいつもお世話になった金崎さん他スタッフの皆様、本来であればcrazyに近い私の出願を暖かく見守り、支えてくださり、本当にありがとうございました。 そして、改めて皆さんにお伝えしたいのは、最後の支えは自分自身でしかありません。後悔のないように、自分を信じて、是非頑張っていただきたいと思います。 ご質問等がありましたら、いつでもご連絡ください。





大学院留学 合格体験記
Chicago BoothMBA(シカゴ ブースMBA) Class of 2006