Duke MBA 合格体験記

留学先:デューク合格体験記 (Fuqua MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.252






留学先: Duke(Fuqua)他、検討中

【バックグラウンド】

 ・勤続年数 9年4ヶ月(留学時)
 ・某国立大学理学部(大学院卒) 学部GPA3.3 院GPA4.0
 ・勤務先 IT企業(派遣)
 ・海外経験 出張のみ
 ・TOEFL 270
 ・GMAT 690

長年の夢がかない、2006年秋からMBA取得のために留学することになりました。出願準備にあたってインターフェースの皆様には大変お世話になりました。どうもありがとうございました。

早速ですが、主にインターフェースのカウンセラーとの印象的なやり取りを中心に、出願過程を振り返ってみたいと思います。留学を志す方々の参考に少しでもなれば幸いです。



【エッセイカウンセラー Mr. Horiuchi】

10月半ばから1月末までの間に、合計8校分のエッセイカウンセリングでお世話になりました。エッセイに書く話題の取捨選択の判断等、全面的にHoriuchiのアドバイスを信頼して共同作業を行ないました。

週1回2時間のカウンセリングセッションは、全て五反田に行って対面で実施しました。最初の1ヶ月間は前日までにメールで原稿を送るようにしていたのですが、だんだん余裕が無くなり、出願のピークを迎える年末年始の頃はカウンセリングの開始時間ぎりぎりに送信するようになっていました。

Horiuchiはとてもおだやかで紳士的な人柄です。担当カウンセラーを確定する前に、インターフェースから提案を受けたカウンセラーと事前に会って話をする機会があり、私はその時に「信頼できそうだな人だな」という印象を受けました。そんなHoriuchiが2回だけ激しい口調になったことがあります。

一度目は初回カウンセリングのときでした。「本当にMBAは必要なの?」、「将来のキャリアゴールは?」、「君にとって一番大切なことは?」等々の根源的な、かつMBA受験では必ず明確にしておかなければならない質問について、英会話力不足もあり上手く答えられない私にHoriuchiは苛立ち、「そんなことも答えられないのか。そもそも君の英語力は何だ。そんな会話力だとインタビューでは耐えられないぞ」と厳しい言い方で私を責めました。さらに「会社からの派遣という恵まれた立場を理解しているのか。今日からでも自分でできることは全部やって期待に応える努力をしなきゃだめだ」。その帰り道にEconomist(The sun also risesの特集号)を購入して読み始め、英会話学校への通学を開始しました。

二度目は12月中旬に、出願予定校のエッセイと合わせて、余裕があったのでまだ出願するか決めていない学校(Harvard)のエッセイをメールでHoriuchiに送ったときです。「君はHarvardを受験するのか?」との問いに「まだ決めてないけれど少し時間があったので書いてみた。出来を見て欲しい」と答えたときです。
「時間があるって?時間なんかない。出願するかどうかも分からない学校のエッセイを書く時間があるなら出願を決めた学校のエッセイを磨くために全ての時間を費やせ!」。Horiuchiの言う通りでした。

私が上記のエピソードを紹介したのは、Horiuchiのエッセイカウンセリングに対する真剣さを伝えたかったからです。いつも真剣に、誠実にエッセイカウンセリングに取り組んでもらったことは、顧客という立場を超えて感謝せずにはいられません。その二回を除いては、順調にエッセイを書き上げていくことが出来たと思います。Horiuchiが「うん良いできだ。後はインタビューだけだ」と言って出願した学校からは必ずインタビューの招待が来ました(ユニークなエッセイの設問で有名なBerkeleyからインタビューの招待が来たときは自分でも驚きました)。逆に出願締切日が迫っていて慌てて作成したときに「この内容だと心配だなあ」と正直に言ってくれました。実際にその学校からは良い連絡が来ませんでした。合格に必要なエッセイの質のレベルを把握しているカウンセラーと作業できることは非常に大きなメリットだと思います。



【留学カウンセラー、インタビュートレーナー Mr. Devalier】

Devalierには留学カウンセラーとインタビュートレーナーという立場でお世話になりました。私のように英会話力に自信が無い方は特に「デバリエのインタビュートレーニング・コース(全5回)」をできるだけ早く(遅くても年内に)受講したほうが良いと思います。正直、Devalierの圧迫面接が嫌で嫌で仕方がありませんでしたが、トレーニング中の1ヶ月間でMBA受験としてのインタビューのエッセンスは学べたと思います。

まず1回目のトレーニングで私は「You are passive」と20回続けて言われました。これは大げさではありません。本当に彼は20回続けて言うのです。その間ただただ呆然と待っているしかありませんでした。日本の面接との違いをこのような「記憶に残る」かたちで叩き込んでくれるところが素敵です。私は毎回ICレコーダーを持参して会話を全て録音し、後でDevalierのアドバイスを全部Wordにおこしてインタビューの想定問答に加える作業をしました。これは非常に効果的でした。Devalierがトレーニング中に聞いてきた質問とその模範解答を本番の面接で何度も繰り返すことになりました。

「デバリエのインタビュートレーニング・コース」のもう一つの利点は、8人グループでトレーニングを受けることです。私のように英会話力そのものに問題がある受講生も、帰国子女で通常の会話には全く不自由しない受講生も、必ずDevalierの前では打ちのめされることになります。必然的に、8人の間には共通の敵(?)を前にした一種の連帯感が生まれます。トレーニングの後にみんなで飲んだビールはとても美味しく、大きなストレスを抱えていた受験期間中の良い思い出です。受講後もメーリングリストを介して色々な情報交換を行なう事ができました。

余談になりますが、ある学校の面接官がInterfaceの卒業生であることが分かり、面接中にもかかわらずDevalierの話題で盛り上がったことがありました。そのおかげもあってか、その学校には合格しました。



【インタビュートレーナー 】

私があるカウンセラーから受けたインタビュートレーニングは過酷でした。私は毎回50分間大声で怒鳴られっぱなしでした。「お前は6歳の子供か」とか「そんな下らない回答を二度と自分の前でするな」とか、「あなたは何様ですか?」と言いたくなるような叱責を受け、いつもトレーニングの後はへとへとでした。口の悪さと激しい「しごき」はDevalierを遥かに上回っています。でも、なぜか私は彼のトレーニング方法が好きでした。あのぐらい強烈に自分の殻を破ってもらったおかげで、いくつもの学校の面接を突破できたと思っています。

インタビュートレーニングの予約を取るときにスタッフの小貫さんが、「彼の千本ノックに快感を覚えてきましたね」と言ったのを聞いて「なるほど」と思いました。まさに彼のインタビュートレーニングはノックです。最初はとても取れないような打球を打ってきて、取れないとひたすら怒鳴られるのですが、回を重ねるうちにその打球に手が届くようになり、最後に上手くキャッチできたときは自分でも達成感がありました(野球に興味が無い人には分かりにくい表現かもしれません。私は高校時代野球部に所属していたので小貫さんの例えは分かりやすかったです)。もしインターフェースでカウンセリングを受講することがあれば、一度は記念に彼の厳しいイインタビュートレーニングを受けてみてはいかがでしょうか。本番のインタビューが驚くほど楽しいひと時に感じることは間違いありません。

最後に繰り返しになりますが、受験準備プロセスのストレスを本当によく理解し、いつも迅速に丁寧に対応してくださった小林さん、小貫さん、小粥さんをはじめスタッフの皆様に深く感謝いたします。どうもありがとうございました。





大学院留学 合格体験記
Duke FuquaMBA(フークアMBA) Class of 2008