留学先:デューク合格体験記 (Fuqua MBA)
大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.271
バックグラウンド:ITソフトウェアベンダー日本法人の営業(8年)
MBA受験を一通り終えて、
*1.やって成功したこと *
*2.経験してみてやるべきだと思ったこと *
*3.やってはいけないこと*
の3点に絞って、合格体験記を書かせていただきたく思います。
*1.やって成功したこと *
● インターフェイスでエッセーカウンセリングを受けたこと
小生、別にインターフェイスの回し者ではなく、自発的に受験期を書かせて頂いているのですが、インターフェイスで、エッセーカウンセリングを受けたことは、間違いなく、合格できた要因のひとつです。具体的に何がよかったかというと、
1)合格者のエッセーを毎年みているカウンセラーの目で、質感を見極めてもらえること
合格できるエッセーの質について、独学で探っていくのは困難かと思います。必死に書いたエッセーが、合格水準にあるかどうか。これを提出前に、見極める上で、何十人もの合格者を毎年輩出しているインターフェイスのエッセーカウンセラーの価値は、高いです。
2)ペースメーカー
カウンセラーの時間を事前に抑え、その前までに、エッセーを送らなければ抑えた時間(=費用)がパーになります。その環境に身をおくことで、Sense of Urgencyを保つことができます。
3)表現力を鍛える
必死になって出したエッセーが真赤になって返ってきます。その軌跡を分析することにより、
-自分の表現がいかに冗長か
-効果的な単語を使うことにより、いかに内容レベルを深めかつ字数を減らすことができるか
の2点を学ぶことができます。
これは、MBAエッセーにかかわらず、英語に関わる上で、一生使えるスキルとして価値の高いものです。
● インターフェイスでインタビュートレーニングを受けたこと
またまたですが、インターフェイスの回し者ではありません。何がよかったかというと
1)準備不足が露呈した
ある程度英語がしゃべれても、Interviewとなると話は別です。聞かれたことに対して、簡潔に、かつPunchを利かせたResponseをだすには、訓練が必要だ、ということがはっきり認識できました。
2)他の人のInterviewレベルを体感できる
10月、11月でInterviewトレーニングを受けることができる方は、それなりの準備をされておりますし、非常にQualityの高い人が多いと思います。その人たちと伍していく感覚は、このような場で効果的に身に着けることができると思います。
*2.経験してみて改めてやるべきだと思ったこと *
● キャンパスビジット
結果論かもしれませんが、キャンパスビジットをしたところで、Dingはなかったです。何がよかったかというと、
1)Interviewに望む前に、在校生と会話をし、入学へのMotivationを高めることができた
2)2年間、期待していることが、実現可能かどうか、手ごたえが得られる
3)日本人学生を通じ、生徒の質、カリキュラムの特徴などが体感できる
● インタビューの練習を早期に実施する
相対的に早期にはじめた感はありましたが、Interviewにおける自分の満足度と合否の結びつきは、何よりも(GMATやエッセーに比較して)強かったです。インタビューのウェイトは、ほぼ同様のスコアでしのぎを削る日本人間ではとても高い、と思いました。いきなりインタビューの練習をしても、突然しゃべれるようにはならないので、少しずつでもよいので、今から準備を始めることをお勧めします。
*3.やってはいけないこと*
● GMATを4回以上受けること
小生も、予備知識なくスタートしたため、GMATの回数は年間5回なので、それを遵守する限り問題ない、と勝手に思い込んでいましたが、スクールによっては、過去の点数の平均点で評価したり、4回以上受けている人を若干減点したり、とGMATポリシーをしっかり持っています。模擬試験なり、過去問題で、しっかりシミュレーションをして、700点くらいとれる感覚がついてから、本番試験をうけるようにされたらよろしいかと思います。私は、結構な回数を受けてしまい、必然的に受験校が絞られました。
小生は、決して優秀な受験生ではありませんでしたが、それでも、希望していた大学に入ることができました。インターフェイスで学んだことが、その要因として非常に大きかった、と今でも素直に思えます。デバリエ先生をはじめとするカウンセラーの皆様、ありがとうございました。
大学院留学 合格体験記
Duke FuquaMBA(フークアMBA) Class of 2009