Harvard MBA 合格体験記

留学先:ハーバード (Harvard HBS MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.225






長い長い受験生活が終りました。MBA受験を決意してから2年半、やる気・自信を失いかけた時もありましたが、絶対MBAに行くという信念と、受験仲間と励ましあう事により、最後まで諦めずに続ける事が出来ました。終ってしまえばあっという間の受験でしたが、振り返ると色々苦労した事が思い出されます。

人それぞれ、バックグラウンド・能力・アプローチが違う為直面する苦労は違うかも知れませんが、自分の経験が少しでも参考になればと思い、自分の受験記を下記します。



スケジュール
                                       
2002年 7月 MBA受験を決意 TOEFL準備開始
    9月 GMAT準備開始

2004年 1月 GMAT690点
    3月 会社のMBA派遣制度合格
    6月 Interfaceでエッセイカウンセリング開始
    8月 Columbia出願
    9月 InterfaceでInterviewコース受講
    10月 Columbia合格
    12月 TOEFL283点

2005年 3月 Harvard合格



(1) TOEFL

Listening があがらず、2年半にわたり受験を続けました。受験プロセスの中で最も苦労したものの一つです。原因は、絶対的な英語力の低さであるものの、勉強のやり方に問題があったかもしれません。TOEFLの勉強自体は3ヶ月ほどで、だらだらと受験を続けてしまいました。もっと短期集中的にTOEFLに取り組めば受験回数は少なくてすんだかもしれません。Listeningの向上のためにいろいろなことをやりましたが、一番効果があったのがListening用の CDを100回近く聴いたこと。あと、やはり英語は単語力。3800単語をLevel4まで10回程度こなし、出来るだけ暗記しました。これは Reading、WritingだけでなくListening、Structureにも効果があったと思います。



(2) GMAT

Verbal が上がらずに苦労しました。予備校で習ったSCとCRのパターンを、問題集を解きながら体に馴染ませました。SCとCRどちらも8割程度出来るようになってからは、納得出来る点数が取れるようになりました。一方、RCの練習をしなかった為、最後まで2問しか解くことが出来ず、総合点が頭打ちとなりました。 SC、CRがある程度出来るようになったらRCにも力入れるべきだと思いました。



(3) エッセイ

会社のMBA派遣選考時に Why MBA?を考えたつもりでしたが、エッセイ作成時のWhy MBA?では苦労しました。エッセイ作成当初は、普段の業務から感じたMBAの必要性を書きましたが、Career goalとの連携が薄く説得力が無かったものと思います。エッセイは全体としてのまとまりが重要です。また学校ごとに求めている人物像、能力に若干の違いがあり、その求めている点を踏まえてのデバリエ氏のアドバイスは大変役に立ちました。Foundation時はデバリエ氏に激しく突っ込まれ、それを経て出来上がったエッセイには納得しています。また、そのようなやり取りを経てデバリエ氏へ全幅の信頼を置いてからは、余計な思考をする事が無くなりエッセイ作成における苦労・時間は激減しました。その空いた時間をInterviewの練習に回せたことは、最後の弱点克服の為に極めて重要であったと思います。

デバリエ氏への信頼は、彼のプロ意識、深い業界知識、MBA受験での豊富な経験、エッセイ・Interviewのトータルな戦略から醸成されるもので、自分ひとりでは絶対書けないエッセイに仕上がりました。海外経験もほとんど無い自分にとってデバリエ氏の助けが無ければ志望校合格は無かったとはっきり言えます。
もう一点、エッセイ作成時に活用したのが近しい人からのアドバイスです。自分の場合は兄弟の助けを借りました。兄弟から見た自分像は客観的であり、的を射ているものでした。兄弟でなくても、パートナー、両親からのアドバイスは大変参考になると思います。



(4) Interview

海外経験のほとんど無い自分にとってInterviewは非常にハードルの高いものでした。実際、Interviewの不出来で不合格/Waitlistとなった学校もありました。Interviewは一回30分〜1時間程度ですが、この間に上手く自分をアピールするには付け焼刃では太刀打ち出来ません。一方、Interviewはエッセイの補完、会話力の確認が目的であり、対応は十分に可能であると思います。これは英会話力の有る人と無い人とで準備にかける時間は大いに変わりますが、無い人でも周到に準備することで克服可能であると考えます。大抵、エッセイの提出後Interview迄1ヶ月以上期間がありますので、その期間全てをInterviewの練習に当てることでInterviewへの対応力は格段に変わります。ここまで長い時間と労力(とお金)をかけてきたので、最後の力を振り絞ってInterviewの対策を練ること、徹底的に練習することをお勧めします。

対策の一つとして受講したInterfaceのInterviewトレーニングでは、Interviewへの総合的な対応策を教わると共に、他の受験生の Interviewを見聞きする事で自分のレベルを知ることが出来、更なる練習への動機付けとなりました。また、このコースの受講生と知り合いになれたことは財産であったと思います。



(5) その他アドバイス

・チームワーク

各学校がチームワーク力を求めていますが、 MBA受験においてもチームワークは非常に重要です。幸い、同じタイミングで友人がMBA受験していた事もあり、彼らとはほぼ毎日のように情報交換、叱咤激励を繰り返しました。情報収集力が高まると同時に、自分が落ち込んでいる時に励ましてくれ、モチベーション維持に大変役に立ちました。MBA受験はマラソンのようなもので、励まし合いながら前に進み続ける事が必要です。

・キャンパスビジット

各学校のWeb-pageからそれぞれ学校の特色を調べることが出来ますが、百聞は一見に如かず。キャンパスを訪問し(10月末)、授業に参加し、在校生と会話する事でWeb- pageでは分からない学校の特色・雰囲気を知ることが出来ました。当初受験しようとしていた学校の出願を辞めたり、受験する予定の無かった学校に出願したりと、キャンパスビジットは学校選定、モチベーションの向上、エッセイ作成に大変役立ちました。

・納得感

受験プロセス全体で最も重視した事が納得感です。合格を勝ち取る為に必要なのは、周到な準備と学校との相性です。前者は努力する事により補えますが、後者は努力では補えません。学校が求めている人物像、能力が異なる為どんなに準備をしても落ちる事があります。心がけたのは、前者で不合格とならないこと。不合格となったのは学校との相性が無かったのだと納得出来るまで準備する事です。受験プロセスでは大変な時期もありましたが、非常に充実していました。多くの人に会い多くのものを学びました。一所懸命取り組んだからこそ受験には満足しています。ただ、もう一度やりたいかと問われたら、Noと答えますが・・・





大学院留学 合格体験記
Harvard HBSMBA(ハーバードMBA) Class of 2007