Johns Hopkins MA 合格体験記

留学先:ジョンズ・ホプキンス (Johns Hopkins University School of Advanced International Studies SAIS)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
SAIS合格体験記 No.529

1.合格校
Johns Hopkins University, School of Advanced International Studies (SAIS)/Master of International Public Policy (MIPP) [進学先]※一部授業料免除付
Tufts University, The Fletcher School/Master of Arts (MA)
Georgetown University, McCourt School of Public Policy/Master of Policy Management (MPM)

2.バックグラウンド
政府関係機関(国際協力)職員として9年目
海外留学歴4年(高校3年、大学1年)/駐在歴4年
IELTS: 7.0

3.スケジュール
2018年4月:IELTS(1回目)
2018年8月:IELTS(2回目)
2018年12月: 社費選考受験
2019年2月:IELTS(3回目)
2019年3月:IELTS(4回目)
2019年3月:社費選考合格
2019年9月中旬:Interfaceでデバリエ先生と出願準備開始
2019年11月上旬~12月上旬:Early Notificationで出願・面接・キャンパスビジット
2020年12月下旬~1月中旬:合格通知

4.スケジュール管理
私は志望校の全てにEarly Notification(EN)による選考があったため、3校ともにENで出願しました。志望校にENでの出願がある場合は、ENでの出願を強くお奨めします。ENで合格できればその後の受験プロセスを進めていく際の精神的負荷を軽減できるほか、仮にもしENでの選考の結果、Deferとなり、Regular Decisionへの選考へ回ったとしても、2度の選考の機会を得ることができることに加えて、ENの方が合格率が高いこと、奨学金を得やすいということを考えてもENで出願するアドバンテージは非常に高いため、前広にENで出願できるようなスケジュールを立てることが望ましいと思います。

まずは全体の大まかなスケジュールを立て、何月に何をすべきかを整理し、その上で9月以降については日割りのスケジュールを立て、何日に何を実施すべきかを整理して、各校の選考締め切りに十分に余裕を持って提出できるように準備する必要があります。私の場合は、早めに準備を進めてENに出願したことで、12月という比較的早い時期に受験を終えることができました。一校でもENでの合格を獲得しておくと精神的に落ち着くことができます。

5.IELTS
 高校時代に留学経験があり、また大学でも英語を使った授業が多い学部に所属していたことや現在も英語を使って仕事をしていることもあり、リーディングやリスニングについては当初から大きな問題はなかったものの、スピーキングとライティングには苦しめられました。 

 まずは、DEVELOP Language Institute のIELTSオンラインマンツーマンレッスンを受講し、IELTS全セクションの対策を実施しました。それでもスピーキングとライティングについてはコツがなかなかつかめなかったので、IELTS試験官が実施しているオンラインでのマンツーマンレッスンを週に1回ずつそれぞれ土日に受講をし、底上げを図りました。

スピーキングについてはより多くのテーマに触れながら、正確な文法を使って長く話せる練習を繰り返しました。まず自分で答えを話し、満足いかなければその不足している箇所が改善されるまで何度も繰り返し練習をし、先生に聞いてもらって、今のスピーキングのスコアの目安を教えてもらうという繰り返しでした。その結果、最後の受験では満足いくスコアが取れ、得点源とすることができました。

ライティングは最も苦労しました。留学時代もアカデミックライティングの授業を受けた経験はなく、コツをつかむまでに多くの練習時間を費やしたほか、テーマによって書きやすい/書きにくいテーマがあるので、試験当日のテーマによっても左右されるという状況でした。過去に出されたテーマをカテゴリー分けし、なるべく多くのテーマを練習するというIELTS試験官の先生の方針の下で、当日のテーマに左右されないよう練習した結果、安定的にスコアを取れるようになりました。

当初は苦手意識の高かったスピーキングとライティングのスコアアップにより、オーバーオールのスコアアップにつながり、米国の多くの大学院で設定されている英語のスコア基準であるIELTS7.0をクリアすることができました。
 
6.GRE
 GREは結果として受験校が任意の提出かつミッドキャリア向けコースについてはGREスコアによって合否を左右しないと明言している大学院ばかりでしたので、結果としてスコアは送付しませんでした。受験校を確定するまではGREスコアの送付を検討していたため、試験対策は行いました。価格がリーズナブルで評判も良く、オンラインでの講義聴講および問題演習が可能なMagooshにまずは申し込み、VerbalおよびMathともに対策を行いました。私は海外駐在をしておりましたので、GRE対策予備校に通うことができなかったため、オンライン対策講座の受講という選択肢しか選べませんでしたが、短期間でのスコアメイクを目指すため、選べるのであれば通学を第一に希望しておりました。
 日本の高校で数学を勉強した方々にとっては160点台後半を取ることはそれほど難しくないと思いますが、私のように高校時代を外国で過ごしたというような人にとっては簡単なことではないので、しっかりと対策を行うことをおすすめします。私はMagooshに加えて、後半は日本人のMBA卒業生でGMAT対策本を出版されている方に相談をし、出題範囲も類似していることからGMAT対策本も使い、Math対策を行いました。

7.Essay
 大学院の出願において最も重要かつ合否に影響を与えるのがエッセイだということは周知の事実です。人によってはこのエッセイを自身で仕上げたり、友人(英語ネイティブ含め)や上司に見てもらい、そこで出されたコメントを反映するだけで提出する人もいますが、私はエッセイコンサルタントの助言はマストであると考えます。その理由は米国をはじめとする世界のトップスクールへの出願においては、世界中からの応募者がいる中でアドミッションの目にとまるエッセイを仕上げる必要があり、そのためには経験と実力を兼ね備えたエッセイコンサルタントの助言が不可欠だからです。
 私は上述の理由から、エッセイコンサルタントとして、業界で最も有名かつ厳しいと評判のデバリエ先生にお願いしました。費用は決して安いものではありませんが、目標を実現する上で、必須の支出と思っております。
 出願間際になるほど精神的に不安定になりやすいものですが、コンサルタントがついてからはプロの客観的な評価を受けてブラッシュアップできるため、自分はむしろ自信と安心を得ることができました。掴んだ結果(奨学金の獲得を含め)を見ると決して高い買い物ではなかったと確信しております。
 私は元々明確なキャリアゴールが自分の中にあり、そのために積み重ねてきた実績や経験があったことや、社費留学の出願にあたって留学の目的等を整理する機会があったので、エッセイに落とし込む内容について困ることはありませんでした。
 エッセイの作成において最も重要なことは過去・現在・未来を1本の線でつなぎ、時空を越えたエッセイを作成することだと思います。すなわち自分のキャリアゴールは何か、それに向かってこれまで何をしてきたのか、そして現在は何をしているのか、今まで積み上げてきたものはどのようなものがあり、あと何を補えばキャリアゴールを達成できるのか、そのためにこの大学院留学をどう位置づけているのかというところを明確にエッセイに落としこむことで説得力のある、アドミッションの目にとまるエッセイになると思います。
デバリエ先生との毎週のスカイプセッションでは、自身で作成したエッセイが、先生からの質問や確認を通してみるみる昇華されていき、それはまるで魔法を見ているようでした。同じ内容について書いていても洗練された表現を駆使して、ストーリーとして人の心に刺さるエッセイとなることで読み手にとっては全く違う印象を与えることができることを実感しました。
進学先かつ第一志望であった大学院のエッセイには合計で1ヶ月半をかけて、推敲に推敲を重ねてデバリエ先生に何度も何度も見ていただき、最後は納得するエッセイを書き上げ、提出することができました。

8.推薦状
 すでに大学時代にお世話になった先生とは疎遠になっていたので、職場の元上司2名と仕事でご一緒させていただいた大学の元教授にお願いしました。
 推薦状は全て自身でドラフトをし、デバリエ先生に見ていただいた上で、推薦者に送付し、コメントがあればまた修正してデバリエ先生に再度見ていただいた上で、推薦者に送付するということを繰り返しました。推薦状はミッドキャリアの場合、自身でアピールしたい経験を積んだ部署の上司に頼み、エッセイで一番伝えたいメッセージを補完できる内容になっているか、またエッセイでアピールしきれていない点がそれぞれの推薦状でバランスよくアピールできているか等の視点が重要だと思います。
推薦者の中には関わりがあまり深くなく、結果として作成を依頼したものの、なかなか推薦状をドラフトする際にアイディアが浮かばないといったこともあったため、自身との関わりが強かった方(推薦者とのエピソードがたくさんある方)へお願いすることをお奨めします。

9.キャンパスビジット(+聴講)および面接
受験したうちの2校は面接が必須となっておりました。米国在住者以外はスカイプでの面接が原則となっておりましたが、2校とも交渉をし、オンキャンパスでの面接にしていただきました。これはデバリエ先生と相談した結果でもありますが、進学したいという思いは画面越しではなく、直接伝えた方が圧倒的に伝わりやすいためであり、実際に面接を行うとその通りだと実感しました。
進学先の大学院の面接官は私が出願したアドミッションから任命された私が出願するコースに在籍している留学生でした。この面接を機に合格後も気兼ねなく大学院での勉強に関する質問や生活面での質問ができる関係を築くことができました。また、アドミッションの配慮もあり、キャンパスビジット時には副専攻を希望しているKorea StudiesのProgram Coordinatorも紹介いただき、Korea Studiesの授業に関する質問を直接することができたほか、合格後も開講される授業の情報や事前準備に関するやり取りができる関係を築くことができたことからも、志望度が高い出願先のキャンパスビジットは合格後の関係作りも含めて心からお奨めします。また、履修予定の授業を聴講したり、キャンパスやキャンパス周辺を散策することで、具体的な留学生活のイメージを持つことも可能になりました。

10.最後に
 大学院出願は非常に大変なプロセスでした。仕事をかかえながら出願プロセスを進めることは決して容易ではありません。そんな中で出願プロセスを勝ち抜くために的確なアドバイスをいただけたデバリエ先生には大変感謝しております。これから大学院への出願を検討される方にもデバリエ先生を強くお奨めいたします。厳しいコメントもありますが、そのコメントを素直に受け入れ、エッセイ等を昇華させていくことが勝利への最も早い道だと確信しております。

大学院留学 合格体験記
Johns Hopkins School of Advanced International Studies(ジョンズ・ホプキンス高等国際問題研究大学院SAIS) Class of 2022