Michigan GMBA 合格体験記

留学先:ミシガン (Ross Global MBA Program GMBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
GMBA合格体験記 No.359






【バックグラウンド】

外資系戦略コンサルティングファーム 4年半 (エネルギー・素材産業、環境分野)
学位:材料工学修士(半導体関連材料プロセス)
海外経験: 社費語学留学 カナダ6ヶ月、海外研修・出張 年数回
TOEFL 101、 GMAT 640 



【出願校・結果】

Michigan GMBA: Early decisionで出願。合格・進学予定
HEC: 第一ラウンド出願。pre-selection後、withdraw



【スケジュール】

2008年に周囲に影響されMBA準備を漠然とはじめたものの、その費用対効果を含めて考えた時の意義を自分の中で明確化できなかったこと、結果TOEFL / GMATが思い通りに上がっていかなかったこと、またプライベートでは子供が産まれる予定があったこともあり、結局出願を一年延長する形になりました。

今年(2009年)になり、家族と自分の将来についてじっくり考える機会があり、自分のキャリアゴールへの意味合い、家族との時間の確保という仕事、プライベート二つの視点で考えたときやはりMBA留学は魅力的なオプションだという結論に達し、家族の後押しを得て真剣にMBA出願準備への取り組みを始めました。

この時点で8月末でしたので、だいぶ遅いスタートでしたが、早速にインターフェースのデバリエ氏との面談予約をとりつけ2週間後にはカウンセリングを始め、短期決戦で11月初頭に第一志望校からオファーを頂きました。(ちなみにGMAT/TOEFLは出願校選定時点で第一志望のMichigan GMBAの要求水準をクリアしていたため、エッセイ準備に力の配分をシフトしました。)



【出願経験を通じての気づき(成功の鍵)】

今回、仕事・家族との時間への影響を最小限に抑えて効率的に出願準備を進め、短時間で自分のキャリア目的に沿った最適な学校に合格することができたことに非常に満足しています。今振り返って、成功要因を考えると大きく3つのポイントに集約されると考えています。

(1) 差別化された出願校ポートフォリオ

今年は金融危機の影響か社外の友人の間でもMBA受験を考えている人が多く、社内競争も熾烈な状況が予想されました。以前から疑問に思っていたのが日本人の間で人気のあるスクールと、グローバルに見て評価の高いスクールにギャップがあることです。自分の中でぶれない学校選択の軸を作り受験校を選ぶことで、自分のキャリア目的に沿った、そして他の日本人受験生と差別化されたポートフォリオを組めると思っていました。

私の中でMBAを通じて獲得したいものは明確で、将来環境・社会ビジネスにおけるグローバルリーダーになるため、この分野でのコンテンツの充実が第一評価基準でした。さらに妻の仕事への復帰を考え、1-1.5年程度のプログラム、安心して子供を育てられる治安の良さを加え、この3軸で評価し、学校のスクリーニングをすることで、自分として本当に行きたいが、特に日本人が第一ラウンドで殺到しなさそうな学校を含め、差別化されたポートフォリオを組むことができました。

この過程でデバリエ氏には大変お世話になりました。彼は日本人にとってマイナーなスクールも含め世界中のトップ校のほとんどを実際に訪れ、アドミッションオフィスとも話をしているため、外からのリサーチでは見えない、各校の「本当のところ」を知った上で相談に乗ってくれました。自分のNWを使い分散した各校の情報収集することも可能なのかもしれませんが、自分でリサーチを行ってドラフトを作成した上でデバリエ氏と話すことで、非常に短期間で(最初のアセスメントミーティング+数回のメールのやり取り)効率的に進めることができました。

(2)「相思相愛」の関係構築を念頭に置いたコミュニケーション

各スクールのアドミッションスタッフから見て、この受験生は自分のどこが気に入ったのか(Why this school?)、この受験生のどこが好きになれそうか(Why this candidate?) 、という双方向のニーズ・提供価値の一致がエッセー・インタビューでのコミュニケーションで重要だと思います。これを念頭に置いた上で、あまり他の受験生が書かないであろう意外性のある、「刺さる」ポイントを盛り込んでいきました。

Why this school?で差別化するにはポイント①でも述べたような外からだけでは取りにくい情報をどれだけ収集できるかが鍵だと思います。一方で、Why this candidate?に関しては、まず、レジュメ作成時点で、自分が過去のイベントを洗いざらい書き出し、人生データベースを作成しました。(A4 5ページ程度になり、デバリエ氏にはレジュメ一枚にまとめるのが死にそうに大変だったと文句を言われましたが)この活動の中で自分の訴求点を理解し、各スクールの特徴を鑑みて刺さるであろうポイントを選び出し、織り込んでいくことが有効だったように思います。

コンテンツの中身に関して、これを書こう、これを話そうというのは早い段階で決まりましたが、大きなチャレンジだったのが、この内容を英語でわかりやすく、簡潔に、そしてインパクトを損なわずに伝えることでした。私はインターフェースでエッセイカウンセリング、インタビュートレーニングコースを受講していましたが、単に受験対策のサポートではなく、キャリア上で重要なスキルであるコミュニケーションスキルのコーチングの質の高さを感じました。出来上がったエッセイの質、インタビュー準備の仕上がりもさることながら、英語環境でのコミュニケーション能力の向上を実感しています。

(3) 持続可能性を担保するためのプロセスマネジメント

私の場合仕事と家庭のケアとMBA受験の3つを両立させる必要があり、どれか一つが回らなくなると生活が破綻する可能性がありました。これを避けるため、受験を決意してから直ぐに受験校ごとの受験全プロセス、スケジュールを理解し、自分のカレンダーを照らし合わせ、生活を破綻させる危険要因を把握し、事前に対処できるよう手を打つように心がけました(例えば、大事な会議がある週には前の前の週から家庭のケアに励み、週末も時間をとらせてもらい集中的にエッセイを書きだめするなど)

プロセスを把握するにあたって非常に重宝したのがインターフェースのMGSCのメールによる質問回答サービスです。何分、MBA受験自体まったく初めての経験のため、細かい質問が多数沸いてきて躓くことが多いのですが、MGSCのサービスでは一日以内に回答が返ってきたため、時間をロスすることなく、早い段階で全体像を把握することができました。また、週に一回のデバリエ氏による非常に厳格なカウンセリングはマイルストーンの役割を果たし、タイトなスケジュールの中、自分に妥協することなく、プロセスを進めることができました。



【おわりに】

上記で述べたとおり、今回の成功要因の一つ一つに、インターフェースの保有資産、(各スクールへの深いインサイト、
受験生への必要スキルの移転能力、出願情報データベースなどなど)の大きな貢献があり、逆に言うとこれらインターフェースの資産をフル活用し、効率を最大限高めることができたことが最大の勝因だったと言えると思います。

最後になりましたが、今回のMBA受験を強力にサポートしていただいたインターフェースのスタッフの方々、特に、出願カウンセリングを超えてキャリア形成上のアドバイスを多数頂いたデバリエ氏に深く感謝を申し上げて筆を置かせていただきます。有難うございました。





大学院留学 合格体験記
Michigan RossGMBA(ロスGMBA) Class of 2012